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726 :名無しさんなんだじぇ:2012/06/02(土) 04:04:20 ID:ARb0Bls6 ~安土城・風紀委員会本部~ オーナー「今のところは順調ですね」 とーか「当たり前ですわ、この日のために準備を重ねてきたのですから」 オーナー「…そうですね。では私も安土城の工房化が完了する前に持ち場の第一防衛ラインに行くとしましょう」 とーか「ええ、大変だと思いますができるだけの足止めをお願いしますわ」 オーナー「わかっていますよ。それに今の私は戦いの駒のひとつです。駒を大事にしすぎては勝てる戦にも勝てませんよ」 とーか「でも私はその駒を生き延びさせる義務があるのです。だから…」 オーナー「…わかりました。ではゴーストはお貸ししますよ。私はこの転送魔法の護符を使ってと…」ヒュン! ゴースト「まだまだ甘いですね」 とーか「でも私たちは正義の味方ですのよ。甘さがなければ成り立ちませんわ」 ゴースト「そうですね、メタ的にも非常にわかりやすい」 ~安土城・入り口付近~ ホチキス「私たちの持ち場は第二防衛ラインだったわね。さっさと行きましょう」 C.C.「はあ…ついに来てしまったのか…ゆっくりしていたかったのに…」 ホチキス「ここまで来て何をいまさら。ほら、上条君も行くわよ」 当麻「あのー…上条さんの今回の役割は何になるんですかね?」 ホチキス「無論、盾よ」 当麻「ふざけんな!」 小萌「あー、上条ちゃん。こんなところにいたんですかぁ」 ホチキス「あら小萌先生。どうしたんですか」 小萌「戦場ヶ原ちゃん、上条ちゃんには安土城でやってもらいたいことがあるので、こちらに渡してもらえませんか?」 ホチキス「盾が無くなるのは困るけど今日は皆の戦いだからしょうがないわ。はい、どうぞ」 当麻「上条さんの意思はガン無視なんですね…」 小萌「ありがとうございますぅ。さて行きますよ、上条ちゃん」 当麻「はいはい…」 C.C.「上条にやってもらいたいことってなんだろうな」 ホチキス「ロクなことじゃないわよ、絶対」 ~食堂~ 池田「んーっ!んーっ!」 船井「んーっ!んーっ!」 ライダー「では拘束具を外して…これでいいでしょう。では幸運を」 池田「何なんだし!」 船井「いきなり拉致されたんやがここは…」 セイバー「ガッツガッツガッツガッツ…おや、ジョージにイケダではありませんか」 池田「…まさか…」 アーチャー「おお、池田に船井じゃないか。せっかくだから何か食っていくか?」 船井「いや、ワイらは…」 アーチャー「食 っ て い く か ?」 池田「…豚キムチ炒飯頼むし…」 船井「…せやな、ワイも池田と同じモンを」 アーチャー「承知した…」 セイバー「?」 ~控え室~ 唯「いよいよ、だね…」 あずにゃん「ここにいれば安全が保障されているとはいえ、緊張します…」 撫子「皆大丈夫かなあ…」 衣「祈るしかできないのだな…とーか…」 ? かじゅ「何が始まるかって?そうだな、大惨事大戦かな」 あずにゃん「始まります!」 727 :第二十八回死者スレラジオ~I need you1/13~:2012/06/02(土) 04:05:09 ID:ARb0Bls6 安藤「はい、本番いきまーす!3、2、1~」 <♪君は誰とキスをする   わたし それともあの娘   君は誰とキスをする   星を巡るよ 純情~> 神原「神原駿河と!」 筆頭「伊達政宗の!」 二人「「新人さんいらっしゃーいThe 3rd!」」 神原「というわけで始まった第二十八回。お相手は次のアニメ化が待ち遠しい神原駿河と」 筆頭「もうBASARAのアニメはねえんだろうな、と考えてる伊達政宗が務めるぜ」 神原「OPは御坂美琴withν放課後ティータイムで『トライアングラー』だ。諸事情により生演奏ではないのをお許しいただきたい。選曲に作為的なものを感じる?気にするな!さて、今回が我々のコンビのラスト回なわけだが、どうかねひとつ私をガァン」 筆頭「お前、開幕からそれかよ」 神原「アクセルは踏みっぱなしのほうが面白いぞ!」 筆頭「お前は控えろ、お前は」 神原「筆頭はつれないなあ。では今回のゲストに参ろう。戦場で咲かすは恋の花。ああっ、でもダメっ。男はエロゲ主人公なのだから。そんな二人の登場だ」 士郎「どうも、衛宮士郎です」 黒子「白井黒子ですわ。元の世界でジャッジメントに所属しておりましたわ」 神原「というわけで衛宮殿と白井ちゃんなわけだが…二人はどこまで進んでいるのかな?」 