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#contents **作品概要 帝国と連邦という強力な勢力に挟まれた架空の1930年代のヨーロッパの小国・ガリア公国を舞台にした戦記もののシミュレーションゲーム。 2012年5月現在まで三作が発売されており、全て同じ世界観を舞台にした地続きのシリーズだが、PXZに参戦するのはそのうちの3作目のみとなっている。 なお、この3作目は1作目と同じ時間軸の別の出来事を描かれており、ゲーム内世界の時間軸的には2作目が最新である シリーズ全体に共通することだが、小隊規模の戦闘に特化したゲームになっており 「指揮官となって大局的な歴史を体験する」という大河ドラマ路線よりも 「一兵士となって戦場で仲間の絆を確かめ合う」という戦場ドラマ路線が強調されている。 ゲームとしてはストーリーパ-トと戦場パートを交互に繰り返すシミュレーションRPGのスタンダードなスタイルがとられている 戦場パートではTPSのようなアクションゲームの要素にターン制シミュレーションのゲーム性をかけあわせたBLiTZ(ブリッツ)という独自システムが使われている **登場キャラクター ***・クルト・アーヴィング 主人公。 ガリア公国で罪を犯したものが集められた422懲罰部隊「ネームレス」の隊長。20歳。 青年将校で階級は少尉。互いを番号で呼び合うネームレスでのナンバーは7。 エリート士官候補生だったが身に覚えのない罪を着せられ、ネームレスに属することになった。 指揮官としては有能だが他人とコミュニケーションをとるのが苦手な面がある。 また予想できない、納得がいかない事態に遭遇すると癇癪を起すように飴をボリボリと噛む癖がある。 cv:中村悠一 ***・リエラ・マルセリス メインヒロイン。 「ネームレス」隊員で階級は二等兵。ネームレスでの番号はNo.13。21歳。 17歳で義勇兵として軍に入るが、自分が属する部隊はいつも自分以外が全滅するため、 「死神」と忌み嫌われ、行き場所をなくしてネームレスにまで流れ着いた。 古代種族「ヴァルキュリア」の力を受け継いでいるが、物語開始時点ではそれに気づいていない。 好物は牛乳。祖母に「牛乳を飲むと強い子になる」と言われて飲み続けるようになったという。 なお、本作では「ヴァルキュリア」の力に気づいた後の時系列での参戦となる。 cv:遠藤綾 ***・イムカ もう一人のメインヒロイン。 17歳であるがネームレス最古参の隊員で、部隊最強のエースがつけるNo.1の番号を持つ。 ライフルや対戦車槍、白兵戦用の剣を装着した自作の大型武器「ヴァール」を使用する。 故郷を滅ぼした「ヴァルキュリア」を探し出し復讐するために戦場に身を置いているが、その目的以外何も考えずに生きてきた為他者とのコミュニケーション能力が著しく欠落している。 無愛想で口数も少ないが、クルトやリエラとの交流で心を開いていく。 「~ない」という語尾が口癖。キノコ類、ミルク、コーヒーが悲鳴をあげてしまうほど苦手。 cv:浅野真澄 ***・セルベリア・ブレス ガリア公国と敵対する帝国軍の女将校。中部ガリア方面侵攻部隊指揮官で階級は大佐。22歳。 リエラと同じくヴァルキュリア人の末裔であり、長い銀髪と赤い瞳はその血を色濃く受け継いでいる証明である。 幼い頃故郷が帝国の侵攻を受け、その出自から研究機関で実験体とされていた所を皇帝の実子であるマクシミリアンに救われ、忠誠を誓っている。 ヴァルキュリア人の力を自在に発することが出来、圧倒的な戦闘力を有する。反面、料理が趣味という女性らしい一面も。 初代戦場のヴァルキュリアから登場しているキャラクターであり、実質はそちらの登場人物と言えるが、 前述通り「3」は1作目の裏側を描いた作品であるので、ネームレスとも関わってくる。 特にある人物とは彼女自身も気づいていない因縁があり、後に激闘を繰り広げる事になる。 PXZでも原作通り敵としての出演。 cv:大原さやか **その他 -製作スタッフはかつて[[サクラ大戦シリーズ>解説/サクラ大戦シリーズ]]を手がけていた元オーバーワークスの面々。