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患者 | 認知症または認知障害の所見はないが、1人以上の一親等の血縁者がアルツハイマー様の認知症である、70歳以上の人。中止時点(celecoxibの心血管リスクの確認)で2528人の参加者 |
介入 | celecoxib群(200mgを1日2回投与)、naproxen群(220mgを1日2回投与)、またはプラセボ群にランダム化 |
結果 | 標準化された認識に関する検査と、その検査結果が異常であった対象者の精査によると、celecoxibと naproxenはいずれもADまたは軽度認知障害を予防しなかった。実際には、年間のADリスクは、celecoxib群とnaproxen群(約 1%)のほうがプラセボ群(約0.5%)より高く、その差は統計的に有意に近かった。 |