デザイン | double blind, randomized |
患者 | 関節炎と内視鏡的に証明されたNSAID関連の上部消化管潰瘍出血を有する患者273人、HP(-) |
介入 | celecoxib(200mg、1日2回)との併用でesomeprazole(20mg)またはプラセボ(1日2回)を投与する群にランダムに割り付けられ、12ヵ月間投与を受けた。 |
結果 | 中央値で13ヵ月間のフォローアップ中、celecoxib単独群の12人(8.9%)に潰瘍出血の再発がみられたが、esomeprazole併用群にはみられなかった。有害事象は両群で同等 |
デザイン | RCT |
患者 | 造影CTで30%以上の膵壊死が認められたか、あるいは造影剤を投与できない場合、相当な壊死に合致するとして特定しておいた臨床所見が認められた100人の患者 |
介入 | 発症から5日以内に、患者を7日間以上のmeropenemまたはプラセボ投与にランダムに割り付けた。 |
結果 | 感染、外科的介入の必要性あるいは死亡率に群間の有意差は認められなかった。\\最終的に両群の約半数の患者が、非盲検での抗生物質の投与を受けた(研究に入って2~3週間で開始されることが多かった)。 |