ダンジョンルール

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 ダンジョンを探索するためのルール。  主にミドルフェイズの道中探索シーンで使用されるが、  ひとつのセッションすべてをこのルールで管理することもできる。 ☆エリア  ダンジョン内の部屋や洞窟などの限られた区画を「エリア」と定義する。 *基本進行  エリアに入るとPT全体に対して1回の挑戦権が与えられる。  エリアに応じて設けられた判定を挑戦人数内で達成していくのがこのルールの目的だ。  同じエリアで同じキャラクターが行える行動は1回だけ(例外処理については後述)。 **基本行動  判定への挑戦者はムーブ・マイナー・メジャーそれぞれでアクションを行う。  このうち、ムーブアクションでセットアップスキルを使用でき、  メジャーアクションで挑戦する判定やチームワークの対象などを宣言する。 **挑戦人数  そのエリアの判定に対して挑戦出来る人数。  例えば、5人PTで挑戦人数が3人のエリアに挑戦する場合、  5人の中から3人の挑戦者を選出し、その3人の中で判定やチームワークを行う。  なお、(判定支援などの)スキルおよび協調は、  挑戦人数の枠外のキャラクターも同じエリアにいるのであれば使用できる。 **連続行動  同じエリアで複数の判定に1人で挑戦する場合に使用する。  MPを[ML+5]点支払うことで連続行動が行える。  ただし、この連続行動は挑戦人数の枠を使用することに注意すること。  例えば「挑戦人数2人、罠探/15+探索/18」という判定があった場合、  [ML+5]点のMPを払うことで2人分の行動を行い達成することができる。  1人のキャラクターが行うエリア内での連続行動の回数に制限はない。 **チームワーク  自身の判定への挑戦権を放棄し、代わりに他のPCの判定を支援するアクション。  メジャーアクションで宣言し、対象キャラクターのエリア内での次の判定に+2Dする。  チームワークを宣言する際もムーブアクションとマイナーアクションは別途行える。 *再挑戦  再挑戦を行うには一定時間の経過を待つ必要がある。  その際、ダンジョンごとに決められたバットイベントが発生する。 *簡易戦闘  簡易戦闘とは、  主にダンジョンルール内での戦闘データを目標設定に使用するが、  GMはそれ以外のシーンやセッションでこのルールを使用することもできる。 **簡易戦闘の流れ  「エリア」「基本進行」「基本行動」「挑戦人数」「連続行動」「チームワーク」  などの基本処理についてはダンジョンルールと同様なのでそちらを参照すること。  簡易戦闘がダンジョンルールと異なるのは、達成すべき目標と方法である。  簡易戦闘では簡略化されたエネミーと交互に攻撃を行い、  エネミーのHPを0にすることを含めたエリア内の全目標の達成を目指すことになる。 **データの見方について  簡易戦闘におけるエネミーデータは以下のように簡略化した形で記述されることがある。  【簡易戦闘/防2/攻2/物20/魔20/HP200】  挑戦人数:6  防:防御が必要な人数(防御人数)⇒ここでは防御人数2人  攻:攻撃が可能な人数(攻撃人数)⇒ここでは攻撃人数2人  物:簡易戦闘エネミーの物理防御の値⇒ここでは物理防御20  魔:簡易戦闘エネミーの魔法防御の値⇒ここでは魔法防御20  HP250:簡易戦闘エネミーのHPの値⇒ここではHP250  簡易戦闘エネミーには結界強度は存在しない。  このほか、記述されていないデータを対象とした行動やダメージは効果を発揮しない。  (例:LP攻撃など)  また、データの横に「+罠探知24」などと追加で判定などが書かれていることがある。  この場合は、エネミーのHPを0にすることに加えてその目標も達成する必要がある。 **防御側と攻撃側  簡易戦闘の処理はPTの防御側から始まる。  PTは防御側に挑戦するキャラクターをデータで指定された人数だけ選出する。  選出されたPCは防御の開始を宣言する。これはメジャーアクションとして行う。  GMはエネミーに設定された攻撃判定とダメージロールを行い、  防御側に挑戦したキャラクターたちはリアクションやDR前後のスキルの使用などを行う。  この際、防御側に挑戦していないキャラクターもスキルによる支援などが可能である。  ただし、簡易戦闘中は[カバーリング]によって好意を得ることはできない。  防御側の処理を終わるらせることではじめてPTは攻撃側の処理に移ることができる。  攻撃側は攻撃判定とダメージロールを行い、エネミーはダメージを受ける。  PT全体の1回の挑戦権ですべての目標を達成できなかった場合、  簡易戦闘エネミーはHPの値を引きついで2回目の挑戦が行われる。  これらを繰り返し、全目標を達成することでエリアを進められる。 *★Q&A★ Q.簡易戦闘でも連続行動は可能ですが、具体的にどのような処理になりますか?  データ横の追加判定についても詳しく教えてください。 A.たとえば、以下のデータがあるとします。  【簡易戦闘/防2/攻2/物20/魔20/HP200】+罠探知24  挑戦人数:6  PC1は耐久に優れる戦士、PC2とPC3がアタッカー魔道士、  PC4が罠探知スキルを持つ異能者で、PC5は聖職者でした。  まず、PC1が防御の開始を宣言(1枠目)。  攻撃に対するリアクションはディフェンダー、ダメージはPC5がプロテクションで軽減。  さらに連続行動を使用して追加で防御の開始を宣言(2枠目)。同様の処理を行う。  その後、PC3とPC4が攻撃側としてそれぞれ攻撃(3枠目・4枠目)。エネミーのHPを0にした。  最後にPC5がPC4にチームワークを宣言し(5枠目)、PC4が罠探知を達成(6枠目)。  このようにして一連の処理が行われます。
