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982 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/28(水) 21:44:20 ID:qhqi.Hyo ~ν放課後ティータイム練習場~ ガチャ ムギ「ふう…」 唯「ムギちゃん、りっちゃんの様子はどうだった?」 ムギ「…ダメ、ね。取りつくしまもなかったわ」 かじゅ「そうか…」 プリシラ「ショックだよね…うん…」 ムギ「年越しライブのこともあるけど、それよりもあんなりっちゃんの顔、私見てられないわ」 あずにゃん「そうですよね…」 唯「どうしたらいいんだろう…」 かじゅ「…話は変わるがムギ、事後処理はどうなってる?」 ムギ「それは完璧よ。主犯のキャスターさんと撫子ちゃんはきっついお灸を据えといたからまず大丈夫なはず」 美琴「(ねえ、梓さん。紬さんが怒ったら怖くなるのって元々?魔術師の調教のせい?)」 あずにゃん「(元々ですね。あまり怒ることもないんですが、本気で怒ると誰よりも恐かったです…)」 ムギ「それにキャスターさんの持ってた残りのアンリ・マユは幻想殺しで完全に消滅させましたし、撫子ちゃんが媒介に使ってたと思うシュシュは没収して燃やしました」 かじゅ「確かに完璧だな」 あずにゃん「本当にどうしましょう?これじゃ気持ちよく年を越せませんよ…」 五人「…」 【ν放課後ティータイムメンバー 思案中】 美琴「そういえばアイツはどうしたんですか?」 ムギ「あっ…えーっと…」 美琴「えっ」 983 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/28(水) 22:37:05 ID:n7C28pa2 ひたぎ「ところでずっと気になってたんだけど…」 上条「何ですか?」 ひたぎ「何で上条君車いすに座ってるの?」 上条「誰かさんたちのせいですよ!!」 984 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/28(水) 22:43:19 ID:qXrfnRjE 【廃棄物置き場】 C.C.「なるほどな。まぁよくある話だ」 キャスター「あるのかしら?」 C.C.「あぁ、つまらん理由でナニを生やして、すべてが破滅した奴を知っている」 キャスター「あぁアレね。あれは自業自得じゃないかしら」 C.C.「お前もな」 キャスター「…」 キャスター「いっそ死にたいわね」 C.C.「死ねばよかろう?まぁここではそのあと生き返るだけだがな」 キャスター「…そうなのよね。      ねぇ、死ねないって辛いことなのね」 C.C.「そうだな、そう思うよ」 キャスター「わたし、ね。つい最近アーチャーに、『人の心が分からない屑野郎』って言ってやったのよ」 C.C.「奴には相応しい戯れ事ではないかw」 キャスター「まぁ一番分かってなかったのはわたしだったんだけどね」 C.C.「いいオチだな」 キャスター「そうね、そう思うわ」 キャスター「そうね…だから…悔しいけどアーチャーに謝らなくちゃ…」 C.C.「戯れ事など奴には立て板に水だろう?」 キャスター「うぅん、わたしアーチャーの一番大切なモノを踏みにじったのだもの…      そんなんだから、りっちゃんの大切なものを杜撰に扱ってしまったんだわ…」 C.C.「なるほどな。だったらどうする?」 キャスター「こうするのよ!」 ざっくざっくざっく C.C.「いきなり地面を手で掘り出してなにをするつもりだ、キャスター!」 キャスター「ここにアーチャーのペンダントが、魔力が空になった宝石が埋まってるはずなのよ!」 C.C.「? 意味が分からん。いや、掘り出すのはいいが何故手で掘る?」 キャスター「傷ついて痛くて指が擦り減るでしょ?      それがわたしの罰だからよ!」 ガッガッガッ C.C.「全く理解が出来ん。理解が出来んが…」ダッ ガッガッガッ キャスター「C.C.?!」 C.C.「一人では何日かかるか分からんだろう?」 キャスター「意味が分からないわ…」 C.C.「あぁ、そうだな。本当に今日は厄日だよ!」 985 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/28(水) 23:02:16 ID:5zJgzH6. ~ν放課後ティータイム練習場~ かじゅ「……一つ、根本的な解決にはならないが、現状をどうにかできそうな手段があるな」 あずにゃん「えっ、なんですか?」 かじゅ「福路が持っている改造銃だ」 唯「改造銃?」 