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20XX年

「ふーっ、あれが例のヘブンシティってやつ、か…」

此処は、とある山岳部を抜けた道。
そこに佇む、未だ15歳という若い少年は、
誰にともなく一人呟いた。
足元の花が大きく揺れる程の風に乗って、
黒いマントはバタバタ、と音を立てて踊る。
すると、少年はその風に身を任せたかのように、
道を下り、野を駆け、視点を乱さぬまま走っていった。

彼が向かう先にあるのは、恵まれた街『ヘブンシティ』。
進歩した科学を持つと同時に、美しい海や山をも備えた街。
そこに住まう人々にとっては、まさに『天国街』だろう。
少年は今この街を目指し、子供のように走っているのだ。
「す、スゲぇっ…これがヘブンシティなのか!」
忙しく足を動かしながら、彼は無我夢中に走った。

間もなく、少年はビルの立ち並ぶ街並みに紛れていった。
そして、彼の『交差する物語』が始まる…

ー続くー