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330 :名無しさんなんだじぇ:2012/02/08(水) 06:58:48 ID:Hg6wj/Dc
【簡易食堂/深夜】

ガラッ

部長「こんばんはー。やってる?」
アーチャー「…適当なものしか出せんぞ」
部長「悪いわねー。じゃあラーメン」
アーチャー「すまないが今スープの仕込み中だ」
部長「じゃあ半チャーとホイコーロー」
アーチャー「分かった」

部長「いやぁー暖かくなるのかなーって思ったら、また寒くなったわねー」
アーチャー「おしぼりで顔を拭くな」
部長「いいじゃないの、女の子いないんだし」
アーチャー「普通は男がいる前で気をつけるモノなんだがな。
        出来たぞ」
部長「はやっ!いただきまーす。…うーん、味があるって素晴らしい!」
アーチャー「普段なにを食べているんだ…」
部長「なんか最近あの子、味付けが薄いのよね。というか無いんだけど」
アーチャー「味覚が磨耗しているだけだろう」
部長「うーん…。あとなんか最近温かい食べ物が出ないのよ」
アーチャー「そういった文句は彼女に直接言うべきではないのか」
部長「やーよ。このごろなんとなくイライラしてるし」
アーチャー「それこそこちらにはどうでもいいことだ」
部長「うん、まぁそうなんだけど」

部長「ごちそうさま。中華料理で味覇とか使ってないのって久しぶりに食べたわ」
アーチャー「アレを使うと、なにを作っても同じ味になるからな」
部長「仮設キッチンなのに頑張ってるわねぇ…。じゃあね」
アーチャー「あぁ」

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最終更新:2012年05月03日 23:14
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