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546 :名無しさんなんだじぇ:2012/04/29(日) 00:53:05 ID:IHSKf19E
【ν放課後ティータイム練習場】
♪~
<サヨナラは言わないと誓った♪ 約束の場所まで届け♪>
♪~
美琴「ふぅ……どう?」
あずにゃん「うーん、やっぱりベースが無いとイマイチですね」
唯「ゆみちゃんどうしたのかな?」
律「どうもまだ控え室から出てこないらしい」
唯「そうなの?」
ムギ「えぇ……アーニャ達と写真を撮りに行ったんだけど……」
美琴「行ったんですか……やっぱり……」
ムギ「でも……何枚撮っても加治木さんが一人でやってるようにしk」
律「ワーワーワー!!」
唯「どうしたのりっちゃん?」
律「いや……別に何も」
美琴「それにしても、今の彼女は写真にも写らないのか……」
あずにゃん「完全なステルスですね」
プリシラ「…………」
唯「どうしたのプリプリ? 今日は何だか静かだね?」
プリシラ「え……? 私喋っていいの……? またバーターとか言われない……?」
全員「(すっかり疑心暗鬼になってる……!?)」
美琴「……と、とりあえずもう一回合わせてみましょうか!?」
律「そ、そうだな! ゆみならその内来るだろ!」
唯「じゃあもう一回初めから!」
律「ワンツースリー!」
<いつか読んだ昔話の♪ 千切れたページみたいに♪>
【控え室】
かじゅ「あのなモモ……私はそろそろ戻らないといけないんだが……」
ギュー
かじゅ「いや私も出来ればお前と一緒に居たいんだが……バンドの練習とか色々ある訳で」
ギュー
かじゅ「え? もう自分は死んだも同然だから一緒に行く? いや駄目だモモ、お前の死は確定した訳では」
ギュー
かじゅ「は? もし生きててももう本編には出ないだろうからいいだろう? いやいやいや! だから駄目だって!」
ギュー
かじゅ「え? じゃあいつ確定するのかって? いや、それは私も知らない……」
【個人的にはもうモモは入場していいと思ってるんだがどうだろう?】
547 :名無しさんなんだじぇ:2012/04/29(日) 01:32:10 ID:KuTvGDTo
とーか『ダーメーでーすーわ』
かじゅ「…即答だな」
とーか『当たり前ですわよ…死が確定するまでは控え室待機、生存ならば現世に送り返す。これは私たちが絶対に越えてはならない一線ですわ、もし現世での出番があったらどうするのです』
かじゅ「…」
とーか『確定がいつになるかは神、というか本編の書き手の皆様しか知るよしもないことですわ。待つしかありませんわよ』
かじゅ「…わかったよ、時間を取らせてすまなかったな」
とーか『いえ、貴女の気持ちは少なからずわかるつもりですし』
かじゅ「気を使わせるな。それじゃ」ピッ(電話を切った)
かじゅ「…そういうことだからまだここで待機だ」
ギュー
かじゅ「仕方ないな、もう少し側にいるよ」
~~~
とーか「ふう…」
衣「東横のことか?」
とーか「ええ、加治木さんの気持ちはわかりますが、それとこれとは別ですわ」
衣「うむ…」
とーか「来るなら来る、帰るなら帰る…難しい話ですわ」