ウィリアム・ザ・ランナウト

ウィリアム・ザ・ランナウト(William The Runout)

年齢:20 学年/職業:高校三年生(留年二年目) 性別:男 レベル:5 メイン:戦士 サブ:錬金術士 エクストラ:侍 追加サブ:-
種族:人間
参戦回数:3回 学園:戦技高 素行:D 身長:186cm 体重:73kg PL名:箱
アイコン:アクセル=ロウ(GUILTY GEARシリーズ) イメージCV:小野坂昌也
イメージソング:StaRt/歌詞
キャラクターシート


「オ~ケイオ~ケイ、ちょっと待った!!その話、ちょ~っとばかし俺に預からせてもらえない?」

「あ゛―――っ゛(汚い高音)!!ちょっとちょっとタンマァァァァァァァァッ!?幾ら三枚目だからってこんな状況あるぅ!?」

―――ツーアウト先輩ことウィリアム・ザ・ランナウト、諍いに割って入ったり突如謎のマッチョ集団に追いかけられたりする風景を抜粋

概要
黙った姿は二枚目半、喋る姿は三枚目。
あまりにも緩く振る舞いアバウトに活動するさまはまさに20歳児。
かの五大高校である戦技校において伝説の三年連続留年を果たすのではないかと周囲に噂されるまるでダメなお兄さん。
それがウィリアム・ザ・ランナウト。通称ウィル、もしくは戦士高校のツーアウト先輩である。
あちこちの騒動に首を突っ込む為学園内外問わず名が知られているが、
なぜか知られているのは概ねツーアウト先輩の通り名。
彼と戦技高は泣いていい。

外見
金髪碧眼の日本人が一般的に連想する外国人的なヘア&アイカラー。
トレードマークの赤いバンダナを常に頭に巻き、改造制服(短ラン)を羽織り赤いシャツを着用する校規を投げ捨てたスタイル。
全体的に周囲からチャラいと認識される格好を好み、本人もチャラいことは否定しない。*1
余談として、服装の趣味は概ね上記の通りだが、本人の拘りか単なる趣味か、バンダナ以外の服装の何処かに必ずケーリュケイオンの意匠が入っている。
甘いマスクの文句なしの二枚目なのだが、生来のいい加減でナンパな性格とだらしなくにやけた口元と相まって
周囲からの評価は満場一致で三枚目。

性格
基本的には見かけどおりの不真面目かつナンパな三枚目。
三枚目であることについては最早本人ですら認めており、自分からネタにすることも。

不名誉な称号であるツーアウト先輩の仇名についても、それ以外の変な仇名(○○先輩)で呼ばれれば
軽妙な語り口で訂正するなど、その芸人根性は筋金入りと言える。
+ 一例:スベり芸先輩と呼んだ場合
「卒業にスベりネタにスベり、おまけに明日とも知れぬ日々をスベっている私めですが、絶対に滑れない日々をお過ごしの受験生の方々はどうお過ごしでしょうか?」
「どうも、スベりにスベり、行く川の流れは絶えずして、しかし元の水にあらずに紛れて流されるばかりのツーアウト先輩です。――ってそれただのどざえもん!!」

実際のところ頭の回転は切れる方であり、その気になれば冷静に状況を分析し鋭い指摘もできるのだが
本人曰く「性に合わないし考えすぎても楽しくないっしょ?」とのことであり方針はどうあがいてもアバウトである。
しかしながら所々でその頭の回転の速さは片鱗を覗かせ、後述の戦い方にも見られるように非常に老獪な側面を見せることも。

争いごとを好まない平和主義者。大抵のことは話し合いで済ませようとする。
また、後述の来歴上弁舌に長け、特に組織間における外交交渉においては無類の実力を発揮する。
つまるところやればできる男であるはずなのだが、普段のナンパさがそんな雰囲気をあまり感じさせない。

結論するとお調子者のお人よしであり、余程のことがなければ誰とでも偏見なくフレンドリーに接する。*2
「困った人には親切にする。女の人なら尚更親切にする」が信条。
そのお人よしぶりは筋金を通り越して最早鉄骨入りであり、当然の帰結として周囲からの無茶振りを受けては悲鳴をあげて火中へ飛び込み
彼は血反吐を吐く羽目になるのだが気にしてはいけない。

+ 性格アレコレ
人格の基本骨子は陽気・誠実・善良・小心者。
公共の場では何かにつけてハイテンションに振舞うが、誰かと一対一で話したりする時などは
落ち着いた大人としての態度が顔を覗かせることがある。
所謂ペルソナの切り替えであり、解りやすく説明すると目下向けに「皆の明るく楽しいお兄さん」として振舞うか
「酸いも甘いも噛み分けた大人」として振舞うかを相手や状況に合わせて使い分けている。
ちなみにこれらは目下向けの振舞い方であり、同年代だったり個人的に雑に扱っていいと認識した相手にはまた態度が変わる。
どれが本物・偽物の態度という訳でもないので、酔狂かつ暇を持て余すような人物は彼の多様な側面を追っていくのも面白いのかもしれない。