黒子「いきなり直球を投げないでくださいまし!////」 士郎「?」 神原「衛宮殿はリアクションが悪いなあ。だからこそのエロゲ主人公か」 士郎「だから俺の出典はアニメだと…」 黒子「そういえば大丈夫ですの?」 神原「何がかね?」 黒子「その…セイバーさんのこと」 神原「ああ、それは心配いらんさ。何せ今回は我らの総力を持って守備にあたっているからな(キリッ」 黒子「文末のそれがすごく不安ですわ…」 筆頭「俺もパーソナリティじゃなきゃパーリィを手伝ってるとこなんだが、まあ仕方ない」 士郎「それは具体的にはどんな…?」 神原「それはだな、まずセイバー殿は現在食堂にて食料を貪っている。そしてその食堂は二重の結界で完全に隔絶されている」 黒子「でもその気になれば…」 神原「ああ、エクスカリバーで結界のひとりやふたつ簡単に破れるだろう。だから我々は4つの防衛ラインを構築している」 士郎「ぼ、防衛ライン?」 神原「まずは食堂及びその近辺。ここには食堂内のアーチャー殿に加え、食堂外部に律さん、紬さん、ライダーさん、浅上ちゃん、みっちー、後盾役の池田とふなちゃんを配備している」 黒子「そうそうたる面子ですわね」 士郎「ああ…」 神原「だがまだここは序の口だ、CM開けに続けるぞ」 筆頭「おい、レスを無駄遣いするんじゃねえ」 728 :名無しさんなんだじぇ:2012/06/02(土) 04:05:45 ID:ARb0Bls6 ~食堂~ 池田「(落ち着かないし…)」 船井「(せやな。何やこの雰囲気…)」 セイバー「アーチャー」 アーチャー「何だ、おかわりか?」(厨房に立ち、セイバーには背を向けている) セイバー「貴男、何か隠していませんか?」 アーチャー「いや、特には」 セイバー「そういえば、シロウとクロコがいませんが、二人は?」 アーチャー「ああ、あの二人なら片倉の畑に野菜をもらいにいってもらっている」 セイバー「…ヒタギとC.C.は?」 アーチャー「その二人は大方控え室だろう。何をやって」 セイバー「…スック」 アーチャー「いるかまでは私の知る」 セイバー「…ダッ」 アーチャー「ところではないんだがなぁ!池田シールド!」 池田「にゃあああああ!やっぱりいいいいいい!」 アーチャー「さすがは直感Aか」 セイバー「ええ、それに現在控え室には感知できないとはいえモモコがいます。そのため、最近のあの二人は投下日以外にあまり控え室へは行っていないのです」 アーチャー「なるほどな…いい読みだ」 池田「にゃあああああ…刃が食い込んでるし…」 セイバー「大方…ラジオですか?確かあの二人はまだ呼ばれていなったですよね?」 アーチャー「そこまで読めるか直感A」 セイバー「…正解ですか、では行かないといけませんね…フフフフフフ」 船井「アカン!出してくれ!出してくれ!」 729 :第二十八回死者スレラジオ~I need you2/13~:2012/06/02(土) 04:07:08 ID:ARb0Bls6 神原「さあて、続きだ。第二防衛ラインは食堂とこの安土城の中間ポイントに設定してある。ここには戦場ヶ原先輩、C.C.殿、片倉殿、幸村殿、海原殿、御坂ちゃんと愉快な妹達×4が配置されている」 黒子「お姉様は大丈夫でしょうか…」 神原「そして水際も怖いぞ。安土城付近に設定された第三防衛ラインには久さん、バーサーカー殿、ホンダム、ダン・オブ・サーズディ、ヴォルケインという正常な判断力を持つ住人なら裸足で逃げ出す戦力を配置」 士郎「竹井さんが一人だけすごい浮いてる気がするんだけど、大丈夫なのか?」神原「大丈夫だ、問題無い。久さんは律さん、紬さんと並ぶ三大逸般人だからな。久々に本気を出してもらっている」 黒子「防衛ラインは四つあるといいましたけど、第三防衛ラインが安土城付近と言いましたが最終防衛ラインというのは?」 神原「それはこの安土城自体だ」 黒子「は?」 神原「現在この安土城はキャスターさんの魔力により巨大な魔術工房となっている。安土城を丸々改造した工房だ。結界57層、魔力炉8基、猟犬代わりの竜牙兵、無数のトラップ、廊下の一部は異界化している空間もある。さらにガンダムバカやヒイロ殿、デュオ殿、ごひ殿、ゼクス殿、プリシラちゃん、ファサリナさんが見回りに当たっている」 黒子「何か爆破されそうな、説明ですわよ」 神原「大丈夫だ、セイバー殿は衛宮殿の親父殿とは違い、安土城を爆破するような真似はすまい」 士郎「…」 神原「それに外部からの攻撃に対抗する手段も備えている。モニター、オン!」 ~~ 当麻「あのー…これなんですか?」 ~~ 黒子「あら類人猿が屋根から吊されてますわね」 神原「名付けて上条バリア。