4:564~571


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

564 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/03(木) 20:08:10 ID:75EQxJKQ
戦場ヶ原「麻雀をしましょう」
上条「…唐突だな…」
C.C.「以前言っていた長編のネタは麻雀だったのか…>>559>>560>>563」
上条「て言うか…そんなのやったって上条さんの最下位は確実じゃないですか…何が面白いんだよ…」
戦場ヶ原「大丈夫よ上条君。今回はチーム戦で、貴方のパートナーには『咲-Saki-』世界のキャラを付けてあげるわ」
上条「マジで!?それならまだ可能性が…」
C.C.「という訳で今回のネタのゲストであり、上条のパートナーを紹介しよう」
加治木「今日はよろしく頼む」
戦場ヶ原「という訳で今日のゲストは鶴賀学園高等部3年生の加治木ゆみさんよ」
加治木「ところで…何故私なんだ?『咲-Saki-』世界のキャラは他にもいるだろう?」
二人「「………」」
上条「あの~…お二人さん?」
戦場ヶ原「それじゃ今回の麻雀のルール説明をするわよ」
上条「いや加治木の質問に答えろよ」
C.C.「いや、特に意味はないぞ、うん」
加治木「?」
上条「まぁ…ないんなら別にいいけど…」
戦場ヶ原「では改めてルール説明をするわ。さっきも言ったように、今回はチーム戦。私とシーちゃん、上条君と加治木さんでペアを組んで行うわ。勝敗はトップになった人がいるチームの勝ちよ」
上条「…と言うことは…たとえ上条さんが最下位でも加治木がトップなら勝ちってことですか!?」
C.C.「だからそう言ってるだろう…お前が上がれなくても、加治木が大物手を張った時に差し込めば、それで勝てる可能性も高くなる訳だ」
上条「いや大物手の時に差し込めって言ったって…加治木の手が大物手かどうかなんて分かんねーじゃん…」
C.C.「…普通は捨牌からある程度は読めるものだがな…」
上条「…どうせ上条さんは馬鹿ですよ…」
戦場ヶ原「まぁ、そんな上条君でもある程度は他家の手が読めるように、今回はこの麻雀牌を使うわ」
上条「こ、これは!?」
加治木「な、何だこれは!?」
戦場ヶ原「そう、牌一種類につき普通の牌は一枚だけ…後の三枚は裏からでも牌の種類が分かるガラス牌…通称『鷲巣麻雀牌』!」
上条「何でそんなもんがここにあるんだ!?アニロワ3rdに参戦してんのは『カイジ』であって『アカギ』じゃねーだろ!?」
戦場ヶ原「勘違いしないでちょうだい…これは神原の私物よ」
上条「えっ?そうなの?」
C.C.「うむ…また誰かの支給品に紛れていたか、島のどこかにあったか…とにかくまたいつの間にかあったのだ」
戦場ヶ原「ちなみにこの前の白井さんの『マル秘ノート』と違って、これは原作で本当に神原が持っていた物よ。嘘だと思うなら『偽物語(上)』を買って読みなさい。アニメではカットされるでしょうから…」
上条「またさらっと宣伝を…」


565 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/03(木) 20:08:44 ID:75EQxJKQ
<ルール説明>
麻雀のルールは基本通り。東風戦。赤ドラはなし。
ただし使う牌は『鷲巣麻雀牌』で、台もそれ専用の物を使用する。盲牌出来ないように皮手袋も着用。
2対2のチーム戦で行い、最終的にトップだった人のいるチームの勝利。
パートナーに自分の手牌を口頭で伝えるのは禁止。

<牌の表示>
萬子:一二三四五六七八九
筒子:①②③④⑤⑥⑦⑧⑨
索子:123456789
字牌:東南西北白撥中

戦場ヶ原「じゃあ、始めましょうか…」
C.C.「うむ…」
加治木「…」
上条「今日こそは勝つ…絶対に…」

東一局
東家:戦場ヶ原 25000
南家:C.C. 25000
西家:加治木 25000
北家:上条 25000

ドラ表示牌:3(ガラス牌)

―――一巡目―――

加手牌:二三五六七八⑤⑥⑨122北(■三五六七■■⑥⑨■22■)
加治木(…三向聴…悪くない…問題はガラス牌…ツモ次第で待ちがバレバレになる可能性も…)
戦場ヶ原「…」タンッ西
戦手牌:三■五①③■■⑧678白白
加治木(戦場ヶ原の手も早そうだ…だが役牌の対子はガラス牌だとむしろ邪魔になる…味方のC.C.に鳴かせてもらうか、暗刻にするしかないが…)
C.C「…」タンッ北
C手牌:一二■七③⑨445■■東■
加治木(C.C.はドラが二枚に黒牌が四枚…黒牌の種類次第では警戒すべきか…)トン四(これで二向聴…上条の手は…)チラッ
上条「…」
上手牌:一一九②⑧3889南西撥中(黒牌無し)
加治木(…び、微妙過ぎる…黒牌が一枚もない上に、面子もない…私が何とかするしかないか…)タンッ北(黒牌)
上条(不幸だ…初っ端から微妙な配牌…)トン⑤(ツモまで微妙…もう加治木に任せるしかねぇ…とりあえず加治木の待ちになりそうなのは押さえとくか…)タンッ西


