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黄色い因縁


彼女はいったい何をするつもりでこんな事を

雑木林が立ち並ぶ場所に、私はたたずんでいた。
あたりを窺いながら自分の心の疑問を払おうとする。

私はいったい何番目だったんだろう………
ここに飛ばされた順番………

私が呼ばれる前に、なのはやはやては呼ばれなかった。
でも、ここにいる可能性は…結構高い…………
助けに行くべきなんだろうけど……今は自分の事で精一杯だし……





……あれ……なんだろう……魔力が……
うまく言えないけど…魔力が少し少ない………
特務六課の時のリミッターとは違う……無理矢理抑え込まれてる……
まさか、この首輪のせい…?
この首輪からわずかな魔力を感じる。
これに封じ込まれているんだ。




彼女に支給されたバックは、他の参加者よりも小さかった。
しかしフェイトは、これが普通のサイズだと思っていた。
中には、コンパスや地図に食料……
これが最低限の支給品だったはず。
後は一人ずつ違うなにか。
そして彼女に振り当てられたのは…………

「あっ!バルディッシュ……!」

彼女に支給されたのは、『閃光の戦斧』の名を持つインテリジェントデバイス。
信頼し、信頼される間柄にある仲間。
それは偶然にも彼女の手元に戻ってきた。
本来の主の下へと。

「よかった……バルディッシュ、聞こえる?」
『Yes, I heard.』
「ねえ、会ったばかりで悪いんだけど、この状況について何か分からない?」}
『When I noticed no was stored in the back.』
「…………そうなの……………」

バルディッシュが気付かないうちに、ここに集められた…
あの時の転移といい、彼らは次元世界を超える方法について、高度な知識を持っている……

「でも…バルディッシュと再会できたのは嬉しいな……突然のことで不安だったから…………」
『Thank you so much.』

バルディッシュを手に取ったとき、ある変化に気付いた。

「力が………戻っていく。」

さっきまでの圧迫感が消えていってる。
バルディッシュの…………おかげ?

『Are you alright?』

間違いじゃない。手に取ってから、首輪から感じる魔力的な違和感が引いて行ってる。
能力限定の解除方法は、デバイスとの接触という仕組みになっているんだ……

「ううん、なんでもない」
『Do you is that so it? So let's do this?』
「そうだね……バルディッシュがあるから、誰かに襲われても大丈夫だと思うけど………」
『Risky behavior I think I declined.』
「たしかに、むやみに動くのは危険だからね。」

でも、他の皆が私みたいに、自分のデバイスが支給されるとは考えづらいし……

『First, consider the from looking through the supplied goods.』
「うん、もう一度調べなおすよ。」

暗闇の中、支給された懐中電灯を使い、名簿を確かめ、現在地を把握した。

「南東の森林部、近くには洋館…か」

自分は今、地図の端にいることになっているから、動き回らなければ他の人との接触の可能性は低いはず。
次に参加者について調べた後は、これからについてとても悩まされた。

「なのは、はやてに、他のみんなも……」
『Here is approximate 6 Division members are』
「うん。………………どうしよう」

エリオもキャロもここにいる。
いくら訓練を行ってきたあの子たちでも、こんな状況には慣れてない。
いったいどこに…………探さないと。

『This space is very different. First, collect information and not slow even from you.』
「でもそれじゃ、他のみんなが」
『Is it increases the danger to you.』

…………今すぐに助けに行きたい……けど……
……バルディッシュの言うとおりだ。少し冷静にならないと………………!
雑草を踏みしめる音が聞こえた。近くに人がいる……!

『Be wary of』
「……わかった。バルディッシュ・アサルト、セットアップ!」}
『set up』

三角の形をした装飾品はこの一言により、黒色の杖のような物へ変形した。

「対応は相手を確認して、あるなら、戦闘力を奪う。非殺傷設定は大丈夫?」
『Yes』
「相手は……走ってきてるね…」
『Take away?』
「そうすべきだけど…………いや、もしも相手が小さい子なら保護しなきゃいけない。」

相手の出方を伺おう。
そう判断した束の間、相手は茂みから飛び出してきた。

「うわ!なになに!いったい誰!?」
「……えっと……」

相手は女の子だったけど……

「ねえねえ、お姉さん誰なの!?その黒いのなに?」

………呆気にとられてしまったのは、良い事なのかもしれなかった。
この状況で張りつめた神経には、どこか心地よい空白の時間だった。

「ねえってば!」
「あ、ごめん…私はフェイト・テスタロッサ・ハラオウン。あなたは?」
「あたしミライっていうの!将来すっごくなる女の子なんだぁ!」
「そ、そうなんだ…」

