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***その場で全力移動  身を隠せないような場所での銃撃の最中、ライフルが弾切れを起こして弾倉交換の必要が生じたとしましょう。マガジンクリップやガンアクションがあれば迅速に交換できますが、それらが無い場合は1ラウンドを弾倉交換に費やさねばなりません。こうした場合、弾倉交換をするようなラウンドは「たとえその場から動かなくても」全力移動を選択した方がお得なことがあります。全力移動をしているPCへの射撃には-20%の修正が付くからです。全く動かなくても、1mしか動かなくても、全力移動は全力移動なのです。一応ルールはそういうことになっています。  無論、全力移動をすれば状況把握や行為判定にきつい修正がかかります。ですが「このラウンドは弾倉交換できればそれでいいよ」とか「手榴弾の準備できればそれでいいよ」とか「足元に煙幕落とす」といった場合はとりあえず全力移動を選択しておけば被弾する確率が下がるののも事実です。手榴弾の回避や格闘カウンターは成功が覚束なくなりますけど。  またGMによっては「殆ど動かないのなら全力移動なんぞ認めんわー」と判断するかもしれませんが、それはそれでこんなしょーもないことを考えずに済むでしょう。 #もちろん、主戦場に対して完全遮蔽が取れるなら、完全遮蔽を取る方が良い場合も多いでしょう ***とりあえず撃って照準  GDZでは「次ラウンドも継続して同一目標を狙う場合、命中率+20%」という武装が現れました。そして大抵のライフルはこの特性を備えています。そういうわけで「このラウンドは特にやることないけど次のラウンドで殺したい」敵が視界内にいる場合、全力移動でもしながらとりあえず標的に向かってセミ1射でもいいので射撃しておくといいでしょう。次のラウンドで同一目標を狙う際にはめでたく+20%の射撃修正を得られるのです。  にしても「次ラウンドも継続して同一目標を狙う場合、命中率+20%」という特性はGDZから登場したため、どこまでが良くてどこからがダメなのか判断しづらいところです。両手にライフル構えて別々の敵を撃ったり、あるいはセミ3射で3目標を撃った場合、次ラウンドには全ての目標に対して修正を得られるのか? それとも最後に撃った目標にのみ修正が得られるのか? 悩ましいところです。最終的な判断はGMが適当に下してくれることでしょう。「大部分は射撃集中の扱いに準じる」というあたりが無難な気もしますが。 ***全力移動と射撃集中  弾をばらまくのは楽しいですが、すぐに撃つのをこらえて集中した方が良い結果をもたらすこともあるでしょう。というわけで射撃集中ですが、全力移動しながら行うというのも選択の一つです。移動終了地点で射撃集中をすればいいのです。  とはいえ「全力移動しているラウンドに射撃集中なんぞできるか」という意見もありそうですね。このあたりもう少し詳しく見ていきましょう。問題となりそうな記述はP138の「[射撃]を行うまでに、移動する」という箇所ですが、ラウンド進行中のキャラクターは慎重か通常か全力か、どれか一つの移動法を選択しなければなりません。ですので「全力移動していると射撃集中できない」という解釈をすると「慎重移動していると射撃集中できない」も成立してしまうのです。とすれば先述の引用箇所が言うところの「移動」とは、キャラクターの位置が動いたかどうかでしょう。もっともGMが「できるかボケ」と言えばできないのは当然です。 ***投げやりなグレネード攻撃  手榴弾やグレネードは命中させる必要があるとは限りません。有効半径でもそこそこ威力を発揮します。そして有効半径に巻き込むことが目的であれば、判定の成功率はどんなに低くても構わないのです。全力移動しながら投擲しようと問題はありません。そして手榴弾の有効半径ダメージは3D6点、つまりダメージの期待値は10.5点なのでダメージペナルティも見込むことができます。旧版と異なりGDZでは非貫通だとダメペナ表+5なのでそこまで劇的な威力は期待できませんが、牽制としては充分でしょう。敵が回避でもしてくれればそれはそれでもうけものです。というわけでどんなに重火器技能が低いPCであろうと荷物に余裕があるのならグレネードをマウントしておいて損はありません。走りながらぶっぱなすだけでいいのですから。  ただしこの戦術は固いアーマーやヘルメットを着用している相手に対しては威力が随分と低下します。L3A以上のアーマーには防御値があるため、有効半径ではダメージ10点になかなか届きません。そういうわけで「投げやりなグレネード攻撃」を警戒するのであれば適当に防御を固めておきましょう。 ***投げやりな格闘攻撃  格闘も命中させる必要があるとは限りません。格闘を仕掛けられたキャラクターは射撃に-20%の修正を受けるからです。そしてただペナルティを負わせることが目的であれば、成功率はどんなに低くても構わないのです。全力移動しながら格闘しようとも問題はありません(カウンターは食らうかもしれませんが)。敵が回避でもしてくれればそれはそれでもうけものです。  そういうわけでGMは管理下の雑魚に「捨て鉢な特攻攻撃」をさせてみてはいかがでしょうか。わりと嫌がらせになります。