作戦本部の操作に合わせて動くようになっており、セイバー殿がエクスカリバーを放とうとすればすぐに幻想殺しでエクスカリバーを打ち消すようになっている。対城宝具がなんぼのもんじゃい」 ~~ 小萌『というわけで頑張ってくださいね~』 当麻「ふこ」 ブッ ~~ 士郎「…上条は大丈夫なのか?」 筆頭「アイツならこの程度どうってことはねーだろ」 神原「むしろコロモロボの銃口に装填されるよりはマシだな」 士郎「HAHAHAHA…」 神原「さあ、どうだこの完璧な布陣は」 士郎「なんというか…」 黒子「アホらしくも見えるのですが…」 神原「だが、本気のセイバー殿が相手ならこのくらいは必要だ」 筆頭「おい、神原。さっさと始めようじゃねえか」 神原「そうだな、前置きだけで2レス使うのもなかなかないからな。ではCMに入ろうか」 730 :名無しさんなんだじぇ:2012/06/02(土) 04:07:45 ID:ARb0Bls6 ~食堂前・第一防衛ライン~ ライダー「始まりましたね。前置き2レスとはまた…」 ふじのん「このまま、何事もなくいけばいいですが」 みっちー「んー、それは私的にはつまらないですねえ。せっかく本気のせいばあ殿と戦える機会なんてないのに」 ムギ「近く大きな戦いがあるわよ、それまで我慢なさい」 律「ムギ、それはなんの話だ?」 ムギ「ただの予感よ。それに…」 律「それに?」 ムギ「今日が無事に終わるなんて私はハナから考えてない」 ふじのん「あっ、あれ!」 ライダー「エクスカリバーの剣先…」 ムギ「やっぱり…」 みっちー「んふふふふふ!」 律「二重の結界が破られた…構えろ!」 セイバー「シロウウウウウウ…」 スタッ アーチャー「すまん、直感Aを甘く見た。池田と船井を犠牲にして逃げるのがやっとだ…」 ライダー「こうなったからには仕方ありません。全力をもって」 ふじのん「…あれ、なんですか?」 ムギ「あれ?」 ふじのん「セイバーさん、耳に何かつけてませんか?」 律「言われてみれば、確かになんかつけてるぞ…」 ムギ「イヤ…ホン…?」 アーチャー「まさか、ハンディラジオか!?」 ライダー「ちょっ!なんでそんなものが置いてあるんですか!?」 アーチャー「ちぃっ、抑止力か!」 ムギ「あのメイガスみたいなこと言ってどうするんですか!」 セイバー「シロウウウウウウ…クロコオオオオオ…」 アーチャー「来るぞ!」 みっちー「一番槍はもらいましたよおおおおお!」 ふじのん「凶がれええええええ!」 律「唯、梓、ごめんな。あたし帰ってこれないかも」 731 :第二十八回死者スレラジオ~I need you3/13~:2012/06/02(土) 04:08:49 ID:ARb0Bls6 神原「さて、長々と前置きをしたわけたが、そろそろ本編に入るか。白井ちゃんの登場話の次に衛宮殿の登場話となるから今回は少し変則的なものになる」 士郎「ようやくか…」 「rendezvous」にて白井黒子初登場。いきなりパニくるミオに遭遇し、気絶した彼女を保護する。その次話「開幕直後より鮮血乱舞」にて衛宮士郎初登場。人気の無い廃村にてミオを介護する黒子だったが、あろうことか発情してしまう。一方、士郎は令呪を使ってのセイバーの呼び出しに失敗し、魔法を買ったという言葉の重みを感じると同時に打倒主催の意志を明確にする。そんな時、どこからともなく聞こえる助けを呼ぶ声。その声を聞き、救援に向かうのだが、そこで待っていたのは百合の花咲き乱れるエロティックな光景であり、ど(ry…思春期の士郎は思考を停止。そして士郎の思考が再開する前に黒子が薬瓶を投てきし、それが士郎の頭にクリーンヒット。士郎は気絶する。これが二人の出会い…最悪もいいところである。士郎が意識を取り戻してからミオも含めた三人で話し合い、ゲームからの脱出を決意。まずギャンブル船に向かうことに。ギャンブル船に着いた三人はギャンブルルームの黒服よりギャンブルのことについて講習を受けるがその中で再びミオが恐慌状態になり、船室で黒子がミオを介抱し、士郎は見張りに立つのだが、独り言でうっかり情報を近くにいた利根川に漏らしてしまう。そして利根川が三人に接触し、情報交換を行う。その最中に第一回放送が入り、あずにゃんの死を知ったミオが動転し、部屋から飛び出す。士郎はミオを追い、ギャンブル船の中を走る。その最中、グラハムと衣に出会う。一方、黒子も美琴の死を知り、トイレで一人やり場のない怒りをぶつける。そこに士郎がやってきて、そんな黒子を元気づける。黒子も少し平常心を取り戻し、ギャンブルルームへ向かうとそこにはバカ勝ちしたカイジと利根川が。