かじゅ「なんでもサンタクロースからのプレゼントだとさ」 美琴「でも、その改造銃がどう関わるのよ」 かじゅ「……その銃とセットに贈られた特殊弾は、記憶の一部を消す力があるそうだ」 ムギ「人の記憶を、消す…」 かじゅ「ああ、だからそれを使って律の記憶からあの出来事を消すということも可能だが……」 あずにゃん「でも!それって根本的な解決にはならないですよね!」 唯「確かにりっちゃんには辛い出来事だったけど、それをなかったことにするのも、何か違うと思うよ」 美琴「そうね、この問題は本人の心が整理をつけるべきね」 ムギ「それに、例えりっちゃんが忘れても、キャスターさんや私たちは忘れないし…」 かじゅ「ああ、わかっている。これはただの思いつきだ。私だってそんなことはしたくない。だから、もっと他の方法を考えよう」 【ν放課後ティータイムメンバー 思案継続中】 986 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/28(水) 23:25:32 ID:QgbTwHFQ 【食堂】 ガラッ 部長「こんばんわー」 美穂子「今晩は」 ひたぎ「あら…なんの用かしら」 部長「いや、ほら。うち全焼しちゃったじゃない?     いつもは自炊してるんだけど…ほら、ね?」 美穂子「そういうわけで調理場を借りに来たんです」 アーチャー「別に断りに来る必要も無いんだが…」 部長「いや、ほら、この子ったら律儀だから」 美穂子「では行ってくるわね?」 部長「うん、よろしくね」 ガラッ 部長「…ふぅ」 ひたぎ「なんでそんな気疲れしてるのよ」 部長「ん…いや、なんでかしらね」 ひたぎ「というよりデートはどうしたのよ、デートは」 部長「え、デート?なにそれ」 ひたぎ「最低ね、あなた」 衣「…でーと?シーちゃんとデートの約束をしていたのはお前であったのか!」 部長「え、なに?」 衣「デートをすっぽかすとはなんて女だ!ののかの友達とも思えぬ!」 部長「まぁ、確かにわたしは最低かもしれないけど…」 ひたぎ「そうよ、本当にひどい女。これじゃあなたにシーちゃんは渡せないわね」 部長「ちょっと!わたしまだ彼女とのデート予約券使ってないのに!」 ひたぎ「白々しい…」 衣「何と言う女だ!一刻も早くシーちゃんを呼びもどさねば!ひーちゃん、シーちゃんはどこへ行った?!」 ひたぎ「廃棄物置き場よ。まったく、あんな所を待ち合わせ場所にするのもどうかと思うけど」 衣「いってくるー!」 ダッ 部長「いつ見ても不安になるデフォルメ姿ね…」 ひたぎ「さて、と」 インデックス「女の敵にはおしおきなんだよ!」 セイバー「士郎、お腹が空きました」 部長「ちょっと…本当に覚えがないんですけど!」 987 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/28(水) 23:57:38 ID:qXrfnRjE 【食堂】 部長「こんなにボコられたのは最終回の卓球以来だわ…」 ひたぎ「ねぇ、これはもうアレの出番じゃないかしら?」 上条「や、やめろ!女性を粗末に扱うなって、お前言ってたじゃないか!」 ドン! ひたぎ「あら…外れたわね」 上条「コンパス投げるとか上条さん、串刺しになりますよ?!」 ひたぎ「女の子をお前扱いなんて許せるわけもないわよね?」 インデックス「意義無し!」 ひたぎ「多数決の結果、上条くんは焼き土下座の刑に決まりました」 上条「参加人数一人の多数決かよ!っていうかインデックス、お前ェ!」 インデックス「またお前って言った~」 ひたぎ「もう生殺し決定ね」 ギャーフコウダー 部長「仲いいわね、あなた達」 ひたぎ「ねぇ、あなたもいますぐああなるのよ。素敵でしょ?」 部長「忘れてなかったのね…。    ねぇ、もうちょっと冷静にならない?」 ヒラッ 部長「あら、攻略メモが…(ぴらっ)…ねぇ、これどういう意味かしら?」 ひたぎ「『美味しいピザを作って食堂で待ち受ける』?」 ジュージュー 部長「(不幸な黒焦げの物体を見つめながら)ん~…なにか思い出せそうな…」 ひたぎ「面白そうね。じゃあさらに火力をあげるとするわ」 ギャー… 部長「思い出した!そうよ、デートの約束してた!」 ひたぎ「今更ね」 部長「違うの!ちょっと聞いて!」 ひたぎ「ふむふむ…へぇ、面白そうじゃない…」 部長「でしょ?」 ひたぎ「でもそんなに上手く行くかしら?」 部長「まぁ見てなさいって」 ガラッ 美穂子「お夕食を作りました。みなさんもよろしければ…」 部長「ちょうどよかった!ねぇ、もう一回調理場に行きましょ」 美穂子「え?」 部長「とことん美味しいピザを作るのよ!」 