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135 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/29(金) 22:31:27 ID:w/3bFzoU
~~藤乃自室~~


ふじのん「……凶がれ」

ベキベキ

ふじのん「……駄目、か……」


「おや、どうなさったのですか?」


ふじのん「っ!? だ、誰です!?」
????「失礼、お部屋の前を通りすがった所、声が聞こえましたので。 悩み事がおありでしたら、相談に乗りますよ」
ふじのん「はあ……」


~~~~~~~~


????「……成程、それで貴女は此処の皆さんのお役に立ちたいと」
ふじのん「はい……でも、私は体力も無いし……せめて、この魔眼が制御出来れば、力仕事の助けになるかと思ったんですけど……」
????「そうですね……私が思うに、その掛け声に原因があるのではないかと」
ふじのん「掛け声……ですか?」
????「ええ。 もっと明るい感じにすれば、いい感じに力が抜けるのではないでしょうか?」
ふじのん「明るい感じ……」
????「そうですね、例えば……『凶っがーれ☆』とか」
ふじのん「え……あの、それを、私に? ……何か、酷く恥ずかしいんですけど……」
????「お似合いかと存じますよ?」


――ハギヨシ!


????「おや、透華様が御呼びですね。 では、私はこれで」シュン
ふじのん「っ!? き、消えた!? ……今の人、誰だったんだろう……
     ……試して、みようかな……えっと……ま、凶っがーれ……」


ペキッ


ふじのん「あ……出来た」

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最終更新:2012年05月02日 23:17
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