嘆きの森
私は一人、よく分からないこの状況で、自問自答を繰り返した。
「……なんでこんなところにいるんだろう………」
皆と楽しく暮らしていた雛見沢はどこにいったの?
私達がなにかいけない事でもしたの?
……いや……そんな事があるはずない。
いつもみたいに皆とふざけて遊んでた。
部活の罰ゲームで圭一君が魅ぃちゃんの水着を着て………
そんな…………いつもと変わらない日常だったのに………
私達がなにかいけない事でもしたの?
……いや……そんな事があるはずない。
いつもみたいに皆とふざけて遊んでた。
部活の罰ゲームで圭一君が魅ぃちゃんの水着を着て………
そんな…………いつもと変わらない日常だったのに………
「圭一くん………どこ……」
みんなに会いたい。
楽しくて、信じあえる、大好きなみんなに……………
レナは……
楽しくて、信じあえる、大好きなみんなに……………
レナは……
「……私はいったい……」
怖い……怖い……
こんなどこだかわからない場所で死にたくない。
もし誰かが襲ってきたらどうすれば…
こんなどこだかわからない場所で死にたくない。
もし誰かが襲ってきたらどうすれば…
……もしも私が死んだらどうなるの?全部元に戻るのかな?
…………そうだよ……全部悪い夢なんだ…
きっと疲れてるんだ。……全部夢なんだよ……
誰かに殺されちゃうのが………………一番いい………
…………そうだよ……全部悪い夢なんだ…
きっと疲れてるんだ。……全部夢なんだよ……
誰かに殺されちゃうのが………………一番いい………
……………だけど…………
……………私の体中の全神経が…………
……………私を暗黒へと引きずり戻す……………
……………私の体中の全神経が…………
……………私を暗黒へと引きずり戻す……………
「……何を考えてるの!?竜宮レナ!」
「こんなのは夢じゃない!全部現実なんだ!」
あの場所にいた女の人も、他の人も……全部本物なんだ。
だから、いくら自分の頬をつねっても目が覚めないんじゃない……!
そうでも…………そうでもなければ…………
あの人が私の……………名前を知ってるわけ……………
………………竜宮礼奈なんて…………呼ぶ筈がない……
「こんなのは夢じゃない!全部現実なんだ!」
あの場所にいた女の人も、他の人も……全部本物なんだ。
だから、いくら自分の頬をつねっても目が覚めないんじゃない……!
そうでも…………そうでもなければ…………
あの人が私の……………名前を知ってるわけ……………
………………竜宮礼奈なんて…………呼ぶ筈がない……
……………もう忘れよう……………
今考えなくちゃいけないのは、これからどうするかだ。
これは殺人をしろというゲーム……誰かが殺しに来るかもしれないんだ。
その時はどうしたら………
私は普通の女の子…なにかスポーツをしてるわけでもない。
体力や力比べで勝てるわけがない。
これは殺人をしろというゲーム……誰かが殺しに来るかもしれないんだ。
その時はどうしたら………
私は普通の女の子…なにかスポーツをしてるわけでもない。
体力や力比べで勝てるわけがない。
「……………そういえば……………」
私は思い出した。
すぐそばに置いてあるバック。
突然渡されたその中にはいろいろ入ってると聞いた。
…………こんな物に……頼らなきゃいけないなんて…………
すぐそばに置いてあるバック。
突然渡されたその中にはいろいろ入ってると聞いた。
…………こんな物に……頼らなきゃいけないなんて…………
私はこんな自分を嘆いていた。
いざという時に何もできない、役に立たない自分。
そんな私が頼るのが、連れてきた奴らに渡されたこのバック。
私は何も考えずに中を見ることにした。
いざという時に何もできない、役に立たない自分。
そんな私が頼るのが、連れてきた奴らに渡されたこのバック。
私は何も考えずに中を見ることにした。
そして一番初めに見てしまったのが……………
「イ、イヤアアアアアアアアアアアアア!!!!」
血濡れの鋸……だった。
「なんで!?なんでこんなのが!!?」
暴走した感情を抑え込もうと必死に理性を働かせたけど、全然ダメだった。
「どうして!なんでこんなに血がついてるの!?」
ただの鋸ならそんなに驚かなかったと思う。
でもこれには、今付いたとしか言いようのない……
真新しい血液が……バックの中に充満していた。
でもこれには、今付いたとしか言いようのない……
真新しい血液が……バックの中に充満していた。
その時だった。
奥の方から、人の走ってくる…………
雑草をかき分けてやってくる音が聞こえてきた。
奥の方から、人の走ってくる…………
雑草をかき分けてやってくる音が聞こえてきた。
なんでここに!?まさかさっきの叫び声で!?