988 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/29(木) 02:33:47 ID:/RLQ0Sms ■ν放課後ティータイム練習場 唯「ん~」 あずにゃん「唯先輩、鼻の下にペン挟んで面白い顔してもしょうがないような…」 かじゅ「なんか暑くないか」 ムギ「あらあら。唯ちゃん、頭から湯気が出てるわ」 唯「あっ!本当だ!アイスクリーム食べてくるね」 ビリビリ「発熱するほど知恵熱が出るってすごいわね」 あずにゃん「御坂さんも昂ぶると熱くなってますよね」 ビリビリ「アレは…まぁ同じようなもんか」 唯「ただいまー。みんなの分も持ってきたよ~」 かじゅ「いや、長野の人間といえどもさすがに冬にアイスはちょっと」 あずにゃん「わたしもちょっとすみません」 ムギ「私はいただくわ、唯ちゃん」 唯「はい、ムギちゃん。ん~…。りっちゃーんアイス食べる~?」 ガラッ かじゅ・ビリビリ・あずにゃん「!」 ムギ「ゆ、唯ちゃん?!」 ■病室 唯「ねーねー、りっちゃんアイス食べる?おいしいよ?」ヘラヘラ 律「…いやいい」グーキュルキュルキュル 唯「プークスクスクス」 律「食べるよ!食べればいいんだろ!」 唯「うぇへへへ~美味しいでしょ、このアイス~」 律「…うん。美味しいな」 唯「冬に暖房効いた部屋でアイス食べるっていうのが、またなんともいいよね~」 律「暖房でアイスが溶けた…ハハ…溶けちゃアイスじゃないよな…」 唯「え?飲めばよくない?ほら、おいしいよ?」 律「ホントだ…美味しいな…アイスじゃなくなっても美味しいな…」 唯「なにいってんの、りっちゃん。溶けてもアイスはアイスだし、美味しいものは美味しいに決まってるよ!」 律「唯…」ボロボロボロボロ 唯「え…?りっちゃん?」 抱きっ 律「唯!唯!あたし…あたし達、まだやり直せるよな?!」 唯「うーん、私達死んでるから難しいかもしれないけど、でも大丈夫だよ!   りっちゃん、可愛いし!強いし!」 律「唯~!」ぎゅうううううううううう 唯「あずにゃーん、アイスおかわりだってー」 989 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/29(木) 10:43:59 ID:/RLQ0Sms ■廃棄物置き場 ざっくざっく C.C.「2m程度掘ったが、やはりなかなか見つからないな」 キャスター「絶対に見つけるわ…!絶対に…」 ぴゅ~ 衣「シーちゃーん!どこだー!?」 C.C.「あの声は…コロちゃん?!」 キャスター「あんた達どういう呼び合いかたしてるのよ…」 C.C.「コロちゃーん、こっちに来ちゃダメだー。結構深いぞー」 衣「えー、どこどこー?キャッ」 ずざー C.C.「…来るなといったはずだが」 衣「凄いぞ!こんなに深奥まで掘削せしめるとはさすがはシーちゃん!」 キャスター「怪我は無いようね。まったく、夏の終わりの嫌な事件の二の舞にならなくてよかったわ」 C.C.「当人たちはともかくアレは相当間抜けだからな…。無事ならば外まで飛ばしてやってくれ」 キャスター「親御さんに怒鳴られるものね」 衣「いやいやシーちゃん、こんな穴を掘ってなにをしている?」 C.C.「聞いてどうするつもりだ。…そんな純真無垢を形にしたような瞳で見るな…」 キャスター「…ペンダントを探しているのよ。こんな」 衣「なるほど。そういうことならば衣にも探させて欲しい!」 C.C.「…思わずキャラにもない突拍子も無い声を上げるところだったぞ。    こんなことに付きあわせられるはずがないだろう」 キャスター「そうよ、あなたみたいな子供にこんな事をさせられないわ」 衣「やらせてくれ!二人の、アーチャーの為になりたい!」 C.C..「コロちゃん…(アイデンティティである掛け合いをスルーしてまで…)」 衣「衣はあの場でいつも役立たずだった。なんの役にも立てなかった。   でももうそんなのは嫌だ!衣は誰かの役に立ちたい!役に立ちたいんだ…!」 C.C.「コロちゃん、涙を拭け。可愛い顔が台無しではないか」 衣「衣は泣いてなどいない!衣なぞよりも無念の思いをしている者たちが居るのに、何故衣が涙を流せるのか!」 キャスター「(タメイキ)天江さん、私達にはあまり時間がないの。        いつまでも突っ立っていられたら困るのよ」 C.C.「そうだな。ここから出ていくか…馬鹿な真似に付き合うか、どちらかにしろ」 衣「(ぐし…)うん!付き合う!」 キャスター「あとであのお嬢様になんて言われるか分かったものじゃないわね」 C.C.「そこら辺はお前の魔術でなんとかしてくれ」

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