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684 :名無しさんなんだじぇ:2012/05/17(木) 22:27:57 ID:b01Lpl06
~避難所という名の控え室~
梓「…ところで唯先輩」
唯「ん?」
梓「…憂があんな風になってしまったのに、先輩はルルーシュさんに何も言わないつもりですか」
唯「うーん、そうだね、何も言わないつもりだよ」
梓「どうしてですか?彼が憎くないんですか?」
唯「そんなことはないよ。でも……私の代わりに憂を支えてくれた人だし」
梓「…そんな理由で、許すんですか?」
唯「うん。それに、私がちゃんとしていれば、憂を苦しませることもなかっただろうし」
梓「…」
唯「だからいいの。お姉ちゃんとして何もしてあげられなかったから」
梓「…ごめんなさい、先輩」
唯「あれ?どうして謝るの、あずにゃん?」
梓「私もちゃんとしていなかったから、憂とおもし蟹が出遭ってしまいました。だから私にも罪があります」
唯「それは別に気にしなくてもいいよ、あずにゃん」
梓「でも」
唯「その話はここまでにして、今はライブの準備に集中しよう」
梓「…はい、わかりました」
唯「ああ、それともう一つ」
梓「なんですか?」
唯「私がルルーシュさんを許す理由だけど」
梓「いや、話を打ち切った先輩がなんでまた切り出すんですか」
唯「ごめんねー、でももう一つだけ」
梓「はぁ、なんですか」
唯「憎む恨むなんて、私のキャラじゃないから」
梓「なんでオチがメタいんですか!」