デッサン


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デッサンは主に単一の画材によって表現された素描の事。
それ自体を作品とするほか練習、下書きの用途に広く用いられる。
転じて、構図が正確に描画されていない絵画作品の事を
基礎技術の未熟を指してデッサンが狂っていると表現する。

乱用

さらに転じて、絵画作品に対して、具体的に指摘できない
漠然とした違和感や、単に好みに合わないといった言いがかりまで
批判的文脈であればとりあえずデッサンが狂っていると言っておけば
それらしい指摘をしたつもりになれるという効果を生み出し
似非専門用語の代表的語彙として乱用されるようになった。

当然の事ながら完璧な写実を再現しても被写体そのものに対して
違和感や嫌悪を覚えるケースは解決されないし、
あるいは線の綺麗さや配色といった別の技術によって
作品の印象を変えられる事もあるのであり
デッサン自体は重要な技術ながら、これによって
表現上の問題をなんでも解決してくれるという
万能幻想によって乱用が引き起こされるといえる。
さらに元々人体の忠実な描写を放棄しているアニメ調イラストに至っては
デッサンという言葉の示す範囲は極めて曖昧である。