問題だらけの【国際マンガサミット鳥取大会】

すでにコンテンツがマンガと関係のない内容

【国際マンガサミット】の公式ガイドブックなるものを見てみるとテーマが"食と海"と書かれている。
この時点ですでにマンガはまったく関係がない
海を通じて鳥取県が諸外国とつながっているからということらしいが、それがマンガにどのような関係があるというのか。
また勝手に【食のみやこ】を名乗っている。
【まんが王国】といい【食のみやこ】といい、どうして鳥取県は他県の業績を無視して"鳥取県が一番最初"と起源を主張したがるのか理解できない。
他県の歴史はどうでもいいといわんばかりである。

またまた無意味なゲストを召還

デジタルマンガコンテストの表彰式に、マクドナルドのドナルドを呼ぶとのこと。
何度も言うが、ドナルドとマンガと何の関係があるというのか。

どうしても問題サークル【電脳マテリアル】を推したい鳥取県

大問題を引き起こしてネットでも検証が進められている【電脳マテリアル】が【地元コンテンツ産業】コーナーとして【マンガサミット】に設置される模様。
かなり問題視されているのに"米子のサブカルだから"という理由だけで推す鳥取県。
すでに"鳥取県が犯罪の片棒を担いでいる"という声も出始めているのだが、地元出身なら問題行為があっても見てみぬふりというのはさすがに自治体としていかがなものか。
【アニカルまつり実行委員会】の木谷康祐氏、近藤雅規氏のように、明らかにイベント経験のない人間にホイホイ金を渡すくらいだから、これくらいのことは問題ないという考えなのか。
・次々明らかになる【アニカルまつり2012】の黒い話 参照

シンポジウムのテーマが【マンガと地域経済効果】という皮肉な内容

13億もの税金を投入して大失敗した鳥取県が、地域経済効果をしたり顔で語るとはなんとも皮肉な話である。
普通こういうものは成功者が語る話であり、13億投入して15万人(この数字もはっきり言って信用できない)という青息吐息の鳥取県が語るのは失笑でしかない。
ちなみに他県は数百万程度の予算で多大な地域経済効果を得ているのだから皮肉なものである。
他県町おこし詳細については後日、まとめとして掲載予定。

無料配布、フリーマーケットを開催してやっと人が来る【マンガサミット】

【マンガサミット】の会場付近に行ってみた。会場内に入ると来場者としてカウントされるため、イオン米子から情報収集に努めた。
  • 7日(開催初日) 午後2時ごろから30分程度観察
 人がまったくいない。
 駐車場は20%くらいの入り。
 近所の人らしい高齢者が立ち寄るが、何か袋を手にして出てきたので、無料配布のものをもらって出てきただけ?
 警備員やスタッフが十数人うろうろしていた。こちらの数のほうが多かった。
 30分観察して、来た人は20人程度。

  • 10日   午後2時ごろから30分程度観察
 付近が大渋滞していたがこれは、人が殺到するとは思えない【まんがサミット】対策として、駐車場への出入り規制が行われていたため。
 実際、自由な出入りができなくなって大混乱が起きていたほか、やってくる車の9割はイオン米子のほうへ入っていった。
 イオンとビッグシップ共通の駐車場の入りは40%程度だった。
 【まんがサミット】に来場する人間も確かに多いことは多いが、周辺のフリーマーケットや、会場前の物品販売に立ち寄る人がほとんど。
 こういった人達までおそらく【まんがサミット】へ来場したことになっていると思われる。
 30分観察して、来た人は600人程度。ただし、5割くらいは中に入らず周辺のフリーマーケットや販売品などを見ていた人だった。

これで最初から最後まで"沢山の来場者。大盛況"と報道されていたらお笑い種である。
なお写真は、関係ない方が映りこむ可能性が高いため撮影を見合わせた。ご容赦願いたい。

鳥取県は4万人来た、と得意顔だが、通行人までカウントなさったようである。
ここまであからさまな捏造をしても、鳥取県には悪印象がつくばかりで、"よし旅行してみようか"という気になる人はいないだろう。
内容に関して疑問があることは、海外のメディアでも報道されている。
海外メディアまでもが鳥取県の【まんが王国とっとり】捏造発表を指摘



なおこのページは、【国際マンガサミット】に対する報道がほとんどなかったこと、開催日数が少なかったことから、公式ガイドブック及び自身の調査によって得られた情報で構成しています。
あらかじめご了承ください。
最終更新:2016年08月26日 14:44