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これって何なの?前編


雛見沢分校の最年長、そして部活リーダーの園崎魅音
園崎家の次期頭首でもあり、実質彼女の名前を知らぬ者はいない
それは興ノ宮でも当然であり、ここでも彼女の顔は広い
部活において、強引に人を引っ張って行くそのリーダーシップは今日では珍しい

彼女の部活では最低限のルール…モラルがある
相手の意志はくんであげる、罰ゲームを嫌がっていてもあくまでこれは悪ふざけだ
だから前原圭一を部活に誘い、彼が大変なことになっても、妥協しているからたくさん笑いあう
この部活はみんなの為の部活であり、誰か個人の為という訳ではない

だから彼女はこのプロジェクトに嫌悪感を示していた
相手の意志など構いもせず、無理矢理人を集めて勝手なことを言いだした
挙句には殺し合いをしろ、と
ただのくだらない自己満足の為のお遊びにしか過ぎない
こんな事は彼女にとって許せるはずもなかった
しかし彼女はあの時動くことはできなかった
人の首が飛んでしまった
その光景を見て大勢の人が恐怖の渦に包まれた
彼女もその一人だ
許せない、そう思っても行動できなかった。この首輪のせいで

会場に飛ばされ、しばらくして落ち着きを取り戻した
彼女は行動を開始した









少し歩いてみたけど、はっきりいって何かしたかった訳じゃない
気分転換のつもりだった。こんな所に連れてこられたら誰だって気が滅入ってしまう
あの人が何のつもりでこんな事をするのかはわからない
でもこんな事は許さない
われらが部活メンバーのやってることに比べたら天国と地獄だ

「どう……しようか……」

バックの中の食料を見てもろくな物はなく、量も少ない。

「せいぜい3日ぶんかぁ~」

もしこんなことが長引けばまず足りはしない。

「武器も……なんかこれ……ふざけてるの?」

綺麗な色で、一瞬なにかのカードと思っちゃったけど
……まあいいか。
いわゆるハズレだけど別に武器が欲しかったわけじゃないし……

「…………とりあえず、なにか探してみよう」

まず1番は食料、これは絶対。
次は人かな、部活の皆に合流できれば……

考えながら、名簿と書かれたノートを確かめた。
目を通していると、一人の名前に大きな違和感を感じた。

「えっ悟史!?なんで悟史がここにいるわけ?」

どうなってるの!?

………………………………………}
そんな。悟史は転校……いや、行方不明になってる筈…………
もしかしたら、これが私の知ってる悟史じゃないってことも……
………でもこれはむしのいい発想じゃないだろうか?
この悟史は沙都子と梨花ちゃんの名前に挟まれている…………………きっと本人だ…
……沙都子に詩音も……どうするつもり…?
探し回るに違いない……詩音……
詩音は悟史の為なら何でもできる。
きっと人も殺せる。
私には……そんな事をするための人は………

「……………圭ちゃん…………」



………ん………

今はもう……自分がしなきゃいけない事をしないと。
私はいろいろ悩みながら歩き出す。
これって結構危ないんだけど……そこまで頭は回らなかった。

しばらく自分のいる地帯を歩きまくった。
比較的新しい住居が立ち並んでいて、どれもかなり立派だ。

「こりゃぁ~圭ちゃんとこの前原屋敷と同等だね」

全体的な感想として、興ノ宮なんて足元にも及ばない規模の町だと思った。

「これが都会ってやつか~」


…………いけないいけないっ!こんなこと考えてる場合じゃなかった!
目的を思い出すと、一番大きな家の中に入ろうとした。
遠くから見てもよく目立つ、いかにも金持ちが作った感じの成金趣味が全開だった。
そしてドアノブに手を出そうとした時、ある事に気づいた。

「あれ?鍵穴が……?」

鍵は開いていたが鍵穴は壊れていた……というよりも壊されていた。

「ひょっとして誰かいるの?」

私は躊躇した。
他の人が私よりも早くここに入ったのかもしれない。
もしかしたら待ち伏せを受けるかもしれない。

でもそれが、私たち部活メンバーの一員なら。

私は賭けに出てみた。かなり危険な賭けに……
あくまでも目的は食料の調達……でも警戒は怠らない。

「………………よし!」

そして私はこの扉を開けた。
この場所に仲間がいると信じて。




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