4:855~863

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855 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/22(木) 19:53:42 ID:XnLYb66M それは突然起こった… 衣「ふんふ~ん♪」 ギャーーーッ!!! 衣「ん?な、何だ…?」 何処かから人の叫び声が… 衣「確かこっちの方から声が…」 そしてそこで少女が見たものは… 衣「ひっ…!?」 地面いっぱいに広がった血だまりと… 衣「うわあぁぁぁぁーーーーーッ!!!!!」 一人の男の亡骸だった… とーか「!?…今のは衣の声…!」 カイジ「あっちからだ!!」 856 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/22(木) 19:54:09 ID:XnLYb66M 衣「うぅ…ヒック…うぅ…」グスッ とーか「どうしましたの衣!?」 カイジ「何かあったのか!?」 衣「ひっく…とーかぁ…カイジぃ…うぅ…」グスッ とーか「一体何がありましたの!?」 衣「うぅ…あそこにぃ…人がぁ…」グスッ カイジ「何…!?」 船井「………」チーン とーか「………」 カイジ「………」 衣「うぅ…」 とーか「さ、帰りますわよ」 カイジ「そうだな」 衣「え…?な、何を言ってるのだ!?人が死んでるのだぞ!?」 とーか「あの人は別に構いませんわ」 カイジ「いつものことだからな」 衣「そ、そうなのか…?…いやしかし…!」 とーか「どうせすぐに生き返りますわ」 カイジ「あんなのほっといて帰ってゲームでもしようぜ」 衣「う、う~ん…分かった…」 857 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/22(木) 19:54:37 ID:XnLYb66M ?「ちょっと待ったーーーーー!!!!!」 衣「えっ?」 カイジ「何だ!?」 とーか「だ、誰ですの!?」 ?「ふふふ…見た目は子供、中身も子供、実年齢も子供、しかし生まれた年は20年以上前…そんな私の名前は…」 真宵「美少女名探偵、八九寺真宵です!!」バーン 撫子「助手の千石撫子だよ」 衣「………」 とーか「………」 カイジ「………」 真宵「む?何ですかそのどうリアクションすればいいか分からないみたいな顔は?」 カイジ「いやそんな顔にもなるだろ…どうツッコんでいいのか分かんねぇし…」 撫子「そ、そんなツッコむなんて…///」 カイジ「もうそのネタはいいんだよ!!一々反応するんじゃねぇ!!!」 真宵「貴方の反応も過剰ですよ」 とーか「それで?貴女方は何をしに来たんですの?」 真宵「分かってませんね~。探偵が事件現場に来たからには事件を解決するに決まってるじゃないですか」 カイジ「いや事件って…船井が死ぬのはいつものことだろ」 真宵「いいえ、いつもとは違います。何故なら今回は犯人が分かりませんから」 カイジ「いや…て言うか…」 船井「………」←文房具で串刺し カイジ「誰でも分かると思うんだが…」 真宵「まずは現場検証ですね」 撫子「遺体の状況を調べよう」 カイジ「聞けよ!」 衣「格好いい…格好いいぞ八九寺!!」キラキラ とーか「衣が目をキラキラに…」 858 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/22(木) 19:55:10 ID:XnLYb66M 真宵「う~む…どうやら死因はこの大量に突き刺さった文房具のようですね…」 撫子「そうだね…」 カイジ「いや見れば分かるだろ…て言うか犯人も分かるだろ…」 真宵「しかし何故文房具を…」 撫子「殺すならもっと殺傷能力の高い武器はあるはずなのに…」 真宵「ナイフに…」 撫子「斧に…」 真宵「鉈に…」 撫子「刀に…」 真宵「拳銃に…」 撫子「バズーカに…」 カイジ「それ以上はやめろ…子供のお前らが考えていいことじゃない…」 船井「う、う~ん…」 衣「あ、生き返った」 とーか「これで事件解決ですわね。