一方で性根が俗っぽく小市民的なので危険や苦難に対しては人並み、あるいはそれ以上にビビりがち。
但し何度も話題に挙がったように根本からしてお人よしである為、もし彼の周囲の人々が危険に巻き込まれた場合
心の奥底でビビりながらも勇気を奮い立たせて危険の渦中へ飛び込んでいく。
見方を変えれば知り合いが関わっていれば自分が関わらなくてもいい危険であっても首を突っ込むということであり、
当人もそれを解っているのでそうした性質を「貧乏クジ」と呼んで憚らない。
とはいえ本人が世渡り上手であり、物事を丸く治める能力に長ける為
荒事でなければ本人一人でそこそこどうにかする。

一人でどうにかならない場合、迷わず知り合いに頼んでどうにかする。
曰く「過去の教訓」であり、ある意味その割り切りの良さが彼の武器の一つなのかもしれない。

来歴

曰く、英国出身。
幼少期は母国で過ごしたようだが、本人が明るいノリで零す片鱗を聞く限り客観的に見てあまり幸福な過去は過ごせてないらしい。

学園都市には12歳の頃から暮らしているそこそこの古株。
口の巧みさと残念さはこの頃から既に全盛期だったようで、彼に纏わる喧嘩の仲裁や彼が起こした醜態のエピソードは数多い。

後に松門戦技学園に入学。体育会系の気質が多い戦技高において基本平和主義者である為、
案の定喧嘩の仲裁、そしてHFOが引き起こすトラブルの仲裁を行っていたようだ。結局仲裁まみれの日々である。
こうしたことから今もHFOとは腐れ縁であり、よくトラブルの仲裁を持ち込まれるとか。

しかし、高校三年生のある時期を境に二年間禄に学校に姿を現さなくなり、それが元になって二年間留年という憂き目にあってしまったらしいが
本人はどこ吹く風とばかりにヘラヘラ笑っている。大物なのかただのバカなのか。

+ 留年の噂
彼が二年間留年したツーアウト先輩なのは学園内外で広く知られているが
そもそも何故彼が二年間留年したかについては知られていない。

公的には出席日数が足りず留年、となっているが
邪推をする生徒も多く、曰く犯罪組織に関わりがあった、大きなトラブルに巻き込まれた……などの噂が存在する。

また、彼の過去の一部に関するデータは執行委員の上役が封鎖を行っているという話もあり、
彼が何らかの犯罪組織に関わりがあった、という説を裏付けている。

だが本人がどうしようもないお人よしであるのは疑いようのない事実であり、
当人も「隠すつもりはないんだけどねぇ、ペラペラ喋ると将来や執行委員のお偉いさんに悪いし…」という話を…おい自分で情報封鎖の案件をほぼ認めるんじゃない。


補足
中学三年生の頃から「部活動」と称して学園都市内で発生する軽~中度の揉め事の調停や各部・組織間の利害の調整などの
交渉人のような仕事を行っており、現在も継続してそれを行っている。現在後輩募集中。
……とかいってたら最近になってまさかの入部者が出現、正式に部活動として発足することになった。詳細は後述。
特に第二学区においてはフリーマーケットにてあちこちの店の取引や仲介の交渉代理を率先して請け負っており、ちょっとした顔役として知られる。
しかし、なぜか各地で噂に尾ヒレがつき宇宙旅行した結果、学園内外で広まっているのは交渉人の異名ではなくツーアウト先輩である。
彼は泣いていい。


また、裏商店で取引される商品の仲介業も当然のようにこなしており、執行委員としての報酬以外での収入源としている。
スリーアウトバッターチェンジ、もとい留年がかかっているのにそこそこアレなことをやっているが気にしてはいけない。*3

重度のカナヅチであり、浮き輪などがない状態で脚がつかない水場に行くとあっという間に溺れてしまう。
また掃除も料理も苦手であり、彼が暮らす住居は当然の如く散らかっていて主食はカップメン。一人暮らしの男の王国である。*4


+ 学園都市生活支援部
執行委員でのとある仕事の一件を機に現れた入部希望者。
しかしツーアウト先輩が行っていた自称部活動はその実本人が部活動だと言い張るだけのエア部活であった。
まさかの事態を打破するべくツーアウト先輩が戦技高で発足した新たな部活、それが学園都市生活支援部、通称交渉部である。

主な部活内容は上述の通り、学園都市周囲の小~中規模な揉め事の解決と組織間交渉の仲介など。
現状主な部員が元不良のチンピラ達である為、主な仕事は部長のウィルが引き続き行っており、
その他の部員は現在ツーアウト先輩指導の元交渉術の勉強や不良の更正などの活動に勤しんでいる。
とはいえ頭脳労働要員がどうしても少ないため、やっぱり新規部員募集中。集まれ戦技高の自称インテリ。

