DXセッション
●トレーラー
夏、それは強烈。
強烈に照りつける太陽が色濃く影を作るように、夏の思い出は強く焼き付く。
夏、それは満点。
夏の景色は色鮮やかに、昼は豊かな緑と蝉時雨を、夕暮れは燃えるような赤と蜩の声を、夜は季節の星と鈴虫の声を。
夏、それは儚い。
強く残る思い出は、つまり夏の体感速度は凄まじく早く一瞬であると実感させられて。
始まりは遠く。
思い出の残滓とも言える一枚の写真と、手紙とも言えない紙切れ一枚。
残っていてはいけなかった。
思い出に留めて置かなければいけなかった。
それでも、形として残ってしまったそれは。
思い出を現実へと変換するべく、ありえなかった未来―いま―を紡ぐために。
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
ダブルクロス the 3rd Edition 『かげろう』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
●レギュレーション
日時:7/10&11 22時~26時
ステージ:通常
レギュレーション:初期+60点で作成。Dは一人一つまで。Sロイスはおやつです(セッション中に取りましょう的意味で)
サプリに制限はなし。ただしEA適用者は効果をシートに記載すること。
人数:~5人。6人になったら内容を削る方面で調整。7人になったら二週間レベルに引き伸ばす。
○ハンドアウト
綾乃、司狼、海翔、悠理
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
ちょっぴり変わってしまった世界でも、昨日に似た明日が来る気がしていた。
――そう、この時までは。
高校で放課後をいつものように過ごしていた君達を、突然未知の感覚が包み込む。
学校に残っていたのは偶然か、必然か。
世界を侵食する感覚に、外を見れば、学校の外に出られない生徒たち。
一体何だというのだ。何が起こっているのか。
兎にも角にも、この異変の原因を究明しなければ。
エクセルさん
君がいつも通り過ごしていると、街の一角から不思議な感覚を感じた。
そちらに行ってみれば、どうやら高校で異常現象がまさに起きようとしているらしい。
さて、どうしたものか。
見てみれば不思議な力で隔離され始めているのか、敷地から出れない生徒、敷地に戻れない生徒が見渡せる。
そして君が何気なく手を差し込んでみれば。
君は高校の敷地に入ることが出来た。
――不意に思い出される何かの記憶とともに。
●参加者は書くといい
最終更新:2013年07月09日 23:48