3:598~608

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598 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/01(水) 01:12:50 ID:sfJZkLZ. ~~休憩中~~ 真宵「マリアンヌさん」 マリアンヌさん「あら何かしら」 真宵「最終競技に移るにあたり私たちのチームは人手が足りないのです。力を貸してはくれませんか」 マリアンヌ「どうしようかしら」 C.C.「私からも頼む、マリアンヌ」 マリアンヌ「C.C.、貴女に頼まれたら断れないわよ」 真宵「ありがとうございます」 マリアンヌ「まあ今まで暇してたしね」 美琴「最終競技は全員参加だけど、ケガをした人の具合は?」 アーニャ「ばっちし」 インデックス「私も協力したからね。暇してた男を何人か投げ捨てたけど」 コクトー、安藤、海原、レイ、ごひ、ゼクス「……」グッタリ 美琴「ああ、本編の治癒魔法ね……」 ~~休憩時間一時間の後~~ ◇最終競技 小萌「最終競技は水上騎馬戦です。各チーム騎馬は三騎。上の人が頭につけているハチマキをとれば撃破となりますぅ。一騎撃破ごとに1ポイント、最後まで生き残ったチームには3ポイントを加算し、その合計ポイントで勝負をけっしまーす。ただし、騎馬が自壊した場合には-1ポイントとなるので気を付けてくださーい!一位になったチームにはなんと600ポイント!二位でも300ポイント入るからがんばってくださいね」 真宵(上)「私の策は今ここに完成するのです」 ひたぎ(下中)「なんとなく納得いかないけどゴーストを下にするわけにはいかないものね」 神原(下右)「何、我々の機動力にはかなうまい」 ファサリナ(下左)「お手柔らかにたのみます」 唯(下左)「あずにゃん、安定してる?」 あずにゃん(上)「はい、大丈夫ですよ」 律(下中)「さあ飛ばしていくぜ!」 ムギ(下右)「ええ、決着をつけるわよ」 撫子(上)「大丈夫かなあ……」 マリアンヌ(下右)「大丈夫だから力を抜いてね」 キャスター(下左)「私たちに任せておけば大丈夫よ」 C.C.(下中)「まあきちんと働くさ」 とーか(上)「さあ今度こそ目立ちますわよ」 池田(下左)「重いし!」 美穂子(下右)「まあまあ」 部長(下中)「さあ、勝たせてもらうわよ」 美琴(上)「泣いても笑ってこれで最後よ!」 プリシラ(下右)「ここで勝って優勝だー」 かじゅ(下左)「胸が騒ぐじゃないか」 セイバー(下中)「決着をつけましょう」 アーニャ(上)「勝つ」 ユフィ(下左)「ええ、勝ちましょう」 リリーナ(下右)「ここは私もがんばりますよ」 ライダー(下中)「このメンバーなら押さえ気味にいかないと自壊しかねませんね」 咲(上)「和ちゃん、大丈夫……?」 和(下中)「私に任せておけばオールオーケーですよ」ハァハァ 妹A(下右)「正直この空気はきついとミサカは素直に不満を述べます」 妹B(下左)「和自重しろとミサカは不満をストレートに言い放ちます」 インデックス(上)「ごーごー」 首輪ちゃん(下中)「なんで俺が下なんだよ!」 妹C(下右)「これが下っぱの悲哀ですとミサカは哀愁たっぷりにいいます」 妹E(下左)「泣くなよとミサカは首輪を慰めようとします」 イリヤ(上)「落としたらぶっ飛ばすからね!」 カマやん(下中)「我に失策などない。だから安心していろ聖杯」 妹D(下左)「うわぁ、コイツ死亡フラグ建てたよとミサカ生暖かい目でオカマを見ます」 妹G(下右)「この一級フラグ建築士がとミサカは侮蔑の目でオカマを見ます」 601 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/01(水) 04:21:08 ID:vq.WpQRE 部長(それにしても…特攻野郎はなにを考えているのかしら?    戦力になり得る神原、ファサリナ、律、ムギ、C.C.を馬にするなんて戦力ダウンもいいところなんだけど。    うーんと、撫子組が柱かな。    馬としての機能はC.C.に任せて、キャスターが魔術でなにかやらかしそうね。。。    主催側も傾向としては同じか。機動力はシスターズで大幅に稼いでいるから、より厄介かもだけど) 美穂子(私の視界から見て、機動防御に長けているのはインデックス組、イリヤ組、真宵組。      この三チームに追いつくのは結構大変そうね。      特攻チームはキャスターの魔術で機動力を補助しそう…。      と、なれば狙うのは…) 部長「アーニャ?」 アーニャ「なに」 部長「例の件はもう済んだ?」 アーニャ「無論。辺りもつけている」 部長「さすがブリタニアの騎士ね。お任せしてよかったわ」 アーニャ「空気じゃない?」 部長「えぇ、勿論よ。ありがとう」 ずきゅーん アーニャ「竹井。この戦いが終わったら、夕食を一緒に食べよう」 部長「あら、ありがと」 美穂子「私たちの狙いは千石さんですね。より本命を言えば馬のキャスターさんですけど」 部長「さっすが!私の狙いもそこよ。