迷惑行為だらけのとっとりアニカルまつり2014

会場はガイナックスシアターへ変更

米子コンベンションセンター【BiG SHiP】の使用料金
推定40万 ※1
http://web.sanin.jp/p/bigship/13/
※1 備品使用を含む営利使用で計算。入場料が発生していた2012年ベース。2013年の場合は35万程度と推測。なお1F2Fのみ使用した場合で会議室なども催し物に開放していた開催年では計算していない。

ガイナックスシアターの使用料金
推定12万 ※2
http://gainaxsiater.yonago-eiga.com/guidance
※2 備品使用を含む営利使用で計算。
いずれも概算であり実際の使用料と異なる可能性があることは留意いただきたい。

会場の選定から考えた場合、毎年200~300人程度(2013年のみ、のべ2500人程度と推測)という来場者から考えればガイナックスシアターの選択は理にかなっている。
今年は正しい会場選びであると考えるべきである。

ついに鳥取県ゆかりの作品完全無視

2013年は地元ゆかりのアニメ作品の物販が行われ、これ目当ての来場者もいたが、今年はそういった地元関連をすべて排除し、完全に鳥取と関係のない内容になった。
わずかに関連があるのは地元業者が出店したフリーマーケットのみであった。
  • アニソンカラオケ大会(予選は地元カラオケ店で開催。参加費用は参加者が負担)
  • 男の娘チェンジコンテスト
  • 声優トークショー(若林直美氏、木戸衣吹氏、山崎エリイ氏)
  • イラストコンテスト・展示
  • コスプレ
  • 痛車展示
  • ボケ問ゼミナール(モノマネ大会から変更)


会場内でこれだけの企画が行えるかどうかは別として、どこででもやれるような催し物をやって鳥取県を代表するサブカルチャーイベントといえるだろうか。

ただ入るだけでも入場料が必要に

入場料:一般 1000円
    学生割引(高校生まで) 500円
    小学生未満 無料 
※このほかに、特典付きのプレミアム前売り券(3000円)を販売します。
http://anikaru.jp/event.html
https://archive.today/qqKHp
声優トークショーは無料で観覧できるため(入場料別途)、プレミアム前売り券の利点は特産品がもらえるというくらいしかないように思える。
なおカラオケ大会へのエントリー料金が別に発生する可能性があるとのこと。
掲載情報がすべて「変更される可能性がある」ばかりで確実でないため、参加者を混乱に陥れる運営ぶりは直す気がないようだ。(9月時点情報)
当日開催直前に予定が変更され、参加者にまったく通達されなかった"前科"もある。

声優トークショーについては、プレミアム前売り券の当落が届かない、抽選制といいながら席は先着順というムチャクチャなマイルールで早くも購入者から不満の声が上がった。
※下記項目"唯一の見所、声優トークショーも開催前からトラブル続き"参照のこと

また、当落の通知がきていないのに前売り券の代金を振り込むようしつこくアニカルまつりから催促されて迷惑という意見もあった。
ネット上の意見であるため話半分に聞く必要もあるが、金銭の絡む重要なことをメールのみでやりとりするからこうなる。
金さえもらえれば客が迷惑しようがどうでもいい、という方針は今年も健在のようだ。
なお開催内容については入場料を払う価値なしと判断したので閲覧していない。

予算が大幅減された可能性

2013年は"合計額"ではあるが数千万の補助金が下りていた。
開催費用としても、実費で70~80万はかかっている。
2014年の開催内容を考えるに開催費用は30万程度だろう。
よって、今年は補助金額が大幅に減額されたか、出なかったのではないか。

参考
2013年アニカルまつり他補助金
40,000千円
http://db.pref.tottori.jp/yosan/25Yosan_YoukyuuJoukyouKoukai.nsf/78f166400ad3c3a1492574810035a99b/44277d88015ac1b849257afc0005879b?OpenDocument
とっとりまんがフェスタ(仮称)の開催
要求金額 93,376千円
イベント内容は、代理店の企画コンペによらず、県において企画・立案。

〈まんが王国とっとり国家戦略推進事業補助金〉
40,000千円
個別イベント
アニカルまつり、米子映画事変、中華コスプレ、ゆるキャラカップ等

2012年までのアニカルまつり予算
鳥取県から
平成22年    5,000,000円
平成23年   11,000,000円
平成24年   12,000,000円(日本海新聞9/28紙面)


盗撮、あちこちで撮影、店内闊歩、一般人の迷惑も無視、ルール皆無のコスプレイヤーと撮影者

アニカルまつり2014の冊子にはこう書かれている。
コスプレのまま、イオン米子駅前店を通行できますが、「ガイナックスシアター」以外のフロアは会場ではありません。
他のお客様の迷惑にならないよう、配慮をお願いいたします。
写真を撮影される場合は、必ずガイナックスシアター内、または店外にて行ってください。

