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495 :名無しさんなんだじぇ:2010/08/28(土) 15:27:48 ID:K4rUZ9KE
?「みほみほ、いたね」
?「やっぱり緊張するわ……」
?「でも会って話さなきゃ」
?「わかってるわ。避け続けることなんてできないもの。でも……」

部長「あら」
美穂子「どうしたんですか?」
部長「ネズミがいるみたいだからちょっと捕まえてくるわ」
美穂子「ネズミ、ですか?こんな場所に?」
部長「まあちょっと待って」

?「なかなか行けないね……」
?「うん……罪悪感なのかしらね」
部長「貴女たち」
二人「ひゃっ!」
部長「何か用?」
?「え、えーっと……」
部長「そういえば貴女たち、昼ごはんはまだだったりする?」
?「えっ?」
部長「美穂子がおいしいお弁当を用意してるのよ。せっかくだから一緒に食べましょうよ」
?「で、でも……」
部長「まあ嫌って言っても連れていくんだけどね」ズルズル
?「あーうー……」

部長「美穂子、今戻ったわよ」
美穂子「ネズミはいたんでしか?」
部長「いたわよ、おっきいのが二匹。ほら」
美穂子「あっ……」
唯「……」
ムギ「……」
美穂子「唯ちゃんに琴吹さん……」
唯「ムギちゃん……」
ムギ「うん……」
美穂子「?」
唯&ムギ「ごめんなさい!!!」
部長「あら、二人ともきれいな土下座ね」
美穂子「えっ、えっ……」
唯「かってに、かってに死んじゃってごめんなさい!」
美穂子「唯ちゃん……」
ムギ「ごめんなさい!貴女を殺し、どん底へと堕すきっかけを作ってしまって!」
美穂子「琴吹さん……」
ムギ「言い訳をする気はありません。だから私は……」
美穂子「二人とも顔を上げて」
二人「はい……」
美穂子「まず唯ちゃん。謝らなきゃいけないのは私のほうよ。私自身の弱さから貴女に依存してしまって……ごめんなさい唯ちゃん」
唯「みほみほ……」
美穂子「琴吹さん……ううん紬ちゃん。貴女にも謝らないと」
ムギ「えっ?」
美穂子「貴女のこと、本当の意味で守ることができなくてごめんなさい」
ムギ「そんな、顔を上げてください。貴女に酷いことをしたのは私のほうなのに……」
美穂子「ううん、私は貴女の心の傷に気付いてあげられなかった。だから……」
ムギ「……」
美穂子「それに唯ちゃんから聞いてるわよ。貴女は唯ちゃんの友達の中で一番優しいって。だから貴女をああさせてしまったのは私の責任もあるんじゃないかってどこかでずっと考えいた。助けてあげられたんじゃないかって。だから……」
ムギ「福路さん……」
部長「これならお互い様ってことでいいんじゃないかしら。さあ食べましょう、この暑さじゃすぐに痛んじゃうわ」
唯「……うん!」
ムギ「……はい!とその前に」
ターン!
美穂子「な、なんですか、その銃は?」
ムギ「少し蚊を撃ち落としただけですよ」

船井「なん……やと……」バタッ
カイジ「眉間を一撃でぶち抜かれてやがる。さすが琴吹か……こうなってくるとここでの覗きも危険か」

【部長、美穂子、唯、ムギ 和気あいあいとしたランチタイム確認】
【船井 死亡確認】

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最終更新:2012年05月02日 20:20
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