3:170~173

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170 :第十八回死者スレラジオ:孤独な騎兵と孤独な少女と1/4:2010/06/23(水) 21:47:19 ID:LGLxrHzA 安藤「はい、本番行きます。3、2、1…」 <♪きらめく涙は星に 風に乗り空を飾る 月明かり雲に途切れても 僕を照らす~> 美琴「御坂美琴と!」 アーチャー「アーチャーの!」 二人「「『新人さんいらっしゃ~い』The3rd!」」 美琴「というわけで始まりました。久々……というか初めてよね、新人さんのほうは」 アーチャー「何、今期は新人死者が少ないから先輩のほうで回数を稼がねばならないからな」 美琴「そこ、メタ事情を言わない!」 アーチャー「これくらいは構わんだろうさ」 美琴「まあそりゃそうだけど……改めまして司会はν放課後ティータイムヴォーカル休業中の御坂美琴と!」 アーチャー「たまり場食事の料理長、アーチャーのサーヴァントが務めさせてもらうぞ」 美琴「今日のOP曲は『きらめく涙は星に』でした。唯さんお疲れ様です!」 アーチャー「今回のゲストだが……」 美琴「ああ、顔を合わせづらいのね」 アーチャー「元の世界でも戦っていた間柄だからな」 美琴「まあまあ。それじゃあ今回のゲストの登場よ。特技は騎乗とストーキング。本編中公式の百合要員、そんな今回のゲストは…」 ライダー「ライダーのサーヴァントことメドゥーサです。以後お見知りおきを」 アーチャー「というわけで今回のゲストはライダーだ。ふっ、お前もヤキが回ったな」 ライダー「なんとでも言ってください、私はただの敗者なのですから」 アーチャー「その辺りは強く言えんな。私も同じ立場だからな」 美琴「メドゥーサって……あの頭にヘビを生やして、目があったものを石にしちゃうって言うギリシャ神話の魔物のこと?」 ライダー「まあ、そういうことにしておいてください」 美琴「じゃあ目があったらあたし石になっちゃうの?」 ライダー「試してみますか?永遠の美が手に入りますよ」 美琴「え、遠慮しときます!」 ライダー「冗談ですよ。本当にそんなことをしたら後でバーサーカーと敵対しかねませんから」 美琴「眼帯で目が見えないから冗談かマジかわかんないわ……」 アーチャー「おい、そんな戯れをいつまでも続けてないでさっさとロワ内動向に移るぞ」 美琴「はいはい、じゃ行きますよ」 アーチャー「だがその前にCMだ」 171 :第十八回死者スレラジオ:孤独な騎兵と孤独な少女と2/4:2010/06/23(水) 21:48:57 ID:LGLxrHzA 美琴「CMは明けたわね、それじゃロワ内動向に行くわよ」 「魔女は晩餐」にて初登場 ゲーム開始直後にC.C.と遭遇。彼女の血を吸うことで魔力の補給し、今後の魔力の補給元として持ち歩くことに。しかしその直後にアーチャーの狙撃を受ける。これに危険を感じ、魔女として迫害を受けていたC.C.に共感し、彼女をその場に残し撤退。C.C.と別れた後、電車で移動中だった美穂子と小十郎のコンビを襲撃。普通の人間を凌駕する戦国武将の力に驚愕するも現代兵器であるスタングレネードで小十郎と美穂子の視界を奪うと小十郎に致命傷を与える。それを確認し、美穂子の血で魔力回復をしようとしたとき執念で立ち上がった小十郎から一撃をもらい、彼と対峙する。しかし小十郎はもはや死に体であり、ライダーはこれを難なく討ち取る。魔力回復は小十郎の血から行い、ライダーは美穂子を見逃し駅から離れる。この辺りから原因不明の雑音に悩まされることに。移動した先の民家内で放送を聞く。その直後に聞こえてきた声のほうへと向かうと小萌の死体を破壊したばかりのふじのんと遭遇。ふじのんはライダーを殺しにかかるがふじのんの能力を一瞬で看破し、スタングレネードと魔眼殺しのメガネでふじのんの能力を完全に封じる。