スペランカー


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

スペランカーは過大評価の代名詞的作品。
開始1秒で落下死するインパクトから知名度を高め、
いわゆるクソゲーブームの先駆けとも言える役割を果たしていたが
再評価と称して実態を歪められて伝えられる事が多くなってきている。

主人公の背丈とほぼ同じ高さを落ちるだけで(その高さ13ドットと言われている)
脱力感のあるジングルと共に死亡してしまう主人公は
ゲーム界一の虚弱主人公とされ、ファミコン通信で替え歌が掲載されたり、
90年代から出版されはじめるクソゲー本などサブカルチャー方面で高い知名度を誇り
ネット時代に入ると公式にも大々的にネタとして取りあげられるタイトルとなった。

一方でステージが短くコツを掴むと意外と簡単にクリアできる難易度や
タイムアタック動画などが紹介され誰でも比較的簡単に模倣プレイができたことから
スペランカーは実はクソゲーどころかテンポよくクリアできる名作、などという
後付けの評価を叫ぶ者が現れるようになった。

実際にファミコン初期のソフトラッシュの中で
スペランカーより酷いクソゲーを見つける事はそれほど難しい事ではなく、
そういう点では知名度ほど酷いゲームではない、という点はある意味正しくもあるが
既にスーパーマリオが発売済みのファミコン市場において
スペランカーのソフト技術はたとえば黒塗りの背景、ステージの短さ、
背景描画のタイムラグ、キャラクターの小ささなど一世代古い雰囲気を発しており
ゲーム内容においても爆弾や銃の直感的でない判定処理、アイテム効果の分かりづらさ、
コウモリのフンなどの「避け」を主体としたゲーム性など
ドンキーコング世代の文法で作られたゲームであり、
即死やネタの要素を除いても、当時の水準から言って
十分にクソゲーと評価されうるゲーム内容であった。

攻略を突き詰めれば十分に遊び応えがある、という点は
どのクソゲーにも対しても大概は言える事でもあり
クソゲーとしての知名度があればこそ研究も発達したという側面を無視して
本作を不遇の名作などと評するのは倒錯の極みといえる現象である。
発売日 1985年12月6日
販売 アイレム
原作 ブローダーバンド
価格 4900円