カイジの連れである真宵と、船内でミオと出会った光秀を含めた大所帯となった一団は情報交換をし、士郎と黒子はグラハムと共に探索に出るのであった。 神原「ふぅ…」 メメタァ 神原「ふ、二人でフルボッコにすることはないではないか…」 筆頭「いい加減にしやがれ、バカ野郎が!」 黒子「何をやっているんですか、何を!それに士郎さんを見てくださいまし」 神原「衛宮殿?」 士郎「(思考停止中)」 神原「やはり衛宮殿には耐えられなかったか。阿良々木先輩なら」 筆頭「まあ、いい。で、どうだったんだ、初めて会ったときのコイツは?」 黒子「そうですわね…ウブなお人好しってとこでしょうか」 神原「そうか、その件は衛宮殿にも訊きたいがこの有様ではな。CMだ」 筆頭「誰のせいだ、誰の」 732 :名無しさんなんだじぇ:2012/06/02(土) 04:09:40 ID:ARb0Bls6 ~食堂前・第一防衛ライン~ アーチャー「うっ、くっ…」 みっちー「あひぃぃぃぃぃ…(恍惚)」 ムギ「かっ…はっ…」 ふじのん「うっ…」 セイバー「シロウゥゥゥゥゥ」ガッチャガッチャ… 律「ちく…しょう…」 ライダー「段、違いです…これほどまでに…」 ~安土城・風紀委員本部~ 美穂子「第一防衛ライン…沈黙…」 とーか「くっ!第二防衛ラインに連絡を飛ばしなさい!」 小萌「はいっ!」 トレーズ「予想されていたとはいえ、圧倒的だな…」 リリーナ「ここまでとは…」 ルル「現世では捨て駒にしたが…奴はこれほどまでに強いのか?」 とーか「現在は特殊な環境ゆえに強烈なブーストがかかっていますわ。ゆえに…」 ルル「最強、か」 733 :第二十八回死者スレラジオ~I need you4/13~:2012/06/02(土) 04:10:35 ID:ARb0Bls6 士郎「何かえらいものを見た気がする…」 神原「よし、衛宮殿が復帰したところで続きにしよう」 グラハム運転のジープで移動する二人。その最中、士郎がふと黒子のほうに目をやると彼女の目には涙が浮かんでいた。黒子は押さえ切れなくなった感情を爆発させ、ジープを飛び出し、士郎は彼女を追う。そしてたどり着いた浜辺にて黒子は今の自分の気持ちを爆発させる。そんな黒子に士郎は「これ以上の痛みから君を守る。でも誰かを殺そうとしたら全力で止める」と宣言。それを聞いて黒子は平静を取り戻し、少しは士郎を頼ろうと思うのであった。再び移動をしていたとき、グラハムの閃きがきっかけで帝愛に魔法を売った黒幕の存在に気付く。それからしばらく走っていると近くから銃声のような音が聞こえ、士郎は殺し合いを止めると飛び出していこうとするが、黒子とグラハムに止められる。すると近くにいたゼクスが彼らに接触を図る。彼との情報交換の中でライダーの存在を知るも士郎は己の無力さに歯噛みする。そんな中、何気なく手持ちの剣を魔術で解析していたところ、黒子がその魔術で首輪の解析ができる可能性があることに気付く。そして士郎は首輪を解析し、自分のわかる範囲で構造を把握。その折りに士郎の吐息で痴話喧嘩になるが、まあいいや。もうすぐ放送というタイミングで士郎の令呪が消滅し、士郎は大切な人ーセイバーの死を知る。その直後の放送にて利根川と真宵の死を知り、ゼクスも加えた一行はギャンブル船に戻ることに。ギャンブル船に戻ったはいいが、グラハムの荒っぽい運転のせいで黒子が車酔いをお越し、士郎が彼女の介抱をすることに。その際、ささいなきっかけから士郎が投影魔法を発動させる。それを見た黒子が何かを言おうとしたとき、銃声が鳴り響き、士郎は一も二もなく駆け出す。独りになった黒子は再び美琴はもういないという事実を突き付けられる。士郎が大ホールに戻ると黒子は士郎にドロップキックをかます。そして黒子の中で士郎が大きな存在になりつつあることを再確認する。そして士郎が発見してきたゼクスの書き置きを確認し、二人は頭を抱えるのであった。 神原「ふははは、実に青臭いではないか。だが、それがいい」 士郎「やっぱりいろいろ我慢してたんだな、あの時…」 黒子「…当然ですわよ、私はそれほど強くはありませんもの」 筆頭「まあ、耐えろっていうのが無理な話だ。俺たちのような人間ならともかく、平穏な世界で生きていた奴ならな」 神原「だが、その穴を埋めていたのは他ならぬ衛宮殿だ。それは事実だろう?」 黒子「そう…ですわね。代わりだったのかもしれませんけど…」 士郎「変わりでもいいよ。それが必要ならさ」 黒子「士郎さん…」 神原「いい雰囲気なところでCMだ。皆、砂糖を吐く用意をしておくように」
