4:313~315

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313 :名無しさんなんだじぇ:2012/02/01(水) 13:02:58 ID:UeqSMazg 【溜まり場某所】 部長「そろそろ節分かー」 タン 美穂子「お豆の準備も鬼のお面の準備も出来てるから、後は2/3を待つだけね」 トン 部長「おマメね…」  かじゅ「今年のプランはどうなってるんだ?」 タッ とーか「秘密ですわ!」  小萌「まぁ未だ検討中というのが実情ですぅ」 海原「ずいぶん難航してるんですね」 トン 小萌「色々とあるんですぅ…」 部長「そういえば、さ」 タン 海原「なんです?」 部長「なんで海原くん、お兄ちゃんだなんて呼ばせてるの?」 海原「あれ?言ってませんでしたっけ?」 部長「言ってないわよ?」 海原「…言えなかったのって竹井さんが双六に誘ったからですよね?」 部長「そんな事あったかしら?」 美穂子(…誘った?) かじゅ「福路、早く捨ててくれないか?」 美穂子「あ、はい」 トン かじゅ「そういえば何やら御坂と一悶着あったそうじゃないか」 タッ 海原「い、いえ…自分はなにも…」 トン 部長「ふ~ん? リーチね」 タン 美穂子「やるんでしたら単騎待ちですよね?」 トン かじゅ「そうだな」 タッ 海原(単騎待ち…? 中張牌が多い竹井さんの捨て牌からしてチャンタ…。     それで単騎ということは1もしくは3待ち!だからこの生牌、2ソウは通る!) トン 美穂子「ロンです。三色赤1ドラ3、12000です」 海原「え、そっち?!」 美穂子「ダマでもリーチをかけない選択は大いにあるんですよ?」 海原「く、口三味線…」 かじゅ「なんのことだ?」 部長「あー、やっぱりこの面子じゃ、いい待ちで和了出来ないかぁ」 パラッ 海原「五面張じゃないですかー!」 かじゅ「晒していいのか?」 部長「ん?別に」 314 :名無しさんなんだじぇ:2012/02/01(水) 13:03:34 ID:UeqSMazg 部長「で、どうなの」 タン 海原「なにがですか?」 かじゅ「妹云々のことだろう」 トン 海原「あ、そっちのことですか…ほんとに?」 美穂子「疑い深いんですね」 海原「い、いやそういう訳では…」 小萌「元はといえば海原さんのせいなんですぅ」 タン 海原「えっ!」 とーか「だらしなくアッチへふらふら、こっちへふらふらしてるからですわね」 タッ 海原「自分はそんなに多感じゃ有りません!」 部長「客観的に見て、そうとは思えないんだけど」 タン かじゅ「少なくとも一途ではないな」 トン 小萌「まぁまぁ。妹Fさんに関しては、海原さんの節操のない下半身は関係有りませんよ?」 タン 海原「だったら意味ありげな話題の振り方は何なんですかーっ?!」 とーか「あなたも動揺しすぎですわ」 タッ 部長「なにがどう海原くんのせいなの?」 タン かじゅ「そうだな、なんだかんだで引き伸ばされすぎだ」 トン 小萌「そうですね。まず妹Fさんは昨年末、アイデンティティの崩壊を起こしてたんですぅ」 タン とーか「アイデンティティ?」 タッ 部長「ミサカ妹としての、ですか?」 タン かじゅ「他人のクローンとしてのアイデンティティというのもどうなんだろうな」 トン 小萌「それが彼女のオリジナリティなのですから仕方ないのですぅ。    原因はもちろん海原さんとの関係。    それによって本来上条ちゃんを好きであるはずのミサカ妹としてのアイデンティティが崩壊したんですぅ」 タン とーか「はた迷惑なことですわね」 タッ 部長「待って。ここに居るミサカ妹って主催側が作りなおした存在でしょ?     なんで上条くんを好きっていう設定がそのままなわけ?」 タン 小萌「あ、それポンですぅ。 んーとですね、考えられる可能性はいくらでもありますぅ。    でもでもぉせんせーがカウンセリングした結果では禁書世界のミサカ妹と同じパターンを得られました」 タン 海原「いつ禁書世界のミサカ妹のカウンセリングしたんですか?」 小萌「ふふーん。せんせーだって外伝本くらい読むことは出来ますぅ!」 とーか「またメタですわね…あら。リーチ、ですわ!」 タッ! 部長(うわ、はや…。透華の一発率って高いのよね…。とはいえ鳴く材料もなし…) かじゅ「ポン。 それで妹としてのアイデンティティを取り戻すために海原を兄に見立てたわけか」 トン 海原「自分は兄と見られることには慣れてますし、    それで傍に居られる上にアトルの精神が安定するのであればコレ以上の策はない、と思ったんです」 小萌「うー…これでどうですぅ!」 タン とーか「ベタオリですからそれで和了できるはずも無いですわ。…ツモ!リーチツモピンフ裏ドラは…乗りませんでしたわ…」 315 :名無しさんなんだじぇ:2012/02/01(水) 13:03:55 ID:UeqSMazg 小萌「そういえばアトルっていう名前の由来を聞いてなかったですぅ」 海原「あぁ、それはケツアルコアトルとですね…そのまんまアトルからです」 部長「アトルってなに?」 海原「メキシコ料理…といっていいんでしょうか。とうもろこしの入ったドロドロの食べ物です。    主食みたいな感じですね。結構カロリー高いですよ」 かじゅ「我々の感覚でいうと”ご飯”とか”パン”とか名付けたようなものか」 海原「ハハ、そういうことですね」 美穂子「つまり毎日一緒にいても飽きない子、常に一緒にいてほしい子ということね」 海原「うっ」 美穂子「そういう子が傍にいるなら他に相手なんていらないわよね」 海原「うっ!」 部長「まぁ海原くんは面白いから、そういう相手がいようがいまいがからかうけどね」 海原「うっ!!」 かじゅ「まったく、一人前の男なのに対象を一人に絞れないとは情けないことだ」 海原「うッッ!!!」 小萌「皆さん、酷いですぅ。卒倒しちゃったじゃないですかぁ」 部長「ほーんと、海原くんって面白いわ」 かじゅ「ま、責められて当然の行為をしているわけだから仕方ないな」 美穂子「えぇ。信じられないわ。ありえないし」 とーか「皆様すこし懐が狭すぎますわ! 殿方が奔放なのはむしろ精力的ということですのに!」 部長「ふーん、伊藤くんってそうなんだ」 とーか「カイジは関係ありませんわ!」 【終わる】

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