4:612~617

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612 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/20(日) 01:34:34 ID:Q3qUacPQ ―――食堂――― アーチャー「美琴、これを頼む」コト 美琴「はいはい」 衛宮「黒子、次はこれを頼む」コト 黒子「はいですの」ヒュンッ ゴチソウサマー アーチャー「…ふむ、白井黒子が手伝いに入ってから、随分仕事の効率が良くなったな」 美琴「まぁ『空間移動』を使えばね~」 衛宮「黒子、ありがとうな」 黒子「い、いえ…これくらい当然のこと…それより士郎さん、この後一緒n」 セイバー「シロウ、おかわりです」 黒子「ってセイバーさん!これで何杯目ですの!?」 セイバー「さぁ?数えていないので分かりませんが、まだまだ私のお腹は満たされていません」 黒子「物理的にも身体的にもおかしいですの!!あなたの胃袋はどうなっていますの!?」 セイバー「私の胃袋は…宇宙です!!」 黒子「古い!!そのネタ結構古いですの!!と言うか何でそんなネタ知ってるんですの!?」 アーチャー「…まぁ宇宙云々はともかく、サーヴァントに物理的とか身体的とか言われてもな…」 美琴「…そもそもここは『死者スレ』だしね…そんな常識通じないんじゃない…?」 衛宮「ははは…とりあえずおかわりだな…」 黒子「って士郎さんが作る必要はないですの!お客さんも他にいませんし、アーチャーさん一人で充分なはz」 インデックス「早く私のご飯も作って欲しいんだよ!!いつまで待たせるつもりなのかな!?」 黒子「って何であなたがここにいるんですの!!?」 インデックス「私にもまだ主催者権限が残ってるんだよ!それよりお腹がもう限界かも!!」グーギュルル アーチャー「ふむ…さすがにこの二人を私一人で相手にするのは無理だな…」 美琴「でしょうね…黒子、残念だけどデートは諦めなさい」 黒子「大丈夫ですの!!アーチャーさんならきっとできますの!!前は一人でやっていたからできますの!!だから士郎さんはわたくしと一緒n」 C.C.「おいアーチャー、私のピザはまだできないのか?」 黒子「って何であなたまでここにいるんですのーーー!!!?」 C.C.「『毒吐き代行』が解散になって私も暇なんだ。しょうがないだろ」 アーチャー「ん?やはり解散したのか?」 C.C.「ああ…」 613 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/20(日) 01:35:03 ID:Q3qUacPQ ―――回想――― 戦場ヶ原「ではこれより解散式を始めます」 上条「いや解散式って…」 C.C.「まあ、一応形だけでも必要だろ…一ヶ月以上続いたのだからな…」 戦場ヶ原「では… (自主規制) …という訳で解散します」 上条「いやどういう訳だ!!?全然分かんねーぞ!!」 戦場ヶ原「うるさいわね、とにかく解散なのよ…全く、何でこんなのが2位で阿良々木君が3位なのよ…」 上条「何の話!?」 C.C.「とにかくさよならだな童貞ボーヤ…」ガチャ 戦場ヶ原「元気でね…もう死んでるけど…」 上条「何でもう会えないみたいな雰囲気出してんの!?そして何でそのまま『死者スレ控え室』に戻ろうとしてるんだお前らは!?」 戦場ヶ原「え?だってここを占拠したのは阿良々木君を待ち受ける為だもの。『毒吐き代行』を解散しても、ここを出ていく理由にはならないわ」 C.C.「そして『毒吐き代行』を解散しても、『ひたぎウィッチ』まで解散する理由は無い。故に私も残る」 上条「…解散の意味無くね?」 戦場ヶ原「意味はあるわよ。もう人を不快な気分にさせることはしない…つもりよ」 C.C.「これからは読み手全員が楽しめる話を考える…つもりだ」 上条「不安が拭い切れねーーー!!!」 ―――回想終了――― 614 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/20(日) 01:35:27 ID:Q3qUacPQ C.C.「ということだ。まあ、さすがにいきなり私達をセットで出す勇気はなかったようだがな」 アーチャー「…で?戦場ヶ原ひたぎは今日はどうしたのだ?」 C.C.「うむ…ひーちゃんは久々に『特攻野郎』の会議に参加している」 黒子「な、何ですって~。それは大変ですの~。きっとまたよからぬことを考えているに決まってますの~。これは『風紀委員』が動かなければなりませんの~」 美琴「…緊張感の欠片もない棒読みよ黒子…」 黒子「という訳で行ってらっしゃいセイバーさん」 美琴「あんたが行くんじゃないんかい!?」 黒子「お姉様…わたくしは『学園都市』の『風紀委員』であって『死者スレ』の『風紀委員』ではありませんの」 美琴「何だそりゃ…散々『風紀委員ですの!』とか言ってる癖に…」 黒子「その台詞も『禁書』の方では一度も発していませんの」 美琴「あれ?そうだっけ?」 