726 :名無しさんなんだじぇ:2012/06/02(土) 04:04:20 ID:ARb0Bls6 ~安土城・風紀委員会本部~ オーナー「今のところは順調ですね」 とーか「当たり前ですわ、この日のために準備を重ねてきたのですから」 オーナー「…そうですね。では私も安土城の工房化が完了する前に持ち場の第一防衛ラインに行くとしましょう」 とーか「ええ、大変だと思いますができるだけの足止めをお願いしますわ」 オーナー「わかっていますよ。それに今の私は戦いの駒のひとつです。駒を大事にしすぎては勝てる戦にも勝てませんよ」 とーか「でも私はその駒を生き延びさせる義務があるのです。だから…」 オーナー「…わかりました。ではゴーストはお貸ししますよ。私はこの転送魔法の護符を使ってと…」ヒュン! ゴースト「まだまだ甘いですね」 とーか「でも私たちは正義の味方ですのよ。甘さがなければ成り立ちませんわ」 ゴースト「そうですね、メタ的にも非常にわかりやすい」 ~安土城・入り口付近~ ホチキス「私たちの持ち場は第二防衛ラインだったわね。さっさと行きましょう」 C.C.「はあ…ついに来てしまったのか…ゆっくりしていたかったのに…」 ホチキス「ここまで来て何をいまさら。ほら、上条君も行くわよ」 当麻「あのー…上条さんの今回の役割は何になるんですかね?」 ホチキス「無論、盾よ」 当麻「ふざけんな!」 小萌「あー、上条ちゃん。こんなところにいたんですかぁ」 ホチキス「あら小萌先生。どうしたんですか」 小萌「戦場ヶ原ちゃん、上条ちゃんには安土城でやってもらいたいことがあるので、こちらに渡してもらえませんか?」 ホチキス「盾が無くなるのは困るけど今日は皆の戦いだからしょうがないわ。はい、どうぞ」 当麻「上条さんの意思はガン無視なんですね…」 小萌「ありがとうございますぅ。さて行きますよ、上条ちゃん」 当麻「はいはい…」 C.C.「上条にやってもらいたいことってなんだろうな」 ホチキス「ロクなことじゃないわよ、絶対」 ~食堂~ 池田「んーっ!んーっ!」 船井「んーっ!んーっ!」 ライダー「では拘束具を外して…これでいいでしょう。では幸運を」 池田「何なんだし!」 船井「いきなり拉致されたんやがここは…」 セイバー「ガッツガッツガッツガッツ…おや、ジョージにイケダではありませんか」 池田「…まさか…」 アーチャー「おお、池田に船井じゃないか。せっかくだから何か食っていくか?」 船井「いや、ワイらは…」 アーチャー「食 っ て い く か ?」 池田「…豚キムチ炒飯頼むし…」 船井「…せやな、ワイも池田と同じモンを」 アーチャー「承知した…」 セイバー「?」 ~控え室~ 唯「いよいよ、だね…」 あずにゃん「ここにいれば安全が保障されているとはいえ、緊張します…」 撫子「皆大丈夫かなあ…」 衣「祈るしかできないのだな…とーか…」 ? かじゅ「何が始まるかって?そうだな、大惨事大戦かな」 あずにゃん「始まります!」 727 :第二十八回死者スレラジオ~I need you1/13~:2012/06/02(土) 04:05:09 ID:ARb0Bls6 安藤「はい、本番いきまーす!3、2、1~」 <♪君は誰とキスをする   わたし それともあの娘   君は誰とキスをする   星を巡るよ 純情~> 神原「神原駿河と!」 筆頭「伊達政宗の!」 二人「「新人さんいらっしゃーいThe 3rd!」」 神原「というわけで始まった第二十八回。お相手は次のアニメ化が待ち遠しい神原駿河と」 筆頭「もうBASARAのアニメはねえんだろうな、と考えてる伊達政宗が務めるぜ」 神原「OPは御坂美琴withν放課後ティータイムで『トライアングラー』だ。諸事情により生演奏ではないのをお許しいただきたい。選曲に作為的なものを感じる?気にするな!さて、今回が我々のコンビのラスト回なわけだが、どうかねひとつ私をガァン」 筆頭「お前、開幕からそれかよ」 神原「アクセルは踏みっぱなしのほうが面白いぞ!」 筆頭「お前は控えろ、お前は」 神原「筆頭はつれないなあ。では今回のゲストに参ろう。戦場で咲かすは恋の花。ああっ、でもダメっ。男はエロゲ主人公なのだから。そんな二人の登場だ」 士郎「どうも、衛宮士郎です」 黒子「白井黒子ですわ。元の世界でジャッジメントに所属しておりましたわ」 神原「というわけで衛宮殿と白井ちゃんなわけだが…二人はどこまで進んでいるのかな?」 黒子「いきなり直球を投げないでくださいまし!////」 士郎「?」 神原「衛宮殿はリアクションが悪いなあ。