本人に聞けば犯人が誰かわk」 真宵「千石さん」 撫子「ゲート・オブ・ヘビロン」 シャーーーーーッ 三人「「「えーーーッ!?」」」 船井「へ…?な、何やこのヘビ共…!?」 シャーーーーーッ 船井「ギャーーーーーッ!!!!!」 三人「「「えーーーーーッ!!!?」」」 859 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/22(木) 19:55:38 ID:XnLYb66M カイジ「何した!?お前今何した!!?」 撫子「え?何のこと?」 とーか「いや貴女今どこからともなく大量のヘビを出したではありませんの!」 撫子「気のせいじゃないかな?」 カイジ「んな訳あるか!」 とーか「まさかあの瘴気の影響が…」 真宵「いいじゃないですか。死者スレは何でもアリで、キャラ崩壊など日常茶飯事です」 とーか「さすがに今のは看過できませんわ!!」 衣「と言うか何でまた殺したのだ!?」 船井「………」チーン 真宵「え~だって被害者が生き返ったら殺人事件にならないじゃないですか~」 カイジ「要するにお前らが楽しんでるだけじゃねぇか!!」 真宵「まあ細かいことはいいじゃないですか」 撫子「そうそう、撫子が人外みたいなことができようと、今はどうでもいいことだよ」 とーか「どうでもいいことではない気が…」 真宵「じゃあそのことについては後で話し合えばいいじゃないですか」 撫子「今はこの事件を解決するのが先だよ」 カイジ「…今殺したのはお前だろ」 真宵「さて…死因が変わってしまいましたが…」 カイジ「誰かさんたちのせいでな…」 真宵「さっきの死因は文房具による刺殺…これに犯人へ繋がる手掛かりがあるかもしれませんね…」 とーか「それもう答えと言っても差し支えありませんわよ…」 撫子「真宵ちゃん!こっちに犯人のものと思われる足跡が!」 真宵「!本当ですか!?」 衣「おお…この足跡の続く先に犯人が…」 真宵「足跡を辿りましょう!」 撫子「うん!」 衣「衣も行くぞ!」 カイジ「いつまで続くんだこの茶番…」 とーか「分かりませんわ…」 860 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/22(木) 19:56:05 ID:XnLYb66M そして… 真宵「足跡はここまで続いていました…」 撫子「この中に犯人が…」 衣「おお…まさかここにいるとは…」 カイジ「ある意味予想通りなんだが…」 とーか「右に同じく…」 真宵「では踏み込みます!」 バタン! 真宵「大人しくお縄につきやがれ!」 カイジ「古い言い回しだなおい!」 士郎「へ?」 黒子「は?」 セイバー「む?」モグモグ インデックス「ん?」モグモグ 美琴「え?」 上条「あん?」 ひたぎ「あら?」 C.C.「おや?」モグモグ とーか「…予想通りの面子ですわ」 861 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/22(木) 19:56:36 ID:XnLYb66M 美琴「え~と…何の騒ぎ?」 カイジ「あ~…何て言えばいいのか…」 衣「船井という奴を殺した犯人の足跡を追ってきたのだ!」 とーか「まあそう言うしかありませんわね…」 黒子「…何の為に?」 撫子「犯人を突き止める為だよ」 真宵「それが探偵の仕事ですから」 上条「…とりあえずまた変なことを始めたと」 真宵「変なこととは何ですか!?失礼ですね噛み条さん!」 上条「読みは同じなのに完璧に噛んでる!?それじゃあ俺が噛んでるみたいじゃねぇか!俺の名前は上条だ!」 真宵「失礼、噛みました」 上条「違う、わざとだ」 真宵「噛みまみた」 上条「そんな噛み方があるか!!やっぱりわざとだろ!!」 真宵「ん~…B」 上条「何だよBって…」 カイジ「俺より上条の方が上なのか…」 インデックス「何にしても死んだのがふないなら、別にいいんじゃないかな?」