あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない


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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らないはノイタミナで放映されたテレビアニメ。
死に別れた幼馴染の幽霊が現れ、いろいろ周囲を引っ掻き回しながら
疎遠になっていたかつての仲間を一つの目的に引き合わせるという内容。

主人公「じんたん」と幽霊「めんま」は明らかに両思いでいながら
死因となった出来事の後ろ暗さから互いに素直になれないでいる関係。
登場する幼馴染はじんたんとめんまに何かしらの想いやコンプレックスを抱いており
微妙な距離感や人に言えない本音といったメンタルが繊細に描かれている。

テーマ自体はとても真面目な内容でいかにも名作然とした雰囲気を発しているが
一方で話の中身はわりとあざとい演出や視聴者の突っ込み待ちというべきシーンが多く
幼児体型の妄想彼女が具現化したり、引きこもり主人公が恋愛面で一方的に勝ち組であったり
卑猥な名前を持つヒロインが登場したり、人に言えない秘密を持つリア充イケメンが
いろいろとダメになっていく所をニヤニヤ鑑賞するといったような
現実世界で負け組に属する人たちがこのアニメによって
カタルシスを満たすといったような趣の設定も盛りだくさんである。

欠点としては熱い演技や台詞が下手糞であり一気に雰囲気が青臭くなる事と
幽霊設定が落としどころを見失ってなんだかよく分からなくなる所があるが
妄想やファンタジーや突っ込み所を網羅しつつ
スタンドバイミー的ノスタルジーを狙ったアニメとしてはとても濃い内容であり
特になつかしのキッズバンドzoneのヒット曲「secret base」のカバー曲を
EDに配した点は視聴者のノスタルジー感情を煽る役割において
このアニメのもっとも成功した部分であるといえる。
放映期間 2011年4月~6月
放映枠 ノイタミナ
脚本 岡田麿里