テーマや作風に共通点が指摘されることも多い。 -1930年代のヨーロッパという時代設定だが、これは西暦ではなく「征暦」という架空の紀年法での1930年代であり、我々の世界の20世紀初頭の欧州に良く似た架空の時代(パラレルワールド)という位置づけになっている。 --ただし、ゲーム中に登場する国家・民族・兵器は全てオリジナル設定のもののみであり、これら三つについては現実のヨーロッパと同一のものが一切でてこない。現実のヨーロッパには存在しない民族が作り出した架空の公国の軍隊が、現実のヨーロッパには存在しない帝国と戦うゲームである。 --そのため、サクラ大戦シリーズのような「改変歴史モノ」としての要素がほとんどない。これは逆に言えば、現実のヨーロッパの歴史や国勢について一切知らなくても問題なくプレイ可能ということでもある。 -初めは戦場のヴァルキュリア3ではなく、戦場のヴァルキュリア1が選出される予定だったが、PXZ開発ディレクターの森住惣一郎氏が「1作目の主人公が生身で戦っている姿」がどうしても想像できなかったため、主人公が非常に攻撃的である「3」に変更されたという裏話がTOKYO GAME SHOW 2012におけるpxzイベント「開発者の宴」により明かされた。 --1作目の主人公のウェルキンは戦車長なため「生身で戦う」イメージが弱いのは確かである。ただし、戦車が使えない一部のステージでは歩兵として生身で戦っている。 **シリーズ一覧 -ゲーム --戦場のヴァルキュリア3 (2011 PSP) --戦場のヴァルキュリア3 EXTRA EDITION (2011 PSP) -アニメ --戦場のヴァルキュリア3 誰がための銃瘡 (2011 OVAシリーズ) -漫画 --戦場のヴァルキュリア3 名もなき誓いの花 (漫画:藤沢真行) --戦場のヴァルキュリア3 -赤き運命の戦乙女- (漫画:柘植ミズキ)
#contents **作品概要 征歴という紀年法を使う架空の1930年代のヨーロッパで、帝国と連邦という強力な勢力に挟まれた小国・ガリア公国を舞台にした戦記もののシミュレーションゲーム。 2012年5月現在まで三作が発売されており、全て同じ世界観を舞台にした地続きのシリーズだが、PXZに参戦するのはそのうちの3作目のみとなっている。 なお、この3作目は1作目と同じ時間軸の別の出来事を描かれており、ゲーム内世界の時間軸的には2作目が最新である。 シリーズ全体に共通することだが、小隊規模の戦闘に特化したゲームになっており 「指揮官となって大局的な歴史を体験する」という大河ドラマ路線よりも 「一兵士となって戦場で仲間の絆を確かめ合う」という戦場ドラマ路線が強調されている。 ゲームとしてはストーリーパ-トと戦場パートを交互に繰り返すシミュレーションRPGのスタンダードなスタイルがとられている 戦場パートではTPSのようなアクションゲームの要素にターン制シミュレーションのゲーム性をかけあわせたBLiTZ(ブリッツ)という独自システムが使われている **登場キャラクター ***・クルト・アーヴィング 主人公。 ガリア公国で罪を犯したものが集められた422懲罰部隊「ネームレス」の隊長。20歳。 青年将校で階級は少尉。互いを番号で呼び合うネームレスでのナンバーは7。 エリート士官候補生だったが身に覚えのない罪を着せられ、ネームレスに属することになった。 指揮官としては有能だが他人とコミュニケーションをとるのが苦手な面がある。 また予想できない、納得がいかない事態に遭遇すると癇癪を起すように飴をボリボリと噛む癖がある。 cv:中村悠一 ***・リエラ・マルセリス メインヒロイン。 「ネームレス」隊員で階級は二等兵。ネームレスでの番号はNo.13。21歳。 17歳で義勇兵として軍に入るが、自分が属する部隊はいつも自分以外が全滅するため、 「死神」と忌み嫌われ、行き場所をなくしてネームレスにまで流れ着いた。 古代種族「ヴァルキュリア」の力を受け継いでいるが、物語開始時点ではそれに気づいていない。 