モグモグ 衣「むぅ…よほど船井という男は皆に嫌われていたのだな…皆無関心過ぎる…」 カイジ「まあ嫌われてるかって聞かれたら、YESって答えるけど…無関心なのはいつものことだからだと…」 士郎「しかし足跡を辿ってここに着いたってことは…」 セイバー「犯人はこの中にいるということですね…」モグモグ とーか「ええまあ…それは…」チラ カイジ「確かに…」チラ ひたぎ「全く…こんな書き込みしてる暇があったら『恋物語』を読みなさいよ…」 C.C.「途中までは読んだそうだがな…ちょっとした小休止だろう…」モグモグ カイジ「……またメタ会話してる…」 862 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/22(木) 19:57:06 ID:XnLYb66M 真宵「しかしここに来て犯人が分かりました」 撫子「本当に真宵ちゃん!?」 衣「おお!すごいぞ八九寺!!」 とーか「いや犯人は最初から分かってますわよ…」 カイジ「今更分かるのは遅過ぎだろ…」 真宵「犯人は…」 撫子&衣「「犯人は…?」」 真宵「貴女です!!」ビシィ セイバー「え?…わ、私ですか?」モグモグ とーか&カイジ「「全然分かってなかったー!!!」」ガビーン 真宵「よく考えれば船井さんを殺すのはセイバーさん以外にいる筈がないのです」 カイジ「いやそうでもないぞ!あいつ結構色んな奴に殺されてるぞ!!」 真宵「一番多く殺しているのは間違いなくセイバーさんです」 とーか「それはそうですけども!」 真宵「だから今回もセイバーさんに違いないのです!!」 カイジ「言い掛かり甚だしい推理だー!!」 撫子「見事な推理だよ真宵ちゃん!!」 とーか&カイジ「「どこが!?」」 衣「…犯人はセイバーなのか?」 セイバー「いえ違います」モグモグ 衣「違うと言っているぞ!セイバーは犯人ではない!」 カイジ「うん、まあそれは分かってはいるけど…」 とーか「衣は人を疑うことを知りませんわね…」 真宵「な、何ですってー!!?」 撫子「真宵ちゃんの推理が間違っていたの!?」 カイジ「確かに間違ってはいるけど…」 とーか「貴女たちもあっさりし過ぎですわ…」 カイジ「大体セイバーが文房具で殺すわけないだろ」 真宵「あ、言われてみればそうですね」 上条「…文房具?」 美琴「…船井さん文房具で死んでたの?」 士郎「…それって…」 黒子「…犯人は…」 インデックス「…考えるまでもないんだよ」モグモグ C.C.「…ひーちゃん、何で船井を殺したんだ?」モグモグ ひたぎ「そこに船井さんがいたからよ」 上条「その言い回し俺以外にも使うんだ…」 863 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/22(木) 19:57:41 ID:XnLYb66M 真宵「むぅ…まさか犯人が戦場ヶ原さんだったとは…」 カイジ「いやみんなすぐ分かってたよ…」 とーか「分かってなかったのは貴女と千石さんと衣だけですわよ…」 衣「え?二人とも分かってたのか?」 とーか「ええ、まあ…」 衣「すごいな!二人こそ名探偵ではないか!!」 カイジ「ははは…褒められていいのかなこれ…」 撫子「元気出して真宵ちゃん!今回は調子が悪かっただけだよ!」 真宵「当り前です!弘法にも笛の誤りと言いますし」 カイジ「言わねーよ、それを言うなら筆だ」 真宵「失礼、噛みました」 カイジ「違う、単なる間違いだ」 真宵「噛みまみた」 カイジ「誤魔化そうとするな」 真宵「…やっぱりCです」 カイジ「別に構わねーよ」 とーか「それより千石さんのあの力についてですが…」 撫子「あ、今からこの書き手さんは『恋物語』の続きを読むらしいから無理みたい」 とーか「はい?」 真宵「という訳で誰かリレーして下さい、お願いします」 カイジ「最後に無茶振りしやがった!!」 とーか「こんなのどうリレーしろと…」 衣「ところでそのリレーと言うのは何なのだ?」 とーか&カイジ「「え~…」」

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