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896 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/25(日) 02:02:48 ID:Rsky8Ymk
……眠れないので小ネタを


~ パーティ会場 ~

黒桐「カイジさん」
カイジ「なんだ、黒桐」
黒桐「コレ、衣さんに渡しといてください」
カイジ「コレって、チーズくんじゃないか!どうしたんだよコレ!?」
黒桐「いやいや、偶然見つかったんですよ」
カイジ「黒桐……」
黒桐(本当は主催側にコレが複数あるって情報を掴んでなんとかして手にいれたんですけどね)
カイジ「ありがとう!俺、渡しに行ってくる」
黒桐「いってらっしゃい」


黒桐「さて、次は、あっ、撫子ちゃん」
撫子「あっ、幹也お兄ちゃん。メリークリスマス♪」
黒桐「メリークリスマス。撫子ちゃん、はい、これ」
撫子「わぁ!クリスマスプレゼント!?ありがとうございます」
黒桐「中を開けて見てごらん」
撫子「はい。ん…よっと」

中身:帽子

撫子「………………チッ」
黒桐「あ、あれ、撫子ちゃん、今しt」
撫子「幹也お兄ちゃん、本当にありがとう!撫子、大切に使うね」
黒桐「あはは、そう言われると嬉しいよ」

撫子(……はぁ、そんなに上手くは手に入らないか)


897 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/25(日) 03:12:00 ID:XKVqxe/A
カイジ「衣ー!」
衣「ん?何だカイジ?」
とーか「そんなに慌ててどうしたんですの?」
カイジ「へへ…ジャーン!」
衣「ああ!?チーズくんではないか!?どうしたのだ!?」
カイジ「まあなんて言うか…クリスマスプレゼントだ!」
衣「ありがとうカイジ!これで…これでやっと…」
カイジ「ほら、行くところがあるんだろ?」
衣「うん!行ってくる!」タッ
とーか「…あれをどこで?」
カイジ「黒桐の奴が見つけてくれた」
とーか「まあ…では後でお礼をしなければ…」
カイジ「そうだな…衣、上手くいくといいんだが…」
とーか「そうですわね…」


898 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/25(日) 03:13:02 ID:XKVqxe/A
衣「シーちゃーん!」
C.C.「む?」
ひたぎ「どうしたの?そんなに慌てて…あら?」
衣「チーズくんだ!チーズくんを持ってきたぞ!」
ひたぎ「あらあら…本当に持ってきたのね…」
衣「うむ!衣は絶対にシーちゃんと友達になりたいからな!」
C.C.「…これをどうしたんだ?」
衣「カイジがクリスマスプレゼントにくれたのだ!」
C.C.「そうか…」
衣「これをシーちゃんにあげる!だから衣t」
C.C.「悪いがこれは受け取れないな」
衣「え?」
ひたぎ「ちょっと…」
C.C.「私のチーズくんは、未だに殺し合いの場に残っているあれだけだ。
   それにこのチーズくんは、コロちゃんの友達が、コロちゃんの為にくれた物だろう?
   それを私が受け取ることはできない。これはコロちゃんのチーズくんだ」
衣「そ、そんな…」グスッ
ひたぎ「コロちゃん…」
C.C.「泣くなコロちゃん」
衣「でも…友達にはなってくれないのだろう…?」グスッ
C.C.「誰がそんなことを言った?」
衣「…え?」グスッ
C.C.「私は『チーズくんがなければ友達にはならない』とは言ったが、
   『チーズくんを返さなければ友達にはならない』とは言ってないぞ」
衣「…え?そ、それじゃ…」
C.C.「よろしくな、私の友達、コロちゃん」
衣「う、うん!」パアァ
ひたぎ「フフ、全く…一件落着ね」

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最終更新:2012年05月03日 21:48
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