ナ行

ナ行






  • ナイトノワール

逢魔の種族の1つ。
夜の支配者、夜の黒を背負う者、ともあだ名される翼ある逢魔の種族。
ブラックホーンと呼ばれる素材で出来た石の翼を持っているのが特徴。
献身的で一途な性格の者が多い。




  • 日本国・北海道

マティア神帝を追い払った地域にして、日本の正当後継国家を主張する反パトモス国家。
パトモス国内各地と違って完全に復興が成されており、農業と工業による自給自足体制が取られ、パトモスと比べて安定した経済力を維持している。

人類の英雄と称される葛城・辰巳(くずしろ・たつみ)が総理大臣を務め、葛城内閣が国を運営している。
この国を運営してる政府の人間の殆どが本州でミチザネ機関との権力争いに敗れた政治家たちで構成されており、
パトモスとの戦争を止められない原因の一つとなっている。

政治にしても、昔ながらの日本の政治が行われ、神属・魔属に一定枠用意されてるパトモスと異なり、神魔の政治的発言力はかなり低い。
さらに、種族間でも問題があり、元々北海道にいる神・魔・人の仲は良好だが、
北海道に流れてきた難民、特に現在日本国政府を構成してる政治家達は、神魔を快く思っていないのが殆どと言われている。

主戦力は、ユディットが創設した『エグリゴリ』所属の神属のネフィリムと北海道に所属する魔皇の殲騎。
他にもデアボリカ自衛官の駆る戦車がある。




(なし)




  • ネフィリム

漢字で書くと神機巨兵(しんききょへい)。
全長8mの巨人。意思を持たず、神属が操る為にある鎧のような存在。
機体の種類は、パワー、ヴァーチャー、ドミニオンの三種が存在する。
100km/hの速度で飛行可能。

グレゴールとファンタズマが一緒に乗り込んで操縦するところは殲騎と共通。
ただし、コマンダーやプリンシパリティは一人でも操縦可能。

テンプルムのネフィリム格納庫で生産されており、テンプルムの床や壁面から植物のように生え、成長した後に完成する。

殲騎と異なり召喚は出来ないので、胸部にあるコックピットのハッチを開閉して乗り降りしなければならない。



  • ネフィリム=ヴァーチャー

三種あるネフィリムの中でパワー級ネフィリムより上の階位に位置する強力なネフィリム。
角張った肩と羽根状装甲が特徴で、一騎でパワー級ネフィリムの数十倍の戦闘力を有する。

一般的にはヴァーチャー、ヴァーチャー級ネフィリムと呼ばれる。

その戦闘力の極端な例を挙げるとすれば、
第一次神魔戦線初期の頃の隠れ家蒼嵐攻防戦において、プリンシパリティ・大ヤコブの駆るヴァーチャー1騎が殲騎400騎を屠ったという事例がある。
強力な搭乗者且つ強力な機体の組み合わせによる凄まじい戦果の好例である。

また、この機体はプリンシパリティ用であるとされているが、
第一次神魔戦線の頃、感情エネルギーに余裕のあるテンプルムは数騎ほど生産・保有し、コマンダーやエース級のグレゴールが乗り込む事もあった。

パトモス側の公式保有機数は12機。
当然の事ながら、マティア神帝軍や北海道も保有しているが数自体少ないので遭遇は稀である。



  • ネフィリム=ドミニオン

三種あるネフィリムの中でも最上の階位に位置する最強のネフィリム。

一般的にはドミニオンと呼ばれる。

神帝用のネフィリムだったのだが、輸送を担当したプリンシパリティ・マタイが、
魔皇の襲撃と乱戦に乗じたプリンシパリティ・ユディットの不意打ちによって戦死した為、輸送は失敗し海中に沈んだ。
その為、神帝は乗る事が無いまま東京決戦にて死亡。その後、マティアが密かに回収し、黒騎士と名を変えた大ヤコブに与えた。

黒騎士(=大ヤコブ)は己の誇りと尊厳をかけて魔皇らに最終決戦を挑み、魔凱殲騎も含めた一対多の戦いにあっても戦闘を続行。
結局、その戦いに満足した黒騎士と共にドミニオンは水中に没した。

こうしてみると、このドミニオンという機体、最強の代償とでも言わんばかりに所有者・搭乗者は尽く死亡している。
(※マティアは回収してすぐ黒騎士に与えているので例外)
何というか、呪われてるんじゃなかろうか。

尤も、この機体はもう破壊されてるので現存していないものとされている。



  • ネフィリム=パワー

三種あるネフィリムの中でも最下級に位置するネフィリム。所謂、量産機。
とはいえ、その性能は殲騎と互角以上。

一般的にはネフィリム、パワー級ネフィリムと呼ばれ、ネフィリムと言えば普通はこのネフィリム=パワーを指す。

パトモス・マティアを問わず、どこのテンプルムにも配備されている。
その極めて高い汎用性からか、第一次神魔戦線において多種多様な局地戦用のネフィリムが開発され、魔皇達を苦しめた。



  • ネヘミア

公式NPCの1人。
道真・朗人(みちざね・あきと)のファンタズマ。




  • ノア級装甲輸送船

ミチザネ機関が開発した物資輸送用の大型…と呼ぶのもおこがましい、巨大貨物船。
全長200m、最大積載量5万トン。外観は鋼鉄製の箱船に見える。
ミチザネ機関製の装甲をまとっているので、ネフィリムの攻撃にも少しは耐えれる設計になっている。
基本的には戦闘能力を持たず、護衛戦力として殲騎やネフィリム、ゼカリアを甲板上に立たせたり、
船主が各自で対神魔用の火砲を搭載したりする必要がある。

甲板は広く、ゼカリアなら200機はびっしり並べる事が出来る。
(※当然だが、ただ置くだけならの話である。当然の事だが、それだけの数を輸送艦一隻に対し集中的に運用する意義が無く、それをするぐらいなら他の配備が行き届いていない所に配備するものだろう。また、普通の輸送艦護衛なら一隻に対しゼカリア4~8機程度で十分らしい)


最終更新:2008年01月25日 23:21