ドリーム&メモリーズ20(20121211)


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レオルスは玄関にあったポットに、大量のガーネットハーブを入れようと蓋を開けた。
するとポットがその場にあったガーネットハーブを認識したのか、大きな麻袋三つ分ものハーブを、一瞬でその中に吸い込んだ。
驚きを隠せない二人だったが、続けてフラメルがクレイルから受け取った水筒を開け、ポットに近づける。
中に入っていたティアラレイクの水と、既に熱が冷めたレッドホットレモンの小さな果実は、ハーブと同様に瞬く間に中に吸い込まれていく。
それでもポットからは何かが溢れてくることはなかった。
そこまで準備して、フラメルとレオルスがパピメルの元へと急ぐ。
部屋の中に入ると、レオルスが最後の素材であるブラッドローズとシャドウリザードの尻尾が入ったケースを取り出し、底を割って取り出した中味をポットへ近づける。
ポットがそれらを吸いこんだ所で、全ての素材を入れたことを合図するためにフラメルがポットの蓋をそっと閉じた。
フラメルはベッドの隣にあったトレイの上のスプーンを手に取ると、ポットをそのスプーンへそっと傾ける。
既に内部で完成していた<秘薬>がグラトンポットから滴った。
液体の量はちょうどスプーン一杯分だけで、それ以上は出てこない。
大量のガーネットハーブやその他の残りの材料は、薬の作成とグラトンポットの活動エネルギーとして、残さず使われたのだろう。
ついに、パピメルの傷を消すための秘薬がここに完成した。
「お願い、パピちゃん。目を覚まして……」
そっと、フラメルがパピメルの口へ秘薬を運んだ。
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