***その場で全力移動  身を隠せないような場所での銃撃の最中、ライフルが弾切れを起こして弾倉交換の必要が生じたとしましょう。マガジンクリップやガンアクションがあれば迅速に交換できますが、それらが無い場合は1ラウンドを弾倉交換に費やさねばなりません。こうした場合、弾倉交換をするようなラウンドは「たとえその場から動かなくても」全力移動を選択した方がお得なことがあります。全力移動をしているPCへの射撃には-20%の修正が付くからです。全く動かなくても、1mしか動かなくても、全力移動は全力移動なのです。一応ルールはそういうことになっています。  無論、全力移動をすれば状況把握や行為判定にきつい修正がかかります。ですが「このラウンドは弾倉交換できればそれでいいよ」とか「手榴弾の準備できればそれでいいよ」とか「足元に煙幕落とす」といった場合はとりあえず全力移動を選択しておけば被弾する確率が下がるののも事実です。手榴弾の回避や格闘カウンターは成功が覚束なくなりますけど。  またGMによっては「殆ど動かないのなら全力移動なんぞ認めんわー」と判断するかもしれませんが、それはそれでこんなしょーもないことを考えずに済むでしょう。 #もちろん、主戦場に対して完全遮蔽が取れるなら、完全遮蔽を取る方が良い場合も多いでしょう ***とりあえず撃って照準  GDZでは「次ラウンドも継続して同一目標を狙う場合、命中率+20%」という武装が現れました。そして大抵のライフルはこの特性を備えています。そういうわけで「このラウンドは特にやることないけど次のラウンドで殺したい」敵が視界内にいる場合、全力移動でもしながらとりあえず標的に向かってセミ1射でもいいので射撃しておくといいでしょう。次のラウンドで同一目標を狙う際にはめでたく+20%の射撃修正を得られるのです。  にしても「次ラウンドも継続して同一目標を狙う場合、命中率+20%」という特性はGDZから登場したため、どこまでが良くてどこからがダメなのか判断しづらいところです。両手にライフル構えて別々の敵を撃ったり、あるいはセミ3射で3目標を撃った場合、次ラウンドには全ての目標に対して修正を得られるのか? それとも最後に撃った目標にのみ修正が得られるのか? 悩ましいところです。最終的な判断はGMが適当に下してくれることでしょう。「大部分は射撃集中の扱いに準じる」というあたりが無難な気もしますが。 ***全力移動と射撃集中  弾をばらまくのは楽しいです。しかしすぐに撃つのをこらえて集中した方が良い結果をもたらすこともあるでしょう。というわけで射撃集中ですが、全力移動しながら行うというのも選択の一つです。移動終了地点で射撃集中をすればいいのです。  とはいえ「全力移動しているラウンドに射撃集中なんぞできるか」という意見もありそうですね。このあたりもう少し詳しく見ていきましょう。問題となりそうな記述はP138の「[射撃]を行うまでに、移動する」という箇所ですが、ラウンド進行中のキャラクターは慎重か通常か全力か、どれか一つの移動法を選択しなければなりません。ですので「全力移動していると射撃集中できない」という解釈をすると「慎重移動していると射撃集中できない」も成立してしまうのです。とすれば先述の引用箇所が言うところの「移動」とは、キャラクターの位置が動いたかどうかでしょう。もっともGMが「できるかボケ」と言えばできないのは当然です。 ***投げやりなグレネード攻撃  手榴弾やグレネードは命中させる必要があるとは限りません。有効半径でもそこそこ威力を発揮します。そして有効半径に巻き込むことが目的であれば、判定の成功率はどんなに低くても構わないのです。全力移動しながら投擲しようと問題はありません。そして手榴弾の有効半径ダメージは3D6点、つまりダメージの期待値は10.5点なのでダメージペナルティも見込むことができます。旧版と異なりGDZでは非貫通だとダメペナ表+5なのでそこまで劇的な威力は期待できませんが、牽制としては充分でしょう。敵が回避でもしてくれればそれはそれでもうけものです。というわけでどんなに重火器技能が低いPCであろうと荷物に余裕があるのならグレネードをマウントしておいて損はありません。走りながらぶっぱなすだけでいいのですから。  ただしこの戦術は固いアーマーやヘルメットを着用している相手に対しては威力が随分と低下します。L3A以上のアーマーには防御値があるため、有効半径ではダメージ10点になかなか届きません。そういうわけで「投げやりなグレネード攻撃」を警戒するのであれば適当に防御を固めておきましょう。 ***投げやりな格闘攻撃  格闘も命中させる必要があるとは限りません。格闘を仕掛けられたキャラクターは射撃に-20%の修正を受けるからです。そしてただペナルティを負わせることが目的であれば、成功率はどんなに低くても構わないのです。全力移動しながら格闘しようとも問題はありません(カウンターは食らうかもしれませんが)。敵が回避でもしてくれればそれはそれでもうけものです。  そういうわけでGMは管理下の雑魚に「捨て鉢な特攻攻撃」をさせてみてはいかがでしょうか。わりと嫌がらせになります。

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