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195 :名無しさんなんだじぇ:2010/06/25(金) 14:43:37 ID:hSKXDPsU
律「これ下さい…」
小萌「チェックワンですねぇ。まいどありですぅ」
律「ハァ…(タメイキ)」
小萌「どうしたんですぅ?ため息なんてついて田井中さんらしくもない」
律「い、いえ!ただ不安で…」
小萌「受け止めてくれる人はいないんですかぁ?」
律「居ますけど…心配掛けたくなくて…それにまだ確定したわけでもないし…」
小萌「新しい命をお腹に宿すというのはとても素晴らしいことです!堂々と胸を張りましょう!」
律「は、はい!」
律「とは言うものの…やっぱ怖いよなぁ…あ、一分経った。どれどれ…」
(陽性)
律「はぁ…。なんでなんだろ?嬉しいはずなのに…。澪ぉ、あたしどうしちゃったんだろうなぁ…」
【妊娠検査薬は妊婦特有のホルモンを検出する為、無論陽性判定がでます】
197 :名無しさんなんだじぇ:2010/06/25(金) 18:15:31 ID:2rXUeftY
律「うぅ…いつまでもこんな調子でいられないよな…。生まれてくる子に罪はないんだし…。
新しい命を授かったことは幸せなことなんだ…。喜ばないと…。
あれ、死人の赤ちゃんって死人として生まれるのかな…?だとしたらなんか可哀想だな…」ブツブツ
アーチャー(おい何だかもう見てられないぐらい切羽詰まっているぞ…)
セイバー(リツ…)ホロリ
律「…ん?」
ざわ…ざわ…
キャスター「以上で説明終わりよ。わかってくれたかしら?」
マリアンヌ「つまり…体質が妊婦のものになっただけで、本当に妊娠したというわけじゃないってことかしら?」
律「――…は?」
唯「びっくりしたよぉ。りっちゃんに赤ちゃんができたなんて二人が騒いでるからさ」
梓「びっくりしすぎて生き返っちゃうんじゃないかと思いましたよ…」
キャスター「二人がマリアンヌを押さえてくれなかったら、話にならないところだったわ…」
マリアンヌ「当たり前じゃない!りっちゃんがさらに苦労人になるところだったんだから」
律「ちょ」
紬「残念だわ…。女性同士で妊娠なんて素敵な大スクープ、一部始終を記録したかったのに…」ダクダク
アーニャ「確実に闇市で高値で取引できた」
幸村「紬殿、いつになったら出血が治まるのでござるか?」
筆頭「何で俺たちが輸血道具を持ってこなくちゃいけねぇんだ」
律「…」
撫子「でもちょっと残念だなぁ。律お姉ちゃんの赤ちゃん、見てみたかったかも」
真宵「というか、何で魔術を使ってまでして逸さんの体質を変化させたんですか?」
キャスター「だって、律ちゃん胸の大きさコンプレックスにしてたでしょ?そうしたら久ちゃんが、孕ませる勢いで揉んだらホルモンが出て大きくなるって言ったから…」
竹井「本気でやるとは思いませんでした…」
律「――なぁ、澪…」ガシャッガシャッ
かじゅ「ホルモンの分泌を促すために妊婦体質にするなら、初めから胸を大きくする魔術を使えばいいのでは…」
キャスター「それじゃ面白くないじゃない。律ちゃんの自信の力で大きく成長してもらわないと♪」
神原「しかし、妊婦体質になってホルモン分泌も促されているはずだが、ちっとも大きくなってないな」
池田「絶対無理だし。律の胸はあれ以上大きくならないし」
船井「嬢ちゃんはあの大きさやからえぇと思うんやけどな」
神原「ふむ、奇遇だな。同意見だ」
梓「確かに胸の大きい律先輩は想像できませんね」
キャスター「ちょっと、私の律ちゃんのスタイルを馬鹿にしないでよ?引き締まっててとっても綺麗なんだから」
律「…今だけは、お前が知ってる田井中律をやめてもいいよな…?」ゴゴゴゴゴゴゴ
神原「おや?ここの上空はこんなに赤黒い色をしていたか?」
池田「うん?なんだか急に寒気が――」チラッ
――皆の目に最期に映ったのは、涙を流しながらも笑顔を称えた鬼人の姿だったという。
ヒイロ「…暴れ龍を見た…」
刹那「何の話だ?」
ヒイロ「たまり場が消し飛んでしまうんじゃないかと思うぐらいの逆鱗具合だった…」
刹那「そうか。まぁこの個室にいれば俺たちは平和だな」
レイ(…和解していて良かった…)