余談として、活動内容がHFOと被っているのではないか?として教師陣の一部からは部活の発足に大して異論を出す声もあったが
ツーアウト先輩は持ち前の交渉術をフルに活用して丸め込み無事発足にこぎつけた。
留年二回もやらかして教員からはブラックリスト筆頭であろうはずなのに上手いことやるとはこの男は一体どんな口先の魔術を使ったのだ。


能力

Some Like It Hot? -お熱いのはお好き?-


爆破練成者。
錬金術により特殊な粉塵、あるいは火薬を周囲に散布し、それを自らが作り上げた特注ロッド、"デトネイター”や靴に仕込んだ金属にて着火、敵を爆破する戦術を得意とする。
爆破の規模と範囲はかなりのレベルで応用が利き、攻防一体の活用が行える。
ウィルはこの魔法に加えて学園都市で身に着けた古武術を組み合わせた近接戦闘を得意とする。
周囲の地形を利用・操作して戦う戦術を得意とし、当人の悪知恵も相まってその戦い方は時に非常に悪辣。
話術で相手の心を揺さぶり、爆破で相手を動かし、確実に仕留めていく戦いぶりは真っ向からの白兵戦闘を至上とする戦技高において異端とされる。
平和主義者の彼らしからぬ攻撃的な魔法を使いこなすが、当人によれば「交渉人ならある程度の武力持たないとね?見せ札って大事よ、にょほほほ」とのこと。案外強かである。

+ 使用武装
+ デトネイター
ウィルが錬金術によって自前で作り上げた専用三節棍。
振り回すことによってロッド表面の素材が剥離、粉塵として周囲に巻き上がるようになっており、更に魔力を注ぎこむことによって火花を発生させることが可能。
この二つの機能を組み合わせることによって自在に粉塵爆発現象を操ることができる。
棒には銘として『Some Like It Hot』の文字が刻まれている。
錬金術師であるウィルはこの武器の改造に日々余念が無く、最近はジェット噴射機能や対魔物用を想定した切り札を仕込むなど、着々と機能は充実している。

+ 絶招術式
銘は『BURNOUT』。
砲撃士が使う砲の機構をアイデアにウィルが作り上げた奥の手。
起動するとまずデトネイターを中心として三層の筒状の魔法陣からなる擬似砲身を展開する。
この三層の魔法陣はそれぞれ弾丸となる火薬の生成・生成した火薬の収束・収束した火薬の着火、および爆発の指向性の付与といった機能を担っており、
それらを正しく駆動させることで超大量の火薬を相手の零距離で炸裂させ、さらにその爆発を一気に収束、指向性を持たせて相手に叩き込み爆砕する、ある種のパイルバンカーに酷似した攻撃術式。
ウィルが用いる術式の中でも一際攻撃性が高く、それ故か基本的に対人相手には出力にある程度のリミッターをかけ、相手を殺さないように運用する。
三層の魔法陣を同時に起動・運用する繊細な術式であり、少しでも構成式にエラーが発生すると不発・ないしは自滅を招く。
その為撃った後には構成式のチェック・修正が欠かせず、撃った当人の肉体にも結構な負担がかかる為連発はできない。


最早デトネイターの方が本体とは言ってはいけない。

+ 賢者の石
金色の金貨型。表裏にそれぞれ魔術師と旅人の意匠を刻んである。
賢者の石の基本機能としてウィルの魂の一部を複製、バックアップしているが、
それとは別にもう一つの術式を刻んであるようだ。
最近はこの賢者の石でコイントスするのがマイブーム。お前それでいいのか。

データ的にはある程度の自衛もできるストライカー。
若干火力不足かもしれないけど何れ装備は新調したいところ。

+ 参加セッション

+ 人間関係
筒壬住吉
元後輩、現同級生。
二年前にそれなりに付き合いがあり、割と遠慮せずにボケていく。
数少ない留年前の自分と付き合いのあった人物ということもあり、深い信頼を置き目をかける。あ、本人にはナイショね?

ジャスパー・ロス=ライラック
ラムネの会長。
その人格にシンパシーのようなものを感じているのか、個人的に友情を抱いて親しくする。また今度一緒に悪巧みしようぜ。
基本的に会長と呼ぶが、当人としてはアダ名としての意味合いが強い。TOKI○のリーダーがリーダーというあだ名で呼ばれるようなもの。

謎のダークヒロインX
同級生で同い年の友人。
年齢が同じということもあり彼女相手には普段とは若干違う口調で話す。
ヒーローと呼んでもらったのは、個人的には似合っていないと思うけど嬉しいよ。


PickUp



キャラクター情報

+ キャラクターメモ

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最終更新:2017年05月25日 04:18

*1 い、一応真面目な交渉の席じゃそれなりのカッコは考えるのヨ?

*2 馴れ馴れしいとも言われちゃうのよね

*3 バレなきゃギリギリセーフ!セーフ!!

*4 欠点がスリーアウトっていうのやめたげてよぉ!!