秘境の魔女30(20121109)


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「レオルス、急いで森へ向かう準備をしましょう」
「わかった」
レオルスが頷き、クレイルがさらに続けて怪訝そうな顔をして言う。
「先ほどの話にあった『空気が赤かった』とは……負の魔力が蔓延してきている可能性があります。こちらの世界に影響を及ぼし始めているかもしれない」
「ねぇ、お兄ちゃん。その影響なのかは分からないんだけど……」
フラメルが割り込むように、二人に自分が目にした二冊の本の話をする。
一冊は急に浮遊した白い魔導書。
もう一冊は、恐らく子供の頃のパピメルの持ち物であろう飛び出す絵本。
そしてその二冊は本棚以外の場所から部屋に現れた可能性があると言うこと……。
話を聞いたクレイルが何かを考える様な仕草をするが、すぐに答えが出るわけではない。
「レオルス、何か分かります?」
「いや、お前に解らなかったら俺にもわかんねーよ!」
悩んだクレイルにそう聞かれたレオルスは即答した。
「その本の事は後で確認しよう。フラメル、もう少しパピメルの側にいてあげてくれ」
クレイルの言葉にフラメルが頷き
「うん、レオ君もありがと。パピちゃんと一緒に待ってるね」
そう言って、急いでパピメルの部屋へと戻っていった。
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