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290 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/22(日) 18:37:04 ID:jVBlFMwY
C.C.「ところで『傷物語』第参話を観て思ったんだが…」
ひたぎ「何かしら?」
C.C.「ひーちゃん、彼氏がモテモテだと嬉しいのか?」
ひたぎ「当然じゃない、私に限らず全ての女子に言えることよ」
C.C.「そうか?」
ひたぎ「そうよ、例えば自分の彼氏にたくさんの女子及び男子及びオネエが好意を持っていても…」
C.C.「そこに男子とオネエを含める必要はないな」
ひたぎ「『貴方たちには申し訳ないけれど、その男は私のものなのよ。本当に残念だったわね』みたいな優越感に浸れるじゃない」
C.C.「……わからなくもないが…しかし奪われる心配はしないのか?」
ひたぎ「自分に自信があるならそんなものは必要ないでしょう?略奪愛に怯えるのは、自分の愛に絶対の自信を持てない愚か者よ」
C.C.「ほぅ…ひーちゃんは自分に自信を持っているのか?」
ひたぎ「当然よ、私より美しい女なんて、世界中探したって見つかりっこないわ」
C.C.「随分大きく出たな」
ひたぎ「あ、シーちゃんは別よ」
C.C.「そこで私に気を遣う必要もない気がするが…そういえば死後の世界も信じてないとか言ってたな」
ひたぎ「ええ、言ってたわね…こんなゲームに巻き込まれなかったら、ずっとそう信じてたと思うわ」
C.C.「とんだ皮肉だな…」
ひたぎ「全くね…」
C.C.「それと浮気にも寛容とか言ってたな」
ひたぎ「それは前にここでも言ったと思うけど」
C.C.「まあ確かに…しかし見た感じまだ阿良々木君はお前に本気みたいだが…何故浅上のことに関してそこまで怒ってるんだ?」
ひたぎ「………………」
C.C.「……まさかとは思うが…ネタのつもりで言っていたことを周りが鵜呑みにしてしまって、今更冗談だったと言えなくなった、なんてことは…」
ひたぎ「な…何を言っているのかしらシーちゃんったら…そ、そそそ、そんなことある訳ないじゃない…」
C.C.「お前程わかりやすい人間もそうはいないな」
ひたぎ「……そうね…ツンデレキャラは嘘が下手な生き物なのよ…」
C.C.「今のはツンデレ関係ないと思うがな」
ひたぎ「そうね…実は大して怒ってなんていないのよ…ここで資料を見たときも、ああ、阿良々木君はこんな状況でも相変わらずね、なんて思ったもの」
C.C.「なら何故あんなことを言ったんだ?」
ひたぎ「……何となく」
C.C.「何となくって…もう取り返しつかないところまで来てるぞ」
ひたぎ「だから阿良々木君が死なないように祈ってるじゃない」
C.C.「祈ってたのか…しかしそれは自分が生き返る為じゃないのか?」
ひたぎ「まあそれもあるわね…全体の9割9分9厘…」
C.C.「ほとんどじゃないか…」
ひたぎ「嘘よ、本当は5割…」
C.C.「………」
ひたぎ「ちょっと、黙らないでよ…」
C.C.「すまん、何て返せばいいのかわからなくなった…」
ひたぎ「まあツッコミが難しい割合を言ってしまった私が悪いのだけど…」
C.C.「わかっていたのか…」
ひたぎ「あーどうしよう…阿良々木君が来たら…特攻野郎のみんなに流れで協力頼んじゃったし…」
C.C.「素直に謝ったらどうだ?」
ひたぎ「今更?あのオーナーに?」
C.C.「……まあこの惨状を見たら…無理だとは思う…」
アーチャー「……はぁ…また建て直さなければ…」
士郎「うわ!?な、何だこれ!?」
黒子「食堂がボロボロですの!」
セイバー「一体何が!?」
上条「実はかくかくしかじかで…」
ひたぎ「……本当にどうしましょう…」
C.C.「……なるようにしかならないんじゃないか?」
291 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/22(日) 23:57:55 ID:5b7xcSAQ
真宵「そんなことしてもライ麦さんは止まりませんよ」
ひたぎ「あら私たちの大参謀じゃない」
C.C.「いつからそこにいたのだ?」
真宵「あなた方がここで会話を始めたくらいから」
ひたぎ「そんなことでは止まらないってどういうことかしら?」
真宵「大麦さんは貴女の依頼を受ける前よりしらら木さんがこちらに来たら制裁をする予定だったということです」
ひたぎ「…理由は?」
真宵「海さんのおっぱいを触ったから」
ひたぎ「…憂さんね」
真宵「失礼、噛みました」
C.C.「なるほど、セクハラが原因か」
真宵「それに豪華さんや草さんら風紀委員首脳陣の皆さんも藤田さんへのセクハラにより焼き土下座による制裁を決定済み。まあこちらには私も一枚噛んでるんですが」
C.C.「ようはひーちゃんが来る前から歯車は動いていてひーちゃんはそれを加速させただけ…と」
真宵「イグザクトリー。だから関ケ原さんが影響力を持つのはぶっちゃけ藤木さんだけですね」
ひたぎ「そう…貴女も一枚噛んでるというのは」
真宵「Wiki収録の過去ログ参照で。Part2の頭のほいやPart3のどっかにあるはずです」
ひたぎ「アバウトね…」