4:722~726

722 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/10(土) 03:03:50 ID:H1GuccfM
光秀「おや、一気に人の気配が…それに空気も心なしか私好みのものに……」
ヒイロ「まさかゲリラ投下とはな。風紀委員は半数以上が沈黙状態だ」
神原「そういえばここはパロロワだったのだな。あまりの上げて落とす展開に些か現実味がない…」
船井「ところがどっこい‥‥‥ 現実です‥‥‥! これが現実‥!」
忠勝「……」
刹那「言うなホンダム、オーナーとゴーストも行った今俺たちに出来ることは……ない」
ひたぎ「まさか本当に出る羽目になるとは思わなかったわ。それもこんな急に…」
C.C.「まったくだ。せっかく気持ちよく寝てたというのにな……まあ、仕方ない」

【天江衣、ログイン】


723 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/10(土) 03:15:23 ID:VH5u3as.
部長「どう?」
カイジ「…そっとしてやってくれ。あいつには時間が必要なんだ。
    …少なくとも衣がここにつくまでにはあいつは元に戻る。戻るほかないだろ」

かじゅ「すまない…」
カイジ「本当にそう思ってるなら、そんな自分が悪いみたいな顔をしないでくれ」
律「おい、謝ってる人間にその態度はないだろ!」
カイジ「悪いが俺だって平静を保っているわけじゃない…っ!」
かじゅ「すまない…許してやってくれとは言わない。贖罪でも何でもない。
    …ただそう言わないとわたしも気が済まないんだ」
カイジ「だから!そんな自分が悪いみたいな顔をするな…ッッ!」
律「おい、カイジ!」
ガシッ
部長「田井中さん、ちょっとこっちに来てくれる?」
律「でもカイジが!」
部長「大切な話なの、ごめんなさいね」

律「どういうつもりだ!あの二人をそのままにするなんて!」
部長「私達がいちゃ、ふたりとも泣けないでしょ?」
ムギ「そうよ、リッちゃん。カイジさんも自分で言ってたでしょ。時間が必要なのよ」
律「ムギ…そうだな…一番つらいのは龍門渕なのは間違いないけど…」
部長「わたしもごめんなさいね。差し出がましいことしちゃって」
律「いえ…そうですね。あたしたちはいつも通り出迎える支度をしておきますか」
美穂子「手伝うわ、田井中さん」
律「ありがとうございます…」


724 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/10(土) 04:15:31 ID:KqTvfm42
~安土城、風紀委員会本部近くの一室~
トレーズ「ふむ、こんなものかな…」
唯「トレーズさん、こんなところで何をしてるんですか?」
あずにゃん「なんかたくさんの鉄板が見えるんですけど」
トレーズ「これは現世にいる咎人がこちらに来たときに使用する焼き土下座用の鉄板だ。私はその管理をしている」
唯「へー」
あずにゃん「それずっと熱してるのではダメなんですか?」
トレーズ「火災の恐れがあるのでな。普段はレディヒサやレディトウカが温度管理をしているのだが今は暇な私がやっている。右の鉄板から阿良々木暦用、アリー・アル・サーシェス用、、織田信長用、一方通行用そして…」
あずにゃん「…」
トレーズ「レディモモコ、レディミオの分だ」
唯「…」
トレーズ「無論、使わないにこしたことはない。だが…」
あずにゃん「わかってる、つもりなんですけどね…」
唯「でも今の桃子ちゃんは…」
トレーズ「その様子なら二人とも今のレディモモコのことは理解しているのだね」
唯「はい、わたしたちから見ればあくでも桃子ちゃんには正義なんですよね」
あずにゃん「大切な人を生き返らせるっていう」
トレーズ「…正解だ。レディムギの影響かのかな」
あずにゃん「そういうことにしておいてください」
トレーズ「正義とはときに誰よりも盲目で、愚かだ。大切なものがあるならより一層…」
唯「…さっきから気になってたんですけど、あの左端の鉄板の上に土下座してるのってなんですか?」
あずにゃん「(シリアスな空気がぶち壊しだ!)」
トレーズ「ああ、あれは以前にこちらに来たアリー・アル・サーシェスの脱け殻というべきものだ。少し前からずっと焼き土下座をさせいる」
あずにゃん「単なる嫌がらせじゃないですか…」

【サーシェスの男の肉体 永遠の焼き土下座確認】


725 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/10(土) 12:53:44 ID:VH5u3as.
カイジ「衣…衣ぉ…!」
かじゅ「モモ…どうして…うぅ…」

ガチャ

とーか「なにをメソメソと恥ずかしい…プライベートルームの中にまで響いてましてよ?」
カイジ「龍門渕!お前こそ大丈夫なのか!」
とーか「なにを言ってますの?すっきり爽快に起きただけですわ!」
カイジ(ついさっきまで号泣してたじゃねぇか…)

かじゅ「その割には目が腫れてるようだが?」
とーか「そんなこと…(ゴシゴシ)ありませんわ!貴女こそ情けない顔をして!」
カイジ「…そうだな、そのほうがお前らしいよ」
とーか「なにか言いまして?」
カイジ「いや、なにも」
とーか「さ、衣を迎えに行きますわよ!」


726 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/10(土) 13:03:20 ID:VH5u3as.
とーか「それにしても変な気持ちですわね」
カイジ「なにが?」
とーか「このように衣を迎えるということがですわ。
    なにかこう、悲しんでいいのやら、顔を合わせることが出来て嬉しいのやら」
カイジ「あぁ…ちょいと不思議な感覚だな。友達がこっちに来るのを迎えたことなんて今までなかったから」
とーか「貴方、もしかして友達がいないんじゃありませんの?」
カイジ「…なんだよ、悪いかよ」
とーか「困りましたわね…わたくし盛大な方がいいのに(ボソッ」
カイジ「なにぶつくさ言ってんだ?」

安藤「‥‥」
船井「どうしたん?」
安藤「いや‥まぁ‥そう、だよなぁ‥」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2012年05月03日 21:13
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。