エリオやキャロ達よりも少し年上の女の子で、すごく元気だった。
この子に危険を感じることはなかったから、すぐに警戒しなくなった。

「ミライは、誰かと一緒にいないの?」
「ミライちゃんはさっきここに来たばっかりだよ。ゲッコーにも誰にも会ってないよ。」
「ゲッコー?ミライの友達?」
「うん!あのくら~いお城にいたときは、不死身君たちもいたのに突然消えちゃった。でもって、このあたりを探し回ってたらお姉さんとばったり会ったんだ。」

この子も私と同じ状況にあって、あの暗闇で友人たちといっしょにいた……
……なら。こちらにいるなのは達も、きっと私が知るなのは達で間違いない。

「バルディッシュ、やっぱりみんなを探したほうがいいんじゃないかな……」
『I'll leave the final judgment.』
「しゃ、喋った!!杖が喋ったぁ!!」
「そういえば説明してなかったね。今喋ったのはバルディッシュ。私の大切なパートナー。
「へぇ~!!ねえバル君!どうやって喋ってるの!?」
「バル君……?」
『As described is not. From the usual is speaking.』
「おもしろ~い!!!」

「ねえミライ、少し声が大きいよ。静かにしないと…」
「だいじょ~ぶだよ!!誰が来てもミライちゃんが追っ払ってやるんだから!」
「追い払うって、危険だよ。どこに誰がいるのかわからないんだから……」
「フェイトさん怖がってる?心配性だな~」
「そんな事じゃなくて…!
「それじゃあミライ、ちょっとそのへんお散歩してくるね!」
「あっ!ミライ!」

出会ってすぐにミライはいなくなってしまった。
一人にしておくのは危険だからすぐに追いかけたけど

……手遅れだった……


一発の銃声が響き、ミライは頭から血を流して倒れていた。
私から離れて一分も経たないうちに、草地を血に染めて、決して喋らない人形になっていた。

「ミライ!…ミライ!!」}

動かないミライに近づいて、懸命に名前を叫んだ。
でもミライはなにも反応しなかった。頭を撃ち抜かれたから…ダメだった。

「そんなっ!どうして!
『It is dangerous. Please hide the body.』

私は音のした方を睨みつけたけれど、その方向にいたであろう人物を確かめることはできなかった。
相手が見えないと接触もできないから、ここは隠れるしかなかった。

「…うっ…ぅぅ……」

こぼれそうな涙をこらえながら立ち上がると、銃弾が体をかすめた。
誰かに狙われているけど、それよりも泣きたかった。

自分に怒った。側にいたのに守れなかった自分に怒った。
そして美雷を殺した相手にも…

私はソニックブームを発動して、森の奥に身を隠した。
このスピードを活かしておけばと、その後悔も、今は無意味だった。






「……………退いたか……………」

こんなことはしたくなかった。でもこうするしかなかったんだ。
許してほしいなんて思わない。俺は自分と守るべき者の為に人を殺したんだ}

「……すまなかった……」

スコープ越しに、子供の死体に謝った。最低限の罪悪感から言っただけだ。
殺した以上は取り返しがつかない。後はもう突き進むしかなかった。
……ランカ……お前は俺の事を絶対に許しはしないだろうが、俺は後悔しない……!
お前を生き延びさせて、無事に元の世界に帰らせてやるからな…




【H-7 洋館周辺、森林地帯 1日目 深夜 】
【フェイト・T・ハラオウン@魔法少女リリカルなのはStrikers】
【状態】銃弾が横腹をかすめている(出血はない)
【装備】バルディッシュ・アサルト@魔法少女リリカルなのはStrikers
【道具】支給品一式
【思考】1、人を助ける(小さい子供優先
    2、人を殺そうとする人物は戦闘力を奪う

【G-7 洋館周辺、道路脇 1日目 深夜】
【オズマ・リー@マクロスF】
【状態】健康
【装備】ライフル/ドラグノフ(弾数10/12)
【道具】支給品一式
【思考】1、極力相手を苦しませず殺害する
    2、ランカを探し出す
    基本:ランカを生き延びさせる

【安藤美雷】@いつか天魔の黒ウサギ
 [残り66人]




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