黒子「そればかりか、『禁書』原作では最近全く出番がありませんの…最後に登場したのは16、17巻の間に出た、SS2巻ですのよ…アニメ3期があっても、カットされてわたくしの出番は無いかもしれませんの…もうわたくし完全に『超電磁砲』のキャラと言うことなんでしょうか…いえいえ、それでも初春や佐天さん、春上さんは新約1巻で口絵に出てますの…あれ?もしかしてわたくしハブられてる?まさかそんなことが…」 美琴「おーい黒子、帰ってこーい。大丈夫よー。『超電磁砲』に出てる限り黒子の人気は安泰よー」 黒子「…新約3巻から本格的に参戦する予定のお姉様に慰められても…」 C.C.「今まで『禁書』ではまともな出番がなかったのに、3年連続で1位だったしな…」 美琴「何の話!?」 615 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/20(日) 01:35:55 ID:Q3qUacPQ セイバー「あの…それで何故私が行くことになるのですか?」 黒子「えっ?だってセイバーさんは『死者スレ風紀委員』の実動部隊ではありませんの」 セイバー「………そうでしたっけ?」 黒子「いやいやいや!何で忘れてるんですの!?『死者スレ用語解説』にも書いてありますの!」 セイバー「どれどれ………あっ、本当に書いてあります…」 アーチャー「まあ最近はもっぱら止める側ではなく、止められる側になっているがな…」 セイバー「しかし美琴も実動部隊と書いてありますが…」 黒子「お姉様はここの仕事が忙しいので…セイバーさんが行くしかありませんの!」 美琴「…無理やり過ぎる…」 セイバー「はぁ…分かりました…では行ってきます…」トボトボ 黒子「さあ士郎さん♪わたくしとデート…もとい、お出かけしましょう♪」 美琴「言い直した意味ねぇー…」 インデックス「早くして欲しいんだよ!もう限界なんだよ!!」グーギュルル 衛宮「ああ…とりあえずインデックスの分を作ってからな…」 チーン アーチャー「できたぞ」 C.C.「うむ」モグモグ アーチャー「ところで、『特攻野郎』は今更何をしようとしているんだ?」 C.C.「うーん…確か…トリのラジオの日対策会議とか言ってt」モグモグ アーチャー「セイバー!!お前は行かなくていい!!ここで飯を食っていけ!!」 セイバー「えっ?いいんですか?」 美琴「いいのいいの!!どうでもいいことだったから!!ほっといても問題ないから!!」 黒子「ちょっ、ちょっとお姉様とアーチャーさん!一体何を言ってるんですの!?」 衛宮「急にどうしたんだ二人共…?」 美琴「うるさい!誰のせいでここまで焦ってると思ってるの!?」 アーチャー「全くだ!!」 黒子「な、何でわたくし達が怒られるんですの…?」 衛宮「さぁ…?」 616 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/20(日) 01:36:34 ID:Q3qUacPQ ―――そして――― インデックス「おかわりなんだよ!」 C.C.「おかわりだ」 セイバー「おかわりです」 アーチャー「くっ!やはりこの3人が同時に来るときついな…」 衛宮「くそ!調理の手が追い付かない…」 アーチャー「だがまだ何とかなる…客が他にいないなら何とか…」 ガチャ 池田「お腹空いたし!ご飯よろしくだし!」 アーチャー「このタイミングで来るのはやはりお前か池田ァ!」 池田「あ、あれ?どうしたんだし?」 ガチャ 唯「ど~も~。ちょっと遅くなったけどあずにゃんのお誕生日会したいのでケーキお願いしま~す」 衛宮「ケ、ケーキ!?」 唯「あ、私の誕生日ももうすぐだから一緒にやっちゃおうと思うんで二つお願いしま~す」 衛宮「ふ、二つ!?」 美琴「…どんどん苦しくなってくるわね…」 黒子「全くですの…」 ガチャ 上条「あ~腹減った~。お~い今日のおススメはn」 Wエミヤ「「手伝え!!」」 上条「はっ!?な、何で俺が!?」 衛宮「決まっているじゃないか!」 アーチャー「そこに上条がいるからだ!」 上条「なんでさーーー!!!?」 美琴「あんたがその台詞を使ってどうすんのよ…いつも通り『不幸だー』でいいでしょうが…」 617 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/20(日) 01:37:00 ID:Q3qUacPQ ―――数時間後――― インデックス「ふぅ…お腹いっぱいなんだよ」 C.C.「まぁ、今日はこれくらいにしておくか…」 セイバー「ご馳走様でした」 アーチャー「………」グッタリ 衛宮「………」グッタリ 上条「………」グッタリ 美琴「…お疲れ様…」 黒子「…大丈夫ですの?」 アーチャー「…まぁ…何とかな…」グッタリ 衛宮「…でも正直…キツイ…」グッタリ 上条「…やっと解放されたと思ったらこれか…何で俺ばっかり…」グッタリ アーチャー「…本格的に手伝いを募集するか…」 衛宮「…そうだな…これから先も3人で調理していくのは厳しい…」 上条「…って俺はもう数に入ってんのか…不幸だ…」 「死者スレ食堂」お手伝い募集! 料理人募集!経験者大歓迎!初めての方でもOK!料理人が丁寧に教えます! 料理人:アーチャー、衛宮士郎、上条当麻 給仕:御坂美琴、白井黒子

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