モーレツ宇宙海賊


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モーレツ宇宙海賊は販売促進アニメの代表的作品。
優秀な主人公が優秀な仲間たちと何の挫折もなく
陽気に宇宙海賊ごっこをするという内容。
童話やファンタジーのイメージでしか海賊を知らない子を捕まえて
私掠船という公認海賊が存在するという割とどうでもいい豆知識を
しつこく自慢するために製作された。

主人公は才能に溢れた生まれつきの海賊船船長であり
交友関係も若くして大企業を仕切る財閥の才媛、
たまたま依頼で知り合った王国惑星のお姫様姉妹、
ライバル宇宙海賊の跡取り娘、
その他絶対にミスを犯さない優秀な海賊船クルー達など
絵に描いたようなエリート集団に囲まれながら
あらかじめ口裏を合わせた安全な海賊「劇」を演じるという内容。

これらは「そういうエピソードがある」という抜粋ではなく
実際に全編に渡って同じような馴れ合い劇を繰り返す。
話を動かすために乱入者のような者は登場するが、
ほとんど画面に登場しない形ばかりの敵であったり
口裏を合わせて味方に取り込むといったお約束である。

形の上で宇宙という舞台を設定しておきながら、実際には
都合よく話の合う身内しか画面に登場しないという
製作者の願望世界を具現化した狭い舞台の中の話であり、
SFやスペースオペラ様式の体裁はハッタリである。

自称SF作品の例に漏れずネット監視に力が入っており、
内容の伴わない美辞麗句を並べ立てる一方で
具体的な作品内容に突っ込んだ冷静な意見に
怒り狂って粘着するというきめ細やかな対応が取られている。
また一見滑稽に見えるタイトルも販売戦術の一環として織り込まれており、
タイトルに反して真面目に作られている、という主張を繰り返す事で
実際の作品内容を糊塗する役割を果たしている。

放映期間 2012年1月~
監督 佐藤竜雄
原作タイトル ミニスカ宇宙海賊