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899 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/25(日) 07:31:14 ID:bgFkRy9A
部長「はー、VIPシートってかなり広いのね。それに劇場側に張り出してるのねぇ、ココ。
だけどあんまり機材もないのによくこんな凝った劇場作れたものね」
美穂子「武将の方々がこういうのに詳しくて。よく小十郎さんが城の普請について色々話してたわ」
部長「なるほどね。そりゃ安土城が一夜で出来るわけだわ」
美穂子「あとハロ?さん達がよく働いてくれてるそうよ」
部長「あぁ…列車関係でものすごい数のハロがこっちに来たものね」
部長「ところでさ」
美穂子「はい?」
部長「一日メイド中なのに、よくこっちに来られたわね」
美穂子「えぇ。貴女とライブに行くからって言ってみたら龍門渕さんも快く了承してくださって。
悪いので明日もメイド仕事を引き受けたわ」
部長「へぇ。…単にそのメイド服が気に入ったから、なんでしょ?」
美穂子「だって貴女が褒めてくれたから…」
部長「ゴホッケホッケホ」
美穂子「大丈夫?」
美穂子「でも本当、衛宮クンには後でお礼しなくちゃいけないわね」
部長「会場でもずいぶんとお世話になってたみたいね」
美穂子「えぇ。あそこでは小十郎さんや政宗さん、それに衛宮クン。
本当に親切な人達に出会えたわ。
私がそれなりに生き延びられたのも、あの人達のおかげ。
みんなとても素晴らしい人たちだったのに…わたしなんかの為にみんな死んでしまって…」
抱きっ
美穂子「きゃっ?!」
部長「ねぇ。この部屋にいるのってわたしのほかは誰が居る?」
美穂子「だ、だれも居ない…です…」
部長「そうよね。だからココに居る間はわたし以外の人間のことなんて考えないで」
美穂子「はい…」