その後ふじのんを説き伏せ同盟を結び、魔眼組がここに結成となった。ふじのんがシャワーを浴びるのを待ち、行動開始。D-2駅に放置されていた車両を操りD-6駅を目指す。目的としたD-6駅が近づくとそこに滞在するセイバーと幸村を視認し、D-6駅に電車で突撃。車両自体はセイバーと幸村に止められるがセイバーの魔力を消耗させることには成功。セイバーは早々に撤退。ふじのんを温存し、幸村とのサシ勝負を選択。押され気味ではあったが、切り札のふじのんを投入すると形勢は逆転。二人で連結し、幸村を討ち取ることに成功したのだった。 美琴「序盤からハードねー」 アーチャー「ライダー、貴様キャスターのことを強く言えないのではないか」 ライダー「あれよりはマシだと思いますが」 美琴「いや、十分エロいと思うわ……」 ライダー「というかあの戦国武将というものたちは何なのですか?本当に人間なのですか?」 アーチャー「私に訊かないでもらおうか」 美琴「いちおー、人間だと思うわ…逸脱はしてると思うけど」 ライダー「世界は広いものです……」 アーチャー「しかしお前も甘いな、福路を見逃すとは」 美琴「そーいえばなんで美穂子さんを見逃したんですか?」 ライダー「それは秘密です」 美琴「気になるなあ…」 アーチャー「その後に浅上と同盟を結ぶわけだが、あの思考は建前か?」 ライダー「む、心外ですね。少なくともあの時点では利用するつもりでしたよ、あの時点では……」 美琴「まあそれはCMの後に回しましょう」 172 :第十八回死者スレラジオ:孤独な騎兵と孤独な少女と3/4:2010/06/23(水) 21:50:28 ID:LGLxrHzA アーチャー「さて、中盤戦か」 美琴「明智さんとかバーサーカーさんが暴れる裏の話よ」 幸村を討ち取った直後のD-6駅にやってきたのはスザク率いる対主催チームで彼らとの連戦になる。スペックの圧倒的な差とふじのんとの連携で場を支配し、圧倒的優位に立つが一方さんの乱入と神原のレイニーデヴィルの発言により状況は一変。更にふじのんが負傷したこともあり、この場からは撤退。近くの民家で治療を兼ねた休息をとることに。その民家で第二回放送を聞き、コクトーの死にショックを受けるふじのんと心を通わせる。この辺から互い依存しあう関係というのが顕著にあらわれてくる。人が集まるであろうギャンブル船を目指して行動を開始しようとしたその時、彼女らの前に現れたのはスザクから情報を得たサーシェス。サーシェスから同盟の提案を受けこれを受諾し、ふじのんを差し出す。しかし名簿に書かれていた「狡猾」という言葉がひっかかり彼女らをストーキング。アーチャーの死を知り、浮き足立ったサーシェスの策を看破し、再びふじのんを手中に。その後ひたぎの元を目指す暦を発見し、彼の始末をふじのんに任せる。しかし油断してふじのんから意識を切ったその時、ふじのんが暦の思わぬ反撃を受け、暦とともに海へと転落。独りになり、おさまっていた雑音が再び響き出す。政庁倒壊の爆音と近くから聞こえてきた銃声、今後の行動を思案し、政庁へと向かうことに。その途中で政庁跡から離れる車を発見。それに乗っていたのは元世界から因縁がある士郎に黒子とユフィであり、それを確認後襲撃をかける。士郎との一騎討ちになり、反撃にあい苦戦する。さらにユフィギアスが発動し、無差別攻撃をかけてきたため一度士郎から意識を切り、ユフィを押さえ付ける。そして黒子を心配し、隙を作った士郎に止めを刺そうとしたその時、士郎の加勢であるグラハム、ヒイロ、ファサリナが到着し、戦況はまた膠着状態に。ヒイロ、グラハムが離脱し、士郎&ファサリナとの戦いに。ふじのんがいない不利を噛みしめたその時、視界に入ったのはかつて自分が生かし、アンリ・マユとレイニーデヴィルによりすでに人とは別の存在と化していた美穂子であった…… 美琴「ここは休養のターンなのね」 ライダー「連戦でしたからね」 アーチャー「ふっ、やはりキャスターのことを強くは言えないのではないか」 美琴「う、うん。