2:271、272

271 :名無しせずにはいられないな:2010/05/10(月) 00:53:23 ID:zQZKKPYE
【一方その頃、GNスパ死者スレ別館・女湯内】


部長「悪いわね、こんな夜遅くに」
神原「久、何を水臭いことを。同じナニを持つ者同士、遠慮することなどないぞ」
部長「それで、心当たりって?」
神原「うむ。実はすでに呼んできている」
メメ「やぁこんばんは。いやぁ女湯に呼び出されるってのはなかなか無い経験だねぇ」


部長(胡散臭いわねぇ…)
神原「安心してくれ。こう見えても腕は確かだ」
メメ「なんだいなんだい、ひどい言われようだねぇ。で?僕を呼んだのは一体どういったご用でだい?」
部長「えぇ、実はこの腕のことなんです」


メメ「ほぅ、猿の手、レイニーデヴィルかい」
神原「そうなんです。実はつい先日も暴走を起こしてしまって…」
部長「気をしっかり持っていれば大丈夫だと思っていたんですけど、ふとしたきっかけで身体を奪われてしまいました」
メメ「よく無事だったねぇ、君。で、何を願ったんだい?」
部長「特には何も…だから不思議なんです。レイニーデヴィルって自らの意思を持たない下級悪魔なんですよね?」
神原「あぁ。私の時は明確に悪魔に願った」
メメ「そう、自由意志を持たないがゆえに、彼は持ち主の願いを反映することでしか行動することができないはずさ」
部長「そうですよね。…なら何で」


メメ「まぁ良くは分からないが、君の腕は君の精神の揺れに呼応して暴走を開始した。つまりは君の心の弱さが引き起こしたことだってのは分かるだろ?」
部長「…はい」
神原「忍野さん!久はそんな弱い人間ではない!自分の命を奪った人間に後を任せられる、そんな度量を持った人だ!」
メメ「やけに肩を持つじゃないか。あれかい?レイニーデヴィルで散々暴れた自分を彼女にダブらせて、自愛しているのかい?」
神原「な…!」


部長「いいのよ、駿河。私が悪いっていうのは重々承知しているんだから」
メメ「ふぅん。開き直っているわけでもないってところかな?で、どうしたいんだい?」
部長「もう二度とあんなことが起こらないようにしたいんです」
メメ「なら簡単だ。左腕ごとその悪魔とバイバイすりゃいい」
神原「忍野さん、それって…!?」
メメ「あぁそうさ。ストン、と。切り落とせば万事丸く収まるってことだよ」
部長「あら、そんなことでいいの?よろしくお願いするわ」


メメ・神原「えぇ?!」


【後は任せた】



272 :名無しせずにはいられないな:2010/05/10(月) 00:55:05 ID:moHynj2g
バサカ「つまり私の出番か」

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最終更新:2012年05月01日 01:42
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