悪魔達の侵略24(20130104)


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森の中から戻ったティファレットが合流し、姉妹にクレイルの身体が無事であることを伝える。
全員が魔女たちの力でその場から姿を消し、移動した先は兄妹の家の前だった。
レオルスが、テンペストにもたれたままのクレイルを担いで部屋まで運ぶ。
同じく融合から解除されたテンペストは、イヴの羽根による強化された魔力を使い果たし、強化の影響で大きくなっていた身体は元の状態に戻っていた。
クレイル同様落下してから一度も動かず、前足に頭を乗せたまま、うつ伏せて目を閉じている。
レオルスがクレイルを部屋のベッドへ寝かせて玄関のドアを開けると、ネツァク、ゲブラー、ビナー、ケセドの順に、魔女たちは姿を消していった。
ティファレットは最後に
「フラメル、パピメル、今度はクレイルと一緒に会いましょう」
姉妹に向けてそう言って、その場から消えていく。
叔母であるその魔女を見て、フラメルとパピメルは笑顔で頷いた。

魔女たちは再びその身を秘境に隠し、次の脅威へ下準備を始める。
次の門が出現するまで、再び何十年かの間はあるとは言え、確実に進化しつつある魔界の悪魔たちへの対抗手段を考えなければならない。
ティファレットはセフィラに、極秘薬の効果とクレイルが使った方法を詳細に報告したのだった。

レオルスはクレイルを部屋の中まで届けたあと、目覚めを待たずに兄妹の家を去ろうとする。
フラメルが引き止めたが、急ぎの用事があると誤魔化してそのまま家を後にしたのだった。
父ラウロスからの依頼は何とか果たすことができたので、無事に報告ができるだろう。
だが、レオルスは今回の出来事で、改めて自分の力不足を知った。
クレイルの祖母である魔女、セフィラから受けた魔力の支援は全て消えている。
今はもう、魔女たちと同じ魔術を使用することは出来ない。
クレイターローズから守られ、悪魔とあの魔獣からも助けられ、結果的には共に行動したクレイルのお荷物であったかもしれないと、自分の非力さを悔いていた。
そもそもの潜在能力に加えて、血統の違いと言う壁があり、魔力を生かした合成技術においても、現在までクレイルとは大きな差がある。
一度このタウンと兄妹から離れ、合成師としての新たな道、新たな技術を探そうと心に決め、父親の元へと帰っていったのだった。
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