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**旧黒羽神社の異界 一部消滅に成功
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新学期から卯ノ校に設立された魔法を扱えるようになった学生の部隊「学徒隊」の
活動によって、 旧黒羽神社跡に発生した異界の一部消滅に成功。 平行世界に
飲まれたとされる黒羽神社への侵攻の足がかりとなるか。(筆:八月三十一日 明)
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土地神・しろたえの要請により学徒隊5名が異界に潜入。核の破壊を試みた。
立ち入り禁止区域となっている黒羽神社跡には現在いくつもの異界が発生している
状況であるという。学徒隊はそのうちの一つに潜入し探索を行い奥の「部屋」に
待ち構えていたアストラル人『ミムシャ』と遭遇、戦闘を行い勝利し核の破壊に成功した
模様。
異世界への侵攻、在学の生徒と編入の生徒の共同作戦と初の試みが多い中
作戦が成功したという点は今後の戦況に影響を与えるだろう。『ミムシャ』と名乗った
アストラル人については逃がしたとの報告が入っており、今後も捕虜などへの対応に
関して協議がされていくと思われる。
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【インタビュー】
編入生と在校生の二人に今回の作戦などについて質問したインタビューを掲載する。
なお、内容に関してはほぼ彼らの言葉をそのまま掲載した。(質問:八月三十一日)
在学生・浮雲刀弥
筆「在校生のあなたの立場から見た編入生はどう見えるでしょうか」
浮「よくねーに決まってんだろ。編入の奴らは緊張感が足りねえ。
遊び気分で来てんじゃねえのか? こっちから歩み寄る気はさらさら無いな。
まあどーしてもっつーんなら考えてやらんこともないけどな」
筆「では、今度の作戦で異世界人に会って思ったことなどあれば」
浮「ふん、別に対して俺たちと変わらないようだったな。
殴れば倒せる、それだけだ。……誰かさんなんかはナンパしようとしていたが」
ナンパという言葉に首を捻りながら編入生の代表の元へ。
編入生・六道鋼鈴
筆「卯ノ校に来て在校生のことをどう見ていますか?」
六「まー、ちょいダサなところはあるけど、話してみるとイイ奴ばっかだと思うぜ?
あ、でもカワイ子ちゃん結構いるからでそこの偏差値高いのはバッチリって感じ?」
筆「魔法使いの編入生から見て、戦況についてどう思うでしょうか」
六「ま、ぶっちゃけハードモードっしょ。そもそもまだ戦い慣れしてない連中がいまだに主戦力だしさ。
俺とか元々イケてる奴らはともかく、アイツらがこの先どう強くなるか次第じゃねーの?」
筆「…………ところでナンパ成功したんですか?」
六「ハハッ、当たり前だって!なんといったってこのイケてる、俺だぜ?余裕よ余裕!
…………ハァ、なんでうまくいかねーかなー、世間知らずな子とか多そうだから
この辺ワンチャンあるんじゃねって思ったんだけどよ……」
この後突然座り込んで落ち込み始めたため、インタビューを中断。
卯ノ校の生徒と魔法使いの集団では同じ隊で何かを行うのは難しいという現状が
浮かび上がってきている。その差を埋めていくことが急務である。
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【新入生の仮入部期間について】
仮入部期間が始まり、各クラブが新入生勧誘のため工夫をこらして企画している様子が
見受けられる。毎年多くの新入生がこの時期に新たな出会いを経験しそれぞれの3年・6年を
決めるクラブを見つけているが、今年の新入生も良い出会いを得られるようこの期間を
大いに活用してほしい。
我が新聞部も入部希望者を随時受け付けています。
連絡は部長の八月三十一日(ほずのみや)まで。
また、書道部の仮入部に参加された方はご一報ください。
書道部の仮入部活動に関して取材協力していただいた方にはお礼いたします。