だからこそのエロゲ主人公か」 士郎「だから俺の出典はアニメだと…」 黒子「そういえば大丈夫ですの?」 神原「何がかね?」 黒子「その…セイバーさんのこと」 神原「ああ、それは心配いらんさ。何せ今回は我らの総力を持って守備にあたっているからな(キリッ」 黒子「文末のそれがすごく不安ですわ…」 筆頭「俺もパーソナリティじゃなきゃパーリィを手伝ってるとこなんだが、まあ仕方ない」 士郎「それは具体的にはどんな…?」 神原「それはだな、まずセイバー殿は現在食堂にて食料を貪っている。そしてその食堂は二重の結界で完全に隔絶されている」 黒子「でもその気になれば…」 神原「ああ、エクスカリバーで結界のひとりやふたつ簡単に破れるだろう。だから我々は4つの防衛ラインを構築している」 士郎「ぼ、防衛ライン?」 神原「まずは食堂及びその近辺。ここには食堂内のアーチャー殿に加え、食堂外部に律さん、紬さん、ライダーさん、浅上ちゃん、みっちー、後盾役の池田とふなちゃんを配備している」 黒子「そうそうたる面子ですわね」 士郎「ああ…」 神原「だがまだここは序の口だ、CM開けに続けるぞ」 筆頭「おい、レスを無駄遣いするんじゃねえ」 728 :名無しさんなんだじぇ:2012/06/02(土) 04:05:45 ID:ARb0Bls6 ~食堂~ 池田「(落ち着かないし…)」 船井「(せやな。何やこの雰囲気…)」 セイバー「アーチャー」 アーチャー「何だ、おかわりか?」(厨房に立ち、セイバーには背を向けている) セイバー「貴男、何か隠していませんか?」 アーチャー「いや、特には」 セイバー「そういえば、シロウとクロコがいませんが、二人は?」 アーチャー「ああ、あの二人なら片倉の畑に野菜をもらいにいってもらっている」 セイバー「…ヒタギとC.C.は?」 アーチャー「その二人は大方控え室だろう。何をやって」 セイバー「…スック」 アーチャー「いるかまでは私の知る」 セイバー「…ダッ」 アーチャー「ところではないんだがなぁ!池田シールド!」 池田「にゃあああああ!やっぱりいいいいいい!」 アーチャー「さすがは直感Aか」 セイバー「ええ、それに現在控え室には感知できないとはいえモモコがいます。そのため、最近のあの二人は投下日以外にあまり控え室へは行っていないのです」 アーチャー「なるほどな…いい読みだ」 池田「にゃあああああ…刃が食い込んでるし…」 セイバー「大方…ラジオですか?確かあの二人はまだ呼ばれていなったですよね?」 アーチャー「そこまで読めるか直感A」 セイバー「…正解ですか、では行かないといけませんね…フフフフフフ」 船井「アカン!出してくれ!出してくれ!」 729 :第二十八回死者スレラジオ~I need you2/13~:2012/06/02(土) 04:07:08 ID:ARb0Bls6 神原「さあて、続きだ。第二防衛ラインは食堂とこの安土城の中間ポイントに設定してある。ここには戦場ヶ原先輩、C.C.殿、片倉殿、幸村殿、海原殿、御坂ちゃんと愉快な妹達×4が配置されている」 黒子「お姉様は大丈夫でしょうか…」 神原「そして水際も怖いぞ。安土城付近に設定された第三防衛ラインには久さん、バーサーカー殿、ホンダム、ダン・オブ・サーズディ、ヴォルケインという正常な判断力を持つ住人なら裸足で逃げ出す戦力を配置」 士郎「竹井さんが一人だけすごい浮いてる気がするんだけど、大丈夫なのか?」 神原「大丈夫だ、問題無い。久さんは律さん、紬さんと並ぶ三大逸般人だからな。久々に本気を出してもらっている」 黒子「防衛ラインは四つあるといいましたけど、第三防衛ラインが安土城付近と言いましたが最終防衛ラインというのは?」 神原「それはこの安土城自体だ」 黒子「は?」 神原「現在この安土城はキャスターさんの魔力により巨大な魔術工房となっている。安土城を丸々改造した工房だ。結界57層、魔力炉8基、猟犬代わりの竜牙兵、無数のトラップ、廊下の一部は異界化している空間もある。さらにガンダムバカやヒイロ殿、デュオ殿、ごひ殿、ゼクス殿、プリシラちゃん、ファサリナさんが見回りに当たっている」 黒子「何か爆破されそうな、説明ですわよ」 神原「大丈夫だ、セイバー殿は衛宮殿の親父殿とは違い、安土城を爆破するような真似はすまい」 士郎「…」 神原「それに外部からの攻撃に対抗する手段も備えている。モニター、オン!」 ~~ 当麻「あのー…これなんですか?」 ~~ 黒子「あら類人猿が屋根から吊されてますわね」 神原「名付けて上条バリア。作戦本部の操作に合わせて動くようになっており、セイバー殿がエクスカリバーを放とうとすればすぐに幻想殺しでエクスカリバーを打ち消すようになっている。