しかし実際は、会場外である共有休憩所などスタッフの目の前で撮影がなされ、一般客が映り込んだり通路をふさがれて迷惑そうな顔をしていてもコスプレイヤーや撮影者、スタッフともに一切注意はなかった。
さらにイオン店内を歩き回る、会場から離れたトイレを長時間占有するなどの行為もあったと指摘されている。
(当wiki管理人も目撃した)

またイオン米子店外でも通行人をバックにコスプレイヤーを撮影する、歩道をふさいで撮影などマナーは最悪の状態だった。
完全にスタッフの怠慢である。
更衣室と会場が離れすぎていたことも問題であろう。
2011年の【アニカルまつり2011】からスタッフはまともに仕事をしていない。
だからこそ、マナーを守らないコスプレイヤー、撮影者ばかりが集まるのだろう。
なお見た限りであるがコスプレイヤーは20人程度であった。

下記のサイトからコスプレイベントへのリンクはミスリンクになったままで、誰も確認していないのがよくわかる。
http://anikaru.jp/detail.html
https://archive.today/56ONN
上記の【トリコス】リンクをクリックするとアニカルフリーマーケットに飛ばされる。
http://anikaru.jp/detail.html#anchor4

共有休憩所が完全にアニカルまつり独占状態、スタッフは注意せず

有料とあって入りたくない様子の客も多くおり、イオン米子店の共有休憩所でたむろする様子がみられた。
それ自体は問題ないにしても、出入りするコスプレイヤーに声をかけて休憩所で撮影会を始めていたし、コスプレイヤー自身も会場内に入らず休憩所で立ち話をする姿が多く見られた。
ガイナックスシアター内が会場である、撮影はそこでという決まりはどこにいったのだろうか。
目の前のスタッフは注意せず話に夢中で、注意事項は一切守られていない無法地帯になっていた。
イオン米子店側にこれだけの迷惑をかけてもなんとも思わないのだろう。

フリーマーケットは隣からのイベントでにぎわう

文化ホールでのフリーマーケットは、隣で開催されていた【農と食のフェスタinせいぶ】のおかげもあり、流れてくる人が多かったように思われる。
ただし、同じ催し物と勘違いされているのか、そこらのコスプレイヤーを広場の中で撮影している人もいたが、スタッフが声かけをした様子はなかった。
こちらでもスタッフとは、何もせずただ案内ブースで話をしているだけの存在だったようである。
さらにコスプレイヤーがコスプレ姿のまま隣のイベントに出入りしていたが、スタッフは注意も見張りもする気はなかったようだ。
来場延べ数としては隣からの客を含め500人くらいと予想される。

唯一の見所、声優トークショーも開催前からトラブル続き

申し込んだチケット当落(プレミアム前売り券)が届かない
抽選と言いつつ先に申し込んだ方が有利という奇妙な前売り券
ネットで次々と不満の声

なお入場者数としては、先日【米子映画事変】が開催した【アオイホノオ】島本和彦氏を招いての催し物の方が多かったように思える。
やはりプレミアムチケットの度重なるトラブルや、入場料そのものが高いということが影響したのではないか。

ネットでは"有料でも見るものがない""オワコン感が強い"の声

下記はSNS等でみられた意見を書き出したものである。なお本人特定を避ける為アカウント等は掲載しない。特定につながると思われるワードについてはこちらで別のものに置き換えた。
人がいないの声多数
有料なので行かない
町おこしの冊子だけもらってきた
昼過ぎてガラガラの状態
会場がせまくてつらい
プレミアムチケット買った意味がない
米子のお荷物イベント
外でコスプレは非常識だろ
他にも、"勝手にレイヤーを写した写真がネットに上がってる。盗撮対策されてない""人が多いと思ったら別のイベントだった"などという声もあった。

ニコニコ動画で流しても視聴はのべ86人
出入りすれば人は増えるので正確な人数は不明。

何年経過してもトラブルばかりの催し物を開催して、これでよく"経験を生かしたアドバイスが出来る""集客力アップ"、などといえるものである。

後日あらためてページを設けるつもりであるが、2014年開催の【YONAGO Wonder!】も、【農と食のフェスタinせいぶ】を自分達の催し物として宣伝している。
これではJAがあまりにも気の毒である。
また、これは【まんが王国とっとり】来場者としてもカウントされるようである。


記載の情報につきましては独自で調査したものの他、ネットにあげられていた意見ならびにお寄せいただいた情報を元に構成しました。

2015年も鳥取県漫画事業を完全私物化

最終更新:2015年10月30日 22:00