566 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/03(木) 20:09:18 ID:75EQxJKQ
―――六巡目―――

加手牌:二三四五六七八④⑤⑥122(■三四五六七■④■⑥■22) 2(黒牌)
加治木(張った…一索切りで二五八萬の三面張…だが問題は…)チラッ
上手牌:一一九⑤⑥⑧23889撥■
加治木(上条の手に私の上がり牌がないこと……リーチをかけるべきか否か…)
上条「…」
加治木(…ここは黙テンで様子を見るか…より高目への手変わりもあるし…)タンッ1(黒牌)

上手牌:一一九⑤⑥⑧23889撥撥(一一九⑤⑥⑧23889撥■) ①
上条(…やっぱり微妙過ぎる…加治木はもう張ってんのかな…?)チラッ
加手牌:■三四五六七■④■⑥■22
上条(もう張ってるような気もするけど…でもリーチかけないってことはまだなのかな?…う~ん…とりあえずこいつはいらないよな…)タンッ①
戦場ヶ原「…リーチよ」パシッ①
上条「えっ!?」
加治木(何!?)
戦手牌:三■五②③■■⑧678白白
加治木(あれでは待ちはかなり限られる…C.C.の差し込みか?)
C.C.「…」タンッ中
C手牌:一二■②③4456■■東■
加治木(違う?なら何故リーチを…!まさか!?)トン南(ぐっ…こんな時に無駄ヅモ…)タンッ南
上条「…」トン四
加治木「!?」
上条(一筒切りでリーチってことは、一四筒の両面はない…となると白と八筒のシャボ待ち…あるいは八筒絡みの順子の待ち…まぁどちらにせよこれは通るだろ…)タンッ四
加治木(駄目だ!!)
戦場ヶ原「ロンよ」パタッ
上条「えっ!?」
戦手牌:三白五②③④⑧⑧678白白(三■五②③■■⑧678白白) 四
上条「な、何だそりゃ!?」
戦場ヶ原「裏ドラは…」トン八(ガラス牌)「残念…リーチ一発、白、親の40符3藩で7700」
上条「うぅ…不幸だ…て言うか何だよその待ち…」


567 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/03(木) 20:09:43 ID:75EQxJKQ
戦場ヶ原は罠を張っていたのだ…。配牌時、白は既に暗刻になっていたが、白の黒牌を、萬子の嵌張の間に挟み、萬子は面子、白は対子であると、加治木と上条に思わせたのである。ガラス牌を逆手に取った、戦場ヶ原の罠…!

加治木(だがこの罠は四萬の黒牌の場所が明らかになれば成立しない…つまり…)チラッ
C.C.「…」
C手牌:一二四②③445667東東(一二■②③4456■■東■)

四萬の黒牌は、配牌時からC.C.が持っていた。もし二人が罠にかからずとも、いつでも差し込むことが出来た訳である。

加治木(口頭で互いの手を伝えるのはルール違反…つまり二人は何らかの合図を送り合っていた…)

チーム戦ではこの合図、互いの意思疎通が重要…。既に友情(?)が芽生えている戦場ヶ原とC.C.は、完璧にお互いの手を伝え合っていた。しかし即席タッグである加治木と上条は、互いの手を伝える手段がない…。それ故、圧倒的不利…!

加治木(くっ!パートナーとの信頼関係…それがなければ勝てない…!…だが…)
上条「うぅ…また初っ端に振り込んじまった…」ズーン
加治木(………)


568 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/03(木) 20:10:20 ID:75EQxJKQ
東一局 一本場
東家:戦場ヶ原 32700
南家:C.C. 25000
西家:加治木 25000
北家:上条 17300

ドラ表示牌:南(黒牌)

