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846 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/21(水) 01:44:07 ID:EEo73LKM 部長「ゆみ、誕生日おめでとう。はいプレゼント」 かじゅ「モモと過ごすはずだったんだがな…」 部長「桃子ちゃんが死ぬとでも思ってたの?!」 かじゅ「いや、モモと約束していたんだ…。二人の誕生日は二日とも二人っきりで過ごそうと…」 部長「もう三年になるわね」 かじゅ「メタな事を言えば誕生日設定が公開されたのは去年の二月だから二年ではあるがな」 かじゅ「そうか…私がここに来てもう三年になるのか…」 部長「桃子ちゃんにとってはわずか一日なのに不思議ね」 かじゅ「私の中のモモは現実のモモと、もう随分と乖離してしまったのだろうなぁ…」 部長「桃子ちゃんもだいぶ変わったみたいだけどね」 かじゅ「変わってないさ。一番大事な人間は私のままさ」 部長「うらやましいわね」 かじゅ「そうか?」 部長「うん、うらやましい」 かじゅ「そうか」 部長「この前さ、わたし死にかけたじゃない?」 かじゅ「あぁ」 部長「その時ね。わたし自分の事しか考えてなかったのよ。思い返してみると」 かじゅ「ほぉ」 部長「部長失格よねぇ。和と咲の事なんてこれっぽちも考えてなかったんだもの。     もちろん、優希の事やまこの事も」 かじゅ「人間だれしも自分が一番大切だろう?」 部長「だから…ね?あなたたちみたいにお互いの事を第一に考えられる関係が羨ましいなって」 かじゅ「だからと言って、福路や天江を殺していいはずがない!」 部長「もっと殺すかもね」 かじゅ「…!」 かじゅ「…すまない」 部長「なんで?」 かじゅ「私が不甲斐なくなければ、お前の福路が死ぬ事も無かったかもしれないからだ」 部長「ん?あぁそういうことか。いいわよ、しょうがないじゃない。    そんな事より桃子ちゃんもこれからが正念場なんだから、ゆみも応援してあげなさいよ」 かじゅ「…なぁ久。死んで再会するのと、仮に…仮に生き返ってモモと再会するのとどちらがいいんだろうな」 部長「そんなのゆみ次第じゃないの?」 かじゅ「言い方を変えよう。もし福路が他の者を手にかけてまで修羅の道を選んだとして、     死んで対面するか、生き返って対面するか。お前はどちらがいい?」 部長「んー。もし仮にこのわたしが生き返って再会できるとしたら後者かな」 かじゅ「そうだな…私も一緒だよ」 部長「あぁそれで後ろめたいわけ?」 かじゅ「別に久にその目が無くなったから、まだ目がある私が後ろめたいというわけではないさ。     ただ…久の恋人を手にかけたも同然な事実がのしかかっているのさ」 部長「本当に申し訳なく思ってる?」 かじゅ「あぁ。どうすれば許してくれる?」 部長「そうね。今すぐここでキスして」 かじゅ「…そうやってすぐまぜっかえすのが久の悪い所だな」 部長「ゆみのそういう困った表情、私一番好きよ?」 かじゅ「まぁ気は紛れた。有難う、久。デートくらいには付き合ってやるよ」 部長「喜んで(んー。本気なんだけどなぁ…)」 唯「ねーねーあずにゃん。なんで私達隠れてなくちゃいけないの?」 あずにゃん「午前零時回った時の加治木先輩の、あの近寄りづらさったら無かったでしょう?」 律「あぁやって久に毒抜きしてもらわないと、うかつに近寄れないからなぁ…」 美琴「バンドメンバーとしては誕生日祝いくらいはしたいものねぇ」 唯「じゃあ、もう行ってもいいの?」 紬「えぇ。お祝いしに行きましょう」 【というわけで12/21は加治木ゆみの誕生日でした。おしまい】

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