ドリーム&メモリーズ16(20121211)


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レオルスが驚愕と共に樹を見上げたその時、ついにクレイターローズの蔦と根は攻撃を開始する。
魔力を失っているレオルスがこれ以上魔獣に触れられてしまえば、命の危険がある。
だが祖母セフィラから支援された魔力がなくとも、合成師として元からレオルスが持っていた魔力の回復さえ出来れば最低限の魔術が使用できるだろう。
「レオルス、逃げてください!  魔力が少しでも回復するまで!」
その声を聞いて、レオルスがここまで来た道のりの逆走を開始する。
魔力の弱ったレオルスを狙った蔦が、クレイルのブレイドによって断ち切られる。
だが、再びクレイルの使用した武器がたったの一太刀で崩れ落ちてしまった。
「なるほど……そう言うことか」
コンポジションウェポンズの武器を生成するためには魔力を使用してその形を作成している。
つまり、クレイターローズの蔦が切られる瞬間に武器に触れているのでその瞬間に武器に使用した魔力が吸われ、魔力を失った武器はそのまま壊れ、消えてしまうのであった。
「相性悪すぎるだろ!」
「とにかく走ってください。まだ武器は残っている。森の外に出られればそれ以上は追えないはずです!」
クレイターローズの周辺の赤い霧。
クレイルが予想するに、その霧が意味しているのは、あの範囲でクレイターローズは生命を維持していたと言う事。
その赤い霧がいつの間にか森の至る所に広がっているが、外に出てしまえば蔦も追っては来られない。
走る二人に併走して、蔦が側面から襲い掛かる。
撃退のためにクレイルが武器を振る動きに合わせ、レオルスと走る位置を入れ替えながら、巧みに蔦を回避して、走り続ける。
赤い霧の中を走る二人の目に、ようやく森の外が見えてきた。
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