龍門渕さん、よろしくね」 とーか「モチのロンですわ!」 池田「あ、あたしだってそれくらいのことは考えてたしぃ~!」 602 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/01(水) 10:48:43 ID:vq.WpQRE D「さぁ始まりました、水上騎馬戦!腰まで浸かるために機動力は大幅に制限されるこの競技ですが…(絶句)」 K「な…!?と、飛んだ…だと…?!」 キャスター「12人一斉に持ち上げるのはなかなか荒行だけど、空前絶後な魔術師の実力、舐めないでほしいわね」 真宵「これであとは下の6チームが潰し合うのを見るだけです」 ムギ「下から襲って来ても万全の馬部隊ならば迎撃は容易。さすがの参謀っぷりね、ゴースト」 部長「あちゃー、これは読んでなかったわ」 美穂子「どうします?」 部長「この馬じゃあそこまでジャンプするのは無理ね。このままだと主催チームと潰し合いすることになるけど…」 美穂子「それは面白くありませんよね?」 部長「そう!そうよね!」 首輪ちゃん「おいおい、オカマさんよぉ!あんなの聞いてねーぞ!」 カマやん「さすがはサーヴァント、といったところか。まぁいい。風紀チームを全て蹂躙すればいいだけのこと」 和「スーハースーハー咲さん…興奮してるのですか?湿ってますよ…」 咲「う、うん…おトイレ行くの忘れてて…」 和「それは大変です!ミサカさんたち、咲さんを支えててください!さぁ咲さん!私が貴女のトイ」 606 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/01(水) 13:29:23 ID:dzbpJRsE イリヤ「でも私達が最優先で潰したいのは特攻野郎よ。このままあんな奴らの掌で踊るつもりはないし。     出来れば風紀委員と戦って全滅、風紀委員も消耗してほしいけど。インデックス、あれを潰す方法はない?」 インデックス「…………検索終了。イリヤ、カマやん、アレを潰すのに力を貸してくれない?」 イリヤ「いいわよ」 カマやん「承知した」 かじゅ「どうやら主催チームの会議が終わったようだな」 ユフィ「なにか準備を始めましたよ」 プリシラ「……あっ、特攻野郎チームに異変が!」 美琴「なんだか随分とふらついているわね」 ライダー「どうやらキャスターの魔法陣に干渉したようですね」 リリーナ「どうします?今の主催チームは無防備ですが?」 透華「いいえ、私達は引き摺り下ろされた特攻野郎を狙いますわ!」 セイバー「そうでなくては!卑怯な手を使う特攻野郎を潰す、望むところです!」 キャスター「クッ!これ以上は持たないわ!……一組を落としてしまう!」 真宵「やはり主催チームからの干渉が来ましたか……オーナー、申し訳ございませんがあなた達の騎馬を切り捨てさせてもらいます」 ムギ「ええ、かまわないわ。その代わりプランSを発動するわよ」 真宵「問題ありません。一応保険としてプランH(腹ペコ)も使用してください……健闘を祈ります。ご無事でいてください」 ムギ「ムリなお願いね。でもありがとう。ではキャスターさん、私達を下ろしてください」 首輪ちゃん「よっしゃー!一組降りてきたぞ!なあ大将、狩りを始めてもいいよなぁ!!」 イリヤ「待って!私達はキャスターの干渉を続けるつもりだから動けないの。だから守りを優先する」 カマやん「そこで、宮永咲の騎馬は我々の護衛、機動隊のインデックス騎は奴らの牽制に向かえ」 イリヤ「万が一風紀委員が攻め込んできたら戻ってくるように」 首輪ちゃん「合点承知!!さーて、戦場をかく乱しに行くとしますか!!」 608 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/01(水) 17:12:08 ID:sz3V.pP2 アチャ「それは悪手だぞ、キャスター。特攻野郎の軍師は何をしているのだ」 玄霧「どういうことです?」 アチャ「翼を持たぬ獣相手なら空に身を踊らせることは十分に有効だ。たとえあのように不安定でもな     だが相手に対空攻撃手段があった場合、あのような状態では回避すらままならない。まとめて打ち落とされるのが関の山だ」 玄霧「ハチマキを取らないとポイントにならない以上、聖剣も超電磁砲も意味がありませんよ」 アチャ「その通りだ。しかし騎馬が自壊した場合、そのチームは-1ポイント……つまり何らかの方法で“空中の騎馬を崩す”ことができれば……」 玄霧「そんな都合のいい方法があるんでしょうか」 アチャ「聖剣で焼き払っては意味がない。だがその聖剣の“魔法の鞘”……風を呼ぶ“あの宝具”なら、どうなる?」 玄霧「…………あ」 セイバー「風王鉄槌!」 D「おーっとセイバー選手、宙に浮く特攻野郎に向けて無慈悲にも暴風攻撃!」 K「賢い選択だ。あそこで超電磁砲を使って撃墜しては自壊したことにならないからな」 D「なんとかしのいだ特攻野郎チーム、しかし未だ吹き荒れる暴風にたまらず着水!ゲームは振り出しに戻ったぞ!」

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