*ダンジョンルール  ダンジョンを探索するためのルール。  主にミドルフェイズの道中探索シーンで使用されるが、  ひとつのセッションすべてをこのルールで管理することもできる。 #contents ☆エリア  ダンジョン内の部屋や洞窟などの限られた区画を「エリア」と定義する。 *基本進行  エリアに入るとPT全体に対して1回の挑戦権が与えられる。  エリアに応じて設けられた判定を挑戦人数内で達成していくのがこのルールの目的だ。  同じエリアで同じキャラクターが行える行動は1回だけ(例外処理については後述)。 **基本行動  判定への挑戦者はムーブ・マイナー・メジャーそれぞれでアクションを行う。  このうち、ムーブアクションでセットアップスキルを使用でき、  メジャーアクションで挑戦する判定やチームワークの対象などを宣言する。 **挑戦人数  そのエリアの判定に対して挑戦出来る人数。  例えば、5人PTで挑戦人数が3人のエリアに挑戦する場合、  5人の中から3人の挑戦者を選出し、その3人の中で判定やチームワークを行う。  なお、(判定支援などの)スキルおよび協調は、  挑戦人数の枠外のキャラクターも同じエリアにいるのであれば使用できる。 **連続行動  同じエリアで複数の判定に1人で挑戦する場合に使用する。  MPを[ML+5]点支払うことで連続行動が行える。  ただし、この連続行動は挑戦人数の枠を使用することに注意すること。  例えば「挑戦人数2人、罠探/15+探索/18」という判定があった場合、  [ML+5]点のMPを払うことで2人分の行動を行い達成することができる。  1人のキャラクターが行うエリア内での連続行動の回数に制限はない。 **チームワーク  自身の判定への挑戦権を放棄し、代わりに他のPCの判定を支援するアクション。  メジャーアクションで宣言し、対象キャラクターのエリア内での次の判定に+2Dする。  チームワークを宣言する際もムーブアクションとマイナーアクションは別途行える。 *再挑戦  再挑戦を行うには一定時間の経過を待つ必要がある。  その際、ダンジョンごとに決められたバットイベントが発生する。 *簡易戦闘  簡易戦闘とは、  主にダンジョンルール内での戦闘データを目標設定に使用するが、  GMはそれ以外のシーンやセッションでこのルールを使用することもできる。 **簡易戦闘の流れ  「エリア」「基本進行」「基本行動」「挑戦人数」「連続行動」「チームワーク」  などの基本処理についてはダンジョンルールと同様なのでそちらを参照すること。  簡易戦闘がダンジョンルールと異なるのは、達成すべき目標と方法である。  簡易戦闘では簡略化されたエネミーと交互に攻撃を行い、  エネミーのHPを0にすることを含めたエリア内の全目標の達成を目指すことになる。 **データの見方について  簡易戦闘におけるエネミーデータは以下のように簡略化した形で記述されることがある。  【簡易戦闘/防2/攻2/物20/魔20/HP200】  挑戦人数:6  防:防御が必要な人数(防御人数)⇒ここでは防御人数2人  攻:攻撃が可能な人数(攻撃人数)⇒ここでは攻撃人数2人  物:簡易戦闘エネミーの物理防御の値⇒ここでは物理防御20  魔:簡易戦闘エネミーの魔法防御の値⇒ここでは魔法防御20  HP250:簡易戦闘エネミーのHPの値⇒ここではHP250  簡易戦闘エネミーには結界強度は存在しない。  このほか、記述されていないデータを対象とした行動やダメージは効果を発揮しない。  (例:LP攻撃など)  また、データの横に「+罠探知24」などと追加で判定などが書かれていることがある。  この場合は、エネミーのHPを0にすることに加えてその目標も達成する必要がある。 **防御側と攻撃側  簡易戦闘の処理はPTの防御側から始まる。  PTは防御側に挑戦するキャラクターをデータで指定された人数だけ選出する。  選出されたPCは防御の開始を宣言する。これはメジャーアクションとして行う。  GMはエネミーに設定された攻撃判定とダメージロールを行い、  防御側に挑戦したキャラクターたちはリアクションやDR前後のスキルの使用などを行う。  この際、防御側に挑戦していないキャラクターもスキルによる支援などが可能である。  ただし、簡易戦闘中は[カバーリング]によって好意を得ることはできない。  防御側の処理を終わるらせることではじめてPTは攻撃側の処理に移ることができる。  攻撃側は攻撃判定とダメージロールを行い、エネミーはダメージを受ける。  PT全体の1回の挑戦権ですべての目標を達成できなかった場合、  簡易戦闘エネミーはHPの値を引きついで2回目の挑戦が行われる。  これらを繰り返し、全目標を達成することでエリアを進められる。 *★Q&A★ Q.簡易戦闘でも連続行動は可能ですが、具体的にどのような処理になりますか?  データ横の追加判定についても詳しく教えてください。 A.たとえば、以下のデータがあるとします。  【簡易戦闘/防2/攻2/物20/魔20/HP200】+罠探知24  挑戦人数:6  PC1は耐久に優れる戦士、PC2とPC3がアタッカー魔道士、  PC4が罠探知スキルを持つ異能者で、PC5は聖職者でした。  まず、PC1が防御の開始を宣言(1枠目)。  攻撃に対するリアクションはディフェンダー、ダメージはPC5がプロテクションで軽減。  さらに連続行動を使用して追加で防御の開始を宣言(2枠目)。同様の処理を行う。  その後、PC3とPC4が攻撃側としてそれぞれ攻撃(3枠目・4枠目)。エネミーのHPを0にした。  最後にPC5がPC4にチームワークを宣言し(5枠目)、PC4が罠探知を達成(6枠目)。  このようにして一連の処理が行われます。

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