対城宝具がなんぼのもんじゃい」 ~~ 小萌『というわけで頑張ってくださいね~』 当麻「ふこ」 ブッ ~~ 士郎「…上条は大丈夫なのか?」 筆頭「アイツならこの程度どうってことはねーだろ」 神原「むしろコロモロボの銃口に装填されるよりはマシだな」 士郎「HAHAHAHA…」 神原「さあ、どうだこの完璧な布陣は」 士郎「なんというか…」 黒子「アホらしくも見えるのですが…」 神原「だが、本気のセイバー殿が相手ならこのくらいは必要だ」 筆頭「おい、神原。さっさと始めようじゃねえか」 神原「そうだな、前置きだけで2レス使うのもなかなかないからな。ではCMに入ろうか」 730 :名無しさんなんだじぇ:2012/06/02(土) 04:07:45 ID:ARb0Bls6 ~食堂前・第一防衛ライン~ ライダー「始まりましたね。前置き2レスとはまた…」 ふじのん「このまま、何事もなくいけばいいですが」 みっちー「んー、それは私的にはつまらないですねえ。せっかく本気のせいばあ殿と戦える機会なんてないのに」 ムギ「近く大きな戦いがあるわよ、それまで我慢なさい」 律「ムギ、それはなんの話だ?」 ムギ「ただの予感よ。それに…」 律「それに?」 ムギ「今日が無事に終わるなんて私はハナから考えてない」 ふじのん「あっ、あれ!」 ライダー「エクスカリバーの剣先…」 ムギ「やっぱり…」 みっちー「んふふふふふ!」 律「二重の結界が破られた…構えろ!」 セイバー「シロウウウウウウ…」 スタッ アーチャー「すまん、直感Aを甘く見た。池田と船井を犠牲にして逃げるのがやっとだ…」 ライダー「こうなったからには仕方ありません。全力をもって」 ふじのん「…あれ、なんですか?」 ムギ「あれ?」 ふじのん「セイバーさん、耳に何かつけてませんか?」 律「言われてみれば、確かになんかつけてるぞ…」 ムギ「イヤ…ホン…?」 アーチャー「まさか、ハンディラジオか!?」 ライダー「ちょっ!なんでそんなものが置いてあるんですか!?」 アーチャー「ちぃっ、抑止力か!」 ムギ「あのメイガスみたいなこと言ってどうするんですか!」 セイバー「シロウウウウウウ…クロコオオオオオ…」 アーチャー「来るぞ!」 みっちー「一番槍はもらいましたよおおおおお!」 ふじのん「凶がれええええええ!」 律「唯、梓、ごめんな。あたし帰ってこれないかも」 731 :第二十八回死者スレラジオ~I need you3/13~:2012/06/02(土) 04:08:49 ID:ARb0Bls6 神原「さて、長々と前置きをしたわけたが、そろそろ本編に入るか。白井ちゃんの登場話の次に衛宮殿の登場話となるから今回は少し変則的なものになる」 士郎「ようやくか…」 「rendezvous」にて白井黒子初登場。いきなりパニくるミオに遭遇し、気絶した彼女を保護する。その次話「開幕直後より鮮血乱舞」にて衛宮士郎初登場。人気の無い廃村にてミオを介護する黒子だったが、あろうことか発情してしまう。一方、士郎は令呪を使ってのセイバーの呼び出しに失敗し、魔法を買ったという言葉の重みを感じると同時に打倒主催の意志を明確にする。そんな時、どこからともなく聞こえる助けを呼ぶ声。その声を聞き、救援に向かうのだが、そこで待っていたのは百合の花咲き乱れるエロティックな光景であり、ど(ry…思春期の士郎は思考を停止。そして士郎の思考が再開する前に黒子が薬瓶を投てきし、それが士郎の頭にクリーンヒット。士郎は気絶する。これが二人の出会い…最悪もいいところである。士郎が意識を取り戻してからミオも含めた三人で話し合い、ゲームからの脱出を決意。まずギャンブル船に向かうことに。ギャンブル船に着いた三人はギャンブルルームの黒服よりギャンブルのことについて講習を受けるがその中で再びミオが恐慌状態になり、船室で黒子がミオを介抱し、士郎は見張りに立つのだが、独り言でうっかり情報を近くにいた利根川に漏らしてしまう。そして利根川が三人に接触し、情報交換を行う。その最中に第一回放送が入り、あずにゃんの死を知ったミオが動転し、部屋から飛び出す。士郎はミオを追い、ギャンブル船の中を走る。その最中、グラハムと衣に出会う。一方、黒子も美琴の死を知り、トイレで一人やり場のない怒りをぶつける。そこに士郎がやってきて、そんな黒子を元気づける。黒子も少し平常心を取り戻し、ギャンブルルームへ向かうとそこにはバカ勝ちしたカイジと利根川が。