好物は牛乳。祖母に「牛乳を飲むと強い子になる」と言われて飲み続けるようになったという。 なお、本作では「ヴァルキュリア」の力に気づいた後の時系列での参戦となる。 cv:遠藤綾 ***・イムカ もう一人のメインヒロイン。 17歳であるがネームレス最古参の隊員で、新入りに空いている番号を適時付けていくネームレスの番号の例外として部隊最強のエースがつけるNo.1の番号を持つ。 ライフルや対戦車槍、白兵戦用の剣を装着した自作の大型武器「ヴァール」を使用する。 故郷を滅ぼした「ヴァルキュリア」を探し出し復讐するために戦場に身を置いているが、その目的以外何も考えずに生きてきた為他者とのコミュニケーション能力が著しく欠落している。 無愛想で口数も少ないが、クルトやリエラとの交流で心を開いていく。 「~ない」という語尾が口癖。キノコ類、ミルク、コーヒーが悲鳴をあげてしまうほど苦手。 cv:浅野真澄 ***・セルベリア・ブレス ガリア公国と敵対する帝国軍の女将校。中部ガリア方面侵攻部隊指揮官で階級は大佐。22歳。 リエラと同じくヴァルキュリア人の末裔であり、長い銀髪と赤い瞳はその血を色濃く受け継いでいる証明である。 幼い頃故郷が帝国の侵攻を受け、その出自から研究機関で実験体とされていた所を皇帝の実子であるマクシミリアンに救われ、忠誠を誓っている。 ヴァルキュリア人の力を自在に発することが出来、圧倒的な戦闘力を有する。反面、料理が趣味という女性らしい一面も。 原作では1の終盤で自爆死している。 初代戦場のヴァルキュリアから登場しているキャラクターであり、実質はそちらの登場人物と言えるが、 前述通り「3」は1作目の裏側を描いた作品であるので、ネームレスとも関わってくる。 特にある人物とは彼女自身も気づいていない因縁があり、後に激闘を繰り広げる事になる。 PXZでも原作通り敵としての出演。 cv:大原さやか **その他 -製作スタッフはかつて[[サクラ大戦シリーズ>解説/サクラ大戦シリーズ]]を手がけていた元オーバーワークスの面々。テーマや作風に共通点が指摘されることも多い。 -1930年代のヨーロッパという時代設定だが、これは西暦ではなく「征暦」という架空の紀年法での1930年代であり、我々の世界の20世紀初頭の欧州に良く似た架空の時代(パラレルワールド)という位置づけになっている。 --ただし、ゲーム中に登場する国家・民族・兵器は全てオリジナル設定のもののみであり、これら三つについては現実のヨーロッパと同一のものが一切でてこない。現実のヨーロッパには存在しない民族が作り出した架空の公国の軍隊が、現実のヨーロッパには存在しない帝国と戦うゲームである。 --そのため、サクラ大戦シリーズのような「改変歴史モノ」としての要素がほとんどない。これは逆に言えば、現実のヨーロッパの歴史や国勢について一切知らなくても問題なくプレイ可能ということでもある。 -初めは戦場のヴァルキュリア3ではなく、戦場のヴァルキュリア1が選出される予定だったが、PXZ開発ディレクターの森住惣一郎氏が「1作目の主人公が生身で戦っている姿」がどうしても想像できなかったため、主人公が非常に攻撃的である「3」に変更されたという裏話がTOKYO GAME SHOW 2012におけるpxzイベント「開発者の宴」により明かされた。 --1作目の主人公のウェルキンは戦車長なため「生身で戦う」イメージが弱いのは確かである。ただし、戦車が使えない一部のステージでは歩兵として生身で戦っている。 **シリーズ一覧 -ゲーム --戦場のヴァルキュリア3 (2011 PSP) --戦場のヴァルキュリア3 EXTRA EDITION (2011 PSP) -アニメ --戦場のヴァルキュリア3 誰がための銃瘡 (2011 OVAシリーズ) -漫画 --戦場のヴァルキュリア3 名もなき誓いの花 (漫画:藤沢真行) --戦場のヴァルキュリア3 -赤き運命の戦乙女- (漫画:柘植ミズキ)

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