541、542

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541 :名無しせずにはいられないな:2010/02/06(土) 10:45:07 ID:XL7/SbII 神原「美琴ちゃん、だったかな。 少し話があるんだが……」 ビリビリ「ん? 何よ?」 神原「美琴ちゃんは上条殿の事が好きなのだろうか?」 ビリビリ「ぶっ!!? な、何言ってんのよ!! この常盤台の超電磁砲ともあろう者が、何であんなヘンテコ朴念仁なんか……」 神原「朴念仁、か……色恋沙汰に鈍感な人間を指す言葉だな。 だが、何故彼が「朴念仁」だと知っているのだ?」 ビリビリ「うぐっ!?」 神原「…………」 ビリビリ「……あーもう分かったわよ!! 気になってるわよ!! 悪い!?」 神原「別に悪くは無い。 自分の気持ちに素直になる事も大切な事だ」 ビリビリ「あんたの場合、素直になったら問題が起こる気がするけど……」 神原「うむ、その自信はある」 ビリビリ「胸張って言えるこっちゃ無いわよ! で、話ってそれだけ?」 神原「うむ、実はバレンタインデーに備えチョコの用意をしようと思ったのだが、良かったら一緒にやらないか?」 ビリビリ「いいわよ別に、あいつはまだあっちなんだし」 神原「だからこそ逆に、「このチョコを手渡す日が来ませんように」との想いを篭めて作るのだ。 只無事を祈るよりは気も紛れるだろう?」 ビリビリ「ふーん……まあ、そーいう事なら付き合ったげましょうかねー。 で、どんなチョコ作る気よ?」 神原「うむ、ここはやはり溶かしたチョコを全身に塗り、大事な部分をリボンで飾って隠して「食・べ・て(はぁと)」と……」 ビリビリ「何処のエロオヤジかあんたはーーー!!」 バリバリバリバリ!!! 律「あーあ、またやってるよ美琴」 かじゅ「私を食べて、か……駄目だな、私にはキャラが合わない」 プリシラ「キャラが合ってたらやってたの?」 ムギ「撫子ちゃんがやったら阿良々木さんだって落とせそうよね」 撫子「えっと……チョコ熱そうだから遠慮する……(暦お兄ちゃん、そういうの好きなのかな……)」 あずにゃん「ムギ先輩、鼻血出てます」 ムギ「え……あら、試作チョコの味見をし過ぎたかしら」 あずにゃん「(絶対嘘だ……)」 542 :名無しせずにはいられないな:2010/02/06(土) 16:58:17 ID:6UzMw6os プリシラ「結局、チョコ作ろうって人はいないの?」 神原「美琴ちゃんにチョコレートを取り上げられてしまったからな…。私の計画は実行できそうにない」 一同「それは良かった」 かじゅ「しかし、彼女の言うことにも一理ある。どれ、私も【手渡さないチョコ】を作ってみようか…」 池田「そういうことなら華菜ちゃんも頑張ってみよっかなあ」 セイバー「私もシロウに…シロウシロウシロウ」 律「……。私はどうするかなぁ…」 梓「先輩菓子作りなんてできるんですか?」 律「馬鹿にすんなよ?毎年弟とお父さんに作ってあげてたから腕には自信あるぜ」 梓「うわ、意外です」 律「殴るぞ」 紬「なら、是非澪ちゃんに作ってあげるべきよ。否、作りなさい」 撫子「何か怖いよ紬お姉ちゃん」 律「あぁ、澪には作ってやろうとは思ってるよ、頑張ってるし。ただ、日頃の感謝の意味も込めて、キャスターさんにもあげるべきかなぁって」 神原「感謝?あぁ、いつも最高の快楽を与えてくれているからな」 律「殴るぞ」 部長「でも確かに、実は何かと世話してくれてるものね」 神原「しかし彼女にあげるとなると、かなりの覚悟が必要かと」 律「ん?」 神原「二人がにゃんにゃんしているのを嘗めるように観察していた私から言わせてもらうと、キャスターさんはかなり律さんに欲情している」 梓(うわぁ…) 部長(これは酷い) 神原「可愛がっている者から愛情こもったチョコを受け取る。これほど興奮する出来事などあるものか!『私を好きにして』と言っているようなものだ!」 神原「正直律さんみたいなガサツっぽい人がカチューシャ外してしおらしくなりながら、丁寧に作られたプレゼントを手渡してきたら私でも欲情s」 ゴッ!!!! 池田「…見事に気絶してるし」 梓「律先輩があそこまで本気で人殴るのって結構珍しいですよ」

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