―――一巡目―――

上手牌:二二六九①③④148東西中(二二■九①③④148■西■)
上条(…加治木の風でドラの西がある…加治木の手は…)チラッ
加手牌:五①①④■⑧⑧⑨66■西■
上条(!…西がある…でも一枚か二枚か分からねぇ…どうすれば…)
戦場ヶ原「…」タンッ北
戦手牌:一三四②⑤⑥■33■■東東
C.C.「…」タンッ9
C手牌:■七八八②■■257■撥中
加治木「…」トン六「…」チラッ
上条(ん?)
加治木「…」カチッ タンッ北(黒牌)
加手牌:五六①①④■⑧⑧⑨66■西
加治木「…」カチャ
上条(!…そうか…分かったぜ…)タンッ西
加治木「ポン」カチャ タンッ④
加手牌:五六①①■⑧⑧⑨66 西西西(一枚黒牌)
加治木「…」カチャ
上条(次は…)タンッ①
加治木「ポン」カチャ タンッ⑧
加手牌:五六■⑧⑨66 ①①① 西西西(一枚黒牌)


569 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/03(木) 20:10:45 ID:75EQxJKQ
加治木がしたことは至極単純。牌をツモったときに上条に目で合図を送った後、牌を切る前に鳴かせて欲しい牌を軽く叩き、牌を切った後に軽く倒す素振りを見せただけである。単純極まりなく、相手にもバレバレであるが、即席コンビの意思疎通手段としてはこれが精一杯であった。だが…

―――四巡目―――

加治木「ツモ」パタッ
加手牌:五六⑦⑧⑨66(五六■⑧⑨66) 四(黒牌) ①①① 西西西(一枚黒牌)
加治木「西ドラ3で満貫、一本場で4100-2100」

運も味方し、この局は加治木がツモ上がり、逆転トップ。

上条(よし!)
加治木(露骨過ぎるが、何もしないよりはいい…次も上手くいくといいが…)


570 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/03(木) 20:11:15 ID:75EQxJKQ
東二局
北家:戦場ヶ原 28600
東家:C.C. 22900
南家:加治木 33300
西家:上条 15200

ドラ表示牌:②(ガラス牌)

流れは変わったように見えた…。だが…

―――八巡目―――
C.C.「…」タンッ八
C手牌:③③■④⑤■⑦五六■■■7
加治木(…黒牌が多過ぎる…ドラが最低二枚…最悪タンピン三色の可能性も…)タンッ八(黒牌)
上条(…振ったらそれで終わっちまう…ベタ降りするしか…)タンッ五
戦場ヶ原「…」タンッ⑨

―――十一巡目―――
C.C.「ツモ」パタッ
C手牌:③③③④⑤⑥⑦五六七567(③③■④⑤■⑦五六■■■7) ⑤
C.C.「タンピン三色ツモドラ3で倍満、8000オール」
加治木(くっ!想定していた最悪の結果だ…)
上条(…不幸だ…)

再びひっくり返される…。この時点で点差は20000点以上…。更に上条の点棒は8000を割ってしまう…。これにより、今後の行動に制限が付く…。

上条(次に満貫を振ったらそれでトビ…)
加治木(半端な手では差し込みも許されない…)

仮に加治木が満貫手を張り、上がり牌を上条が持っていても、差し込むことができない…。満貫を上がっても逆転には届かず、上条が飛んで終わってしまうからである…。跳満、倍満でも同じ…差し込みが許されるのは上条が飛ばない程度の安手か、一発逆転の三倍満以上の手しかない…。

加治木(ツモか直撃…或いは上条に上がってもらうしか…)


571 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/03(木) 20:11:56 ID:75EQxJKQ
東二局 一本場
北家:戦場ヶ原 20600
東家:C.C. 46900
南家:加治木 25300
西家:上条 7200

ドラ表示牌:⑥(ガラス牌)

―――一巡目―――

上条(な、何ですかこれーーー!?)

普段の上条なら、このまま飛んで終わりのはずだった…。

加治木(なっ!?)
戦場ヶ原(…冗談でしょ?)
C.C.(おいおい…)

しかしそれでは余りに面白味がなさ過ぎる為、書き手である「毒吐き代行の人」のテコ入れが入る…それで面白くなるかは不明だが…。

上手牌:■2■④⑥■九白白撥撥中中
加治木(三元牌が三つ共対子…)
戦場ヶ原(全部刻子になったら…)
C.C.(役満…大三元…)

確かに通常の麻雀ならこの手は逆転のチャンスと言える…。だがこれはガラス牌を使用している「鷲巣麻雀」…。つまり…

戦場ヶ原(ま、鳴かせなければいいのよね…)
C.C.(握り潰してしまえばそれで終わりだ…)

相手には大した脅威にはならない…。味方の加治木に鳴かせてもらうか、自分で引いて暗刻にするしかないのである…。だが…

上条(来たーーー!!!来ましたよ!!!上条さんにも幸運が!!!これで一気に逆転できる!!!)

それに気付いていない馬鹿がいた…。

加治木(………何とかこちらで引ければいいが…点差から差し込みは無理…最後は自分でツモってもらうしかない…)
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。