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996 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/29(木) 20:28:09 ID:0yrR87vQ
【病院】

キャスター「う…う~~ん…ん?」
唯「あ!キャスターさん起きたよ!」
ムギ「よかった~」
キャスター「え?…ここは…?」
アーチャー「病室だ」
キャスター「え?アーチャー…そうだアーチャー私…!」
アーチャー「もういい、話はある程度聞いた」
キャスター「でも…!」
アーチャー「もういいと言っている…そいつは好きに使え、どう使おうとお前の自由だ」
キャスター「あ…」
アーチャー「それに…謝る相手が違うだろう?」
キャスター「え…?」
律「……キャスターさん…」
キャスター「あ、りっちゃん…」
アーチャー「私はこれで失礼する…もう引越しに取り掛からなければならない頃だろう」
美琴「げっ!すっかり忘れてた!!」
かじゅ「私たちも準備しなければ!」
あずにゃん「行きますよ唯先輩!!」
律「あ、ちょ、ちょっとみんな…」
プリシラ「大丈夫!2人の分は私たちでやっとくから!」
八人「………」
プリシラ「え…?何…?」
アーチャー「いたのか」
唯「いたんだね~」
かじゅ「いたんだな」
あずにゃん「いたんですか」
美琴「いたんだ」
ムギ「いたのね」
律「いたのかよ」
キャスター「いたの」
プリシラ「ちょっと待って!?私ってもうそういう扱いなの!?」


997 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/29(木) 20:47:50 ID:0yrR87vQ
【たまり場 某所】

とーか「では、私と衣は先に行ってきます」
衣「スゥ…スゥ…」
ヘラクレス「うむ…あとは任せておけ」
ホンダム「(埋め立てはこちらでやっておく)」
とーか「では…」
衣「う~ん…ん?うわ!?な、何だこれは!?」
とーか「あら?起きてしまいましたか…」
衣「と、とーか!これは何だ!?」
とーか「私たちはこれから引っ越しをするんですわ」
衣「え?こ、これが引っ越し…?」
とーか「ええ、この先に私たちがこれから生活する場所があります」
衣「むぅ~…想像してたのと大分違うな…」
とーか「まあ普通の引っ越しではありませんから」
衣「他のみんなは?」
とーか「ちゃんとあとからやってきますわ。もちろん衣のお友達も」
衣「そうか…うん!新しい地はどんな場か、すごく楽しみだ!!」
とーか「そうですわね…では、先に行ってきます」
衣「行って来るぞ~!」
ヘラクレス「うむ」
ホンダム「(ご武運を)」

【とーか、衣、新天地へ】


998 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/29(木) 21:11:57 ID:0yrR87vQ
【たまり場 某所】

ひたぎ「思い出深い場所と離れると言うのは…何とも感慨深いわね…」
C.C.「そうだな…まあ引っ越し先はここと大して変わらないんだろうが」
上条「それ言っちゃダメでしょ」
セイバー「シロウ!引っ越し前に倒れるとは何事ですか!?」
士郎「」チーン
黒子「誰のせいだと思ってますの!?」
セイバー「む?まるで私のせいのような物言いですね」
黒子「ようなではなく事実そうですの!!」
美琴「はいは~い、引っ越し最中に喧嘩しな~い!」
アーチャー「…相も変わらず騒がしい」

部長「引越し先には新しい家、できてるかしら?」
美穂子「さあ、どうでしょう?」
部長「もちろん、一緒に住むのよね?」
美穂子「え?え~と…もちろん///」
池田「キャプテン…」

唯「引っ越しって何回やってもワクワクするよね~♪」
あずにゃん「唯先輩…発想が子供っぽいです…」
ムギ「まあだからこその唯ちゃんなのよね♪」

キャスター「りっちゃん…」
律「…何ですか?」
キャスター「あの…ごめんなさい…私…」
律「…もういいです」
キャスター「あ、あの…本当に今回が初めてだから!…だから許してって訳じゃないけど…」
律「もういいですって」
キャスター「そ、それに再生魔術ですぐ治せるから!それでもう…本当に私たち終わりに…」
律「それは駄目ですよ」
キャスター「え?」
律「だってキャスターさんが破ったのは事実なんでしょ?」
キャスター「え、ええ…」
律「だったらその事実を曲げるのは間違ってますよ」
キャスター「え?」
律「私の初めてはキャスターさんに捧げた。それはもう変えようのない事実です
キャスター「………」
律「だから…その…」
キャスター「だから…?」
律「せ、責任は取って貰わないとな~…なんて…」
キャスター「……え?…ど、どういうこと?」
律「つ、つまり~…これからもずっとよろしくってことです!!」
キャスター「り…りっちゃん…!…うん!これからもよろしく!」

