絶・天狼抜刀牙(ぜつ・てんろうばっとうが)

惑星オオウに伝わる抜刀牙の中で、最強と謳(うた)われるも失われた必殺技。
体を縦に回転させつつ突っ込み、回転の力で牙にすさまじい切れ味を与え、敵者を切り裂く。
惑星オオウに伝わるも、現在失われてしまった必殺技が何故地球に伝わっているか?
それは『銀牙シリーズ』の作者『高橋よしひろ先生』の犬への愛情を起因とした、
類まれなる才能に他ならない。

著書の『銀牙シリーズ』は犬を題材とした戦いの歴史を紡ぐ一大サーガとして執筆された。
登場人物は…。犬。犬。犬。時折人間も出るが、基本的に犬によって描かれる物語であり、
犬を描かせれば『高橋よしひろ先生』と言われる程、犬を中心に扱った作風であり、
犬を描く者として、他に並ぶ者は居なかったのだ。

そんな『高橋よしひろ先生』が『銀牙シリーズ』の初代『銀牙 -流れ星 銀-』で発表した、
『抜刀牙』の数々は本来犬が持つ底知れぬパワーを『存分に劇画化』。
超人…。否(いいや)。犬であるから超犬であるか。その超犬的な必殺技の数々は、
『高橋よしひろ先生』だからこそ描く事が出来る描写の数々であり、
そしてその描写の数々は、実に多くの読者を魅了して止まなかった。

後期のシリーズでは、超犬的過ぎる技である為か『絶・天狼抜刀牙』以外の抜刀牙は、
描写される事は無くなったが、今を持って尚『抜刀牙に魅了される読者は、後を絶たない』。

そして、そんな超犬的な技の数々が、超犬的な存在である『オオウ星人』が使えぬハズは無かったし、
その必殺技性を漫画のインスピレーションとして得る事が出来る人間もまた、
犬を愛して止まない、犬劇画の第一人者である『高橋よしひろ先生』以外に居なかったのだ。

そしてその必殺技の概念は一人の愛読者が体現した。その名も『鎌瀬犬一』。
それが『オオウ星人』達が『失った抜刀牙』を『鎌瀬犬一』が使用できる理由(わけ)である。

鎌瀬は人間故に、オオウ星人が使う程の必殺性がある『抜刀牙』放てないモノも、
その必殺技の恐ろしさは、全く持って変わる事無く、正に『必殺技の名』に相応しい。

関連項目