確かにこれは……」 ライダー「あけっぴろげにしてないだけ、マシです」 アーチャー「しかしやけに親身ではないか、浅上に対しては」 ライダー「それは……何といえばいいのでしょうかね……」 アーチャー「桜か?」 ライダー「えっ」 アーチャー「桜に似ていたのか、浅上が」 ライダー「ふふっ、わかりますか……ああなるほどそういえばそうでしたね」 美琴「えーっと……話題について行けないんですけど」 アーチャー「気になるなら終わった後で資料室にあるFateのDVDをチェックしろ。ではCMだ」 美琴「ひどい丸投げね……」 173 :第十八回死者スレラジオ:孤独な騎兵と孤独な少女と4/4:2010/06/23(水) 21:52:09 ID:LGLxrHzA アーチャー「ではラストだ。刮目して見るがいい」 士郎、ファサリナとの戦闘は一進一退の攻防戦で互いに決定打を欠く展開に。しかしライダーの動きを制限していた雑音--孤独を原因とし、発動する魔女の呪いが士郎や美穂子を確認したことにより治まり、全力を出せるようになったライダーは士郎、ファサリナを圧倒。士郎とファサリナに止めを刺そうとしたその時、戦場に乱入してきたのはレイニーデヴィルとアンリ・マユにより暴走中の美穂子。美穂子を危険なものだと判断し、戦いにくいフィールドである橋からの離脱を選択。美穂子はこれを追撃。ビル群の中心にきたところで戦闘再開。美穂子の攻撃の威力には驚くが、まだライダーの圧倒的優位は変わらない。そして決戦の舞台はデパートの屋上に。ライダーは圧倒的優位に立ち戦いを進めるも美穂子の左腕からの攻撃は一撃必殺であるため決定打を欠いていた。そして美穂子の切り札である聖杯魔力の最大行使を放ち、それに対しライダーも切り札であるペガサスの召喚する、そこにふじのんへの思いがあることもわからずに。そして二人は激突する。そこで美穂子は左腕での攻撃ではなく、右腕に握った六爪でライダーの体を切り裂く。しかしライダーの死には至らない。さらには美穂子の攻撃を不可解に思ったライダーは気付けない、頭上から降りてきた絶望--第六天魔王・織田信長に。ペガサスに騎乗して空を飛んでいたことも災いし、信長の障気をモロに受け焼き尽くされるライダーの体。命はギリギリとりとめるも、甚大な火傷を負い、墜落してゆく。路地裏に墜落し、次の行動を起こそうとするが、満身創痍の体は言うことをきかない。そんな彼女の元に現れたのは、アンリ・マユに呑まれた一方さんであり、彼がベクトル操作し空きカンにより致命傷を負う。そしてライダーは死へと向かっていった、己が守ろうとしたたった一人の少女を想いながら。 美琴「壮絶ね……信じられる?一話内での出来事なのよ、これ」 アーチャー「ふん、凶器が空き缶とは無様な最後ではないか」 ライダー「くっ、これだから熱血死できた勝ち組はっ……」 アーチャー「しかしライダー、気付かないか」 ライダー「何にですか?」 アーチャー「我々の切り札がことごとく打ち破られている事実にだ、もしかしたら我々はひ…」 美琴「そこ!メタ会話をしない!」 アーチャー「すまない、自重しよう」 美琴「じゃあ、エンディングね。ライダーさん、会場内にいる参加者へのメッセージがあればお願いします」 ライダー「そうですね……フジノ、形はどうあれがんばってくださいね。私も貴女ももう独りではないのですから」 美琴「なんか意味深…」 アーチャー「では閉めるぞ。お相手はアーチャーのサーヴァントと」 美琴「御坂美琴と」 ライダー「ライダーのサーヴァントがお送りしました」 美琴「次回をお楽しみにね!」 【第十八回死者スレラジオ終了】

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