カイジの連れである真宵と、船内でミオと出会った光秀を含めた大所帯となった一団は情報交換をし、士郎と黒子はグラハムと共に探索に出るのであった。 神原「ふぅ…」 メメタァ 神原「ふ、二人でフルボッコにすることはないではないか…」 筆頭「いい加減にしやがれ、バカ野郎が!」 黒子「何をやっているんですか、何を!それに士郎さんを見てくださいまし」 神原「衛宮殿?」 士郎「(思考停止中)」 神原「やはり衛宮殿には耐えられなかったか。阿良々木先輩なら」 筆頭「まあ、いい。で、どうだったんだ、初めて会ったときのコイツは?」 黒子「そうですわね…ウブなお人好しってとこでしょうか」 神原「そうか、その件は衛宮殿にも訊きたいがこの有様ではな。CMだ」 筆頭「誰のせいだ、誰の」 732 :名無しさんなんだじぇ:2012/06/02(土) 04:09:40 ID:ARb0Bls6 ~食堂前・第一防衛ライン~ アーチャー「うっ、くっ…」 みっちー「あひぃぃぃぃぃ…(恍惚)」 ムギ「かっ…はっ…」 ふじのん「うっ…」 セイバー「シロウゥゥゥゥゥ」ガッチャガッチャ… 律「ちく…しょう…」 ライダー「段、違いです…これほどまでに…」 ~安土城・風紀委員本部~ 美穂子「第一防衛ライン…沈黙…」 とーか「くっ!第二防衛ラインに連絡を飛ばしなさい!」 小萌「はいっ!」 トレーズ「予想されていたとはいえ、圧倒的だな…」 リリーナ「ここまでとは…」 ルル「現世では捨て駒にしたが…奴はこれほどまでに強いのか?」 とーか「現在は特殊な環境ゆえに強烈なブーストがかかっていますわ。ゆえに…」 ルル「最強、か」 733 :第二十八回死者スレラジオ~I need you4/13~:2012/06/02(土) 04:10:35 ID:ARb0Bls6 士郎「何かえらいものを見た気がする…」 神原「よし、衛宮殿が復帰したところで続きにしよう」 グラハム運転のジープで移動する二人。その最中、士郎がふと黒子のほうに目をやると彼女の目には涙が浮かんでいた。黒子は押さえ切れなくなった感情を爆発させ、ジープを飛び出し、士郎は彼女を追う。そしてたどり着いた浜辺にて黒子は今の自分の気持ちを爆発させる。そんな黒子に士郎は「これ以上の痛みから君を守る。でも誰かを殺そうとしたら全力で止める」と宣言。それを聞いて黒子は平静を取り戻し、少しは士郎を頼ろうと思うのであった。再び移動をしていたとき、グラハムの閃きがきっかけで帝愛に魔法を売った黒幕の存在に気付く。それからしばらく走っていると近くから銃声のような音が聞こえ、士郎は殺し合いを止めると飛び出していこうとするが、黒子とグラハムに止められる。すると近くにいたゼクスが彼らに接触を図る。彼との情報交換の中でライダーの存在を知るも士郎は己の無力さに歯噛みする。そんな中、何気なく手持ちの剣を魔術で解析していたところ、黒子がその魔術で首輪の解析ができる可能性があることに気付く。そして士郎は首輪を解析し、自分のわかる範囲で構造を把握。その折りに士郎の吐息で痴話喧嘩になるが、まあいいや。もうすぐ放送というタイミングで士郎の令呪が消滅し、士郎は大切な人ーセイバーの死を知る。その直後の放送にて利根川と真宵の死を知り、ゼクスも加えた一行はギャンブル船に戻ることに。ギャンブル船に戻ったはいいが、グラハムの荒っぽい運転のせいで黒子が車酔いをお越し、士郎が彼女の介抱をすることに。その際、ささいなきっかけから士郎が投影魔法を発動させる。それを見た黒子が何かを言おうとしたとき、銃声が鳴り響き、士郎は一も二もなく駆け出す。独りになった黒子は再び美琴はもういないという事実を突き付けられる。士郎が大ホールに戻ると黒子は士郎にドロップキックをかます。そして黒子の中で士郎が大きな存在になりつつあることを再確認する。そして士郎が発見してきたゼクスの書き置きを確認し、二人は頭を抱えるのであった。 神原「ふははは、実に青臭いではないか。だが、それがいい」 士郎「やっぱりいろいろ我慢してたんだな、あの時…」 黒子「…当然ですわよ、私はそれほど強くはありませんもの」 筆頭「まあ、耐えろっていうのが無理な話だ。俺たちのような人間ならともかく、平穏な世界で生きていた奴ならな」 神原「だが、その穴を埋めていたのは他ならぬ衛宮殿だ。それは事実だろう?」 黒子「そう…ですわね。代わりだったのかもしれませんけど…」 士郎「変わりでもいいよ。それが必要ならさ」 黒子「士郎さん…」 神原「いい雰囲気なところでCMだ。皆、砂糖を吐く用意をしておくように」

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