ムーンエルフは好奇心が強く旅と祭りを好む、牧歌的な種族である。悠久の時を生きる彼女らは、個体数が増えにくいという特徴を持つ。
戦乱によって種族が絶えることを恐れた長老たちは歴史の舞台にかかわることを嫌っているが、現在大陸で騒がれている<幾多の英雄たちの話は、好奇心の強い若い世代を刺激している。自分が英雄の列に入ることができないとしても、新しい英雄が誕生する瞬間に立会い、彼をほめたたえる祭りに参加するために旅立っていく。
長く美しい脚は風に乗って跳ぶ様に軽やかに大地を疾走し様々な装備を持ち歩くにもかかわらず軽やかな動作には変わりがない。レンジャーは、弓や投げナイフ、ブーメランのような長距離武器と短剣のような近距離武器を用いて戦闘に臨む。その上、それぞれの武器にわずかな精霊術をかけて使用するがその能力が高くなるにつれエレメンタリストに並ぶ威力の属性攻撃を重ねる事が出来る。特に相手を縛り付ける捕獲技術と想像を超える距離の標的を攻撃する狙撃技術相手の背後に忍び込む潜伏技術が得意だ。その上、強い体力を持ち、いかなる状況でも落ち着きを失わないレンジャーは他種族の射手とはまた違う恐怖の存在だ。
レベルが高くなるにつれ、左腕に階級を表す「精霊の標識」をつけるのも、ムーンエルフのレンジャーだけの特徴だ。低い階級のレンジャーは皮の精霊の標識を、高い階級のレンジャーは宝石で作った精霊の標識をつける。これは、戦闘の展開を素早く行うムーンエルフ独特の戦闘パターンで指揮系統とフォーメーションを把握しやすくする為である。しかし敵軍にこの精霊の標識が見破られてしまえば指揮系統を簡単に露出してしまうデメリットがある。
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