ダメだ!落ち着かないと!
クールに……クールになれ竜宮レナ!ならないと死んじゃうかもしれないんだ!
まだ距離はあったが、音は一直線にこっちに向かってきた。
私はすぐにさっきの鋸を手に取った。
つかむ場所すら血まみれだった。
でも今は!こっちに気を配らないと!
ダメだ!落ち着かないと!
クールに……クールになれ竜宮レナ!ならないと死んじゃうかもしれないんだ!
まだ距離はあったが、音は一直線にこっちに向かってきた。
私はすぐにさっきの鋸を手に取った。
つかむ場所すら血まみれだった。
でも今は!こっちに気を配らないと!
完全にパニックになっていた。
今来ている奴は敵なんだと……本当にそう思っていた。
今来ている奴は敵なんだと……本当にそう思っていた。
足音がすぐ近くになってきた。
私は気配を殺し、鋸に力を入れ、相手が来るのを待った。
私は気配を殺し、鋸に力を入れ、相手が来るのを待った。
そして相手が対面の木々に立ち止った。
休んでるの?………………なら今しか!
暗くて相手は見えなかったけど、どうでもいい!
チャンスは今しかなかった!
休んでるの?………………なら今しか!
暗くて相手は見えなかったけど、どうでもいい!
チャンスは今しかなかった!
相手はまた走り出した。
相手が自分の隠れる木を通った。
その瞬間!私は相手の首に鋸をひっかけ……
力任せに鋸を引っ張った!
相手が自分の隠れる木を通った。
その瞬間!私は相手の首に鋸をひっかけ……
力任せに鋸を引っ張った!
プシャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!
凄まじい音と共に血が吹き荒れた。
凄まじい音と共に血が吹き荒れた。
体が返り血で真っ赤になった……………
相手はそのまま地面に向かって倒れた。
相手はそのまま地面に向かって倒れた。
…………助かったんだ…………
本当にそう思っていた。
私は無意識に死体に目をやってしまった。
そして倒れた相手を見て、私は取り返しのつかない事をしたと直感した。
「ああっ!!そんな!そんな!」
殺した相手は小学生だった。
それに女の子……沙都子ちゃんや梨花ちゃんよりも年下に見えた。
どう……………して……………
本当にそう思っていた。
私は無意識に死体に目をやってしまった。
そして倒れた相手を見て、私は取り返しのつかない事をしたと直感した。
「ああっ!!そんな!そんな!」
殺した相手は小学生だった。
それに女の子……沙都子ちゃんや梨花ちゃんよりも年下に見えた。
どう……………して……………
「バカだ……バカだ…バカだ…私のバカ!!」
なんてことを!どうして走ってきただけの子供を殺したりなんか!!
あの叫び声を心配して来てくれただけかもしれないのに……!
あの叫び声を心配して来てくれただけかもしれないのに……!
「ゴメンナサイ!ゴメンナサイ!ゴメンナサイ!ゴメンナサイ!ゴメンナサイ!」
謝っても無駄だった。そこにあるのは首から血を噴き出した死体しかなかった。
謝っても無駄だった。そこにあるのは首から血を噴き出した死体しかなかった。
こうして私は、とても大きな罪の意識と後悔の懺悔を持ってしまった。
いっそ心がなかったら………死ねるなら………ダメだ!そんなこと考えちゃ!
これが……………私の………………罪なんだから
これが……………私の………………罪なんだから
【A-3 森林地帯 1日目 深夜】
【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に解】
【状態】健康・精神的なショック大・強い強迫観念・全身血まみれ
【装備】鋸(切れ味/多少劣化)@School Days
【道具】支給品一式
【思考】1、何も考えたくない
2、仲間たちに会いたい
基本:死にたいけど死ぬ事はできない
【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に解】
【状態】健康・精神的なショック大・強い強迫観念・全身血まみれ
【装備】鋸(切れ味/多少劣化)@School Days
【道具】支給品一式
【思考】1、何も考えたくない
2、仲間たちに会いたい
基本:死にたいけど死ぬ事はできない
【源静香】@ドラえもん
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