唯「何か解決したっぽいね~」
あずにゃん「ですね」
ムギ「よかったわ…色々な意味で♪」
あずにゃん「ムギ先輩…」

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999 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/29(木) 21:22:54 ID:AS1qsJKM
【ちょっと遡って病室】

アーチャー「すまないが、二人きりにさせてくれないか?」
唯「え!りっちゃんって竹井さんだけでなくアーチャーさんまで?!」
ムギ「唯ちゃん、ちょっと黙っててね」
唯「ムグムグ」
かじゅ「では我々は席を立つとしよう。みんな、いくぞ」
あずにゃん「はい!」

律「なんですか、あらたまって」
アーチャー「なに、ちょっとした話だ
      我々サーヴァントについて、君はどれだけおしえられている?」
律「過去の英雄で凄い力を持っている…くらいしか」
アーチャー「なるほど。ではかいつまんでいうが、私達は英雄そのものではない」
律「え?」
アーチャー「『世界』の一部としてそして『世界』に使われる走狗。それが私達の本体だ
      その使い走りの写し身、コピーのようなものがサーヴァントだ」
律「えーと」
アーチャー「サーヴァントとしての私達は世界のイレギュラーにすぎない。
      よってついには世界によって消されてしまう
      故に私達は本体になんら影響を及ぼすことなく消えていく。跡形も無くな」

律「え!でもみんなまだピンピンしてるじゃないですか!消えるだなんて…」
アーチャー「そもそも単独行動スキルを持つ私や、マスターがこちらに来ているとおぼしきバーサーカーやセイバーはともかく
      他のサーヴァント、特にそこのキャスターはあちらに来てすぐに消えてなくてはおかしい。
      魔法、または魔法に近い術を行使しているとしか考えられぬが…まぁこれはどうでもいい。
     ここで大切なのはキャスターが遅かれ早かれ、なにも残すことなく消えてしまう、ということだ」

アーチャー「だからこそ私達にとって聖杯の力は魅力的だ。足跡を残せる手段、だからな」
律「じゃ、じゃあキャスターさんがわたしに近づいた理由って…!(下腹部を押さえる)」
アーチャー「いや、ならばとっくの昔に君は出産しているはずだろう?」
律「あ…確かに…」

アーチャー「キャスターは自分の扱いの悪さにマスターを手に掛けるサーヴァントだ。自分本意といえる
     それなのに何故奴はここに押し込められて今に至るまでなんの行動もしない?」
律「なにもかもが無駄だから?」
アーチャー「違うな。ここが奴にとって理想の世界だったからだ。
     平たく言えば君との生活に満ち足りていたというわけだ」
律「え…わたし…と…?」


1000 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/29(木) 22:14:06 ID:AS1qsJKM
アーチャー「そう考えればある程度符号が合う。葛木の話を出されて…」
律「ちょっ…!なんでそれを!」
アーチャー「あんな空間で叫んで聞かれてないと思っていたのか?」
律「…そうでした(赤面)」
アーチャー「ともかく。あれで奴が激昂したのも、そこに後ろめたさがあったからだ」


律「でも、だったらキャスターさんがわたしを孕ませない理由が分かりません!」
アーチャー「(もしかして妊娠したいのか?)…まぁ安定を求めたのであろう。
      今の関係性に満足している奴にとって妊娠は恐怖でしかないからな」
律「そんな…」
アーチャー「更に言えば君の大事な存在に対して配慮したともいえる」
律「澪とはそんなんじゃない!」
アーチャー「奴にとってはそうなんだろう。
     だからこそ君の大事な存在と顔を合わせて話し合うまでは決定的な行為に及びたくなかった」
律「そんなの全然いいのに…」

アーチャー「…君がゴマカシと言った行為も奴にとってみれば安定した関係を保ちたかったからだ。
     だが、奴と君とではやや認識にズレが生じてきていたようだな…」
律「結局…話し合う機会が無かったのがいけなかったんですね…
  二人の大切な問題なのに…」
アーチャー「まぁ一度じっくりと話し合うべきだ。私から言えるのはそこまでだな」
律「アーチャーさん、随分親切なんですね」
アーチャー「親切…?いや、違うな。君が羨ましくてからかっていただけだ
     あとは…」
律「?」
アーチャー「あのハラペコ共と不毛な競争をするのが心底いやなんだ!」
律「あー」
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