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#contents **作品概要 文明開化より五十余年。主人公である大神一郎少尉は海軍からの命令を受け、帝都・東京にある少女歌劇団に配属される。 軍人である大神が何故この様な場所に呼ばれたのか、彼は混乱しつつも劇団の雑用をこなす。 そんな中、突如訪れた緊急事態に大神は歌劇団の真の姿を目撃する。 団員たちは皆、帝都を脅かす脅威と戦う特殊部隊のメンバーだったのである。 蒸気と霊力で動く人型ロボット「霊子甲冑」に搭乗し、魑魅魍魎を殲滅する少女たち。その名は───帝国華撃団! 1996年シリーズ開始の「ドラマチックアドベンチャーゲーム」。 大正時代の軍属という硬めのテーマを取り上げながら、そこにロボットや霊力といった下連味に富んだジュブナイル要素、美少女ヒロインとの恋愛ギャルゲー要素などを混ぜ込み、魅力有る世界観に仕上げた事で人気を呼んだ。 また、実際の声優達による歌劇や、劇場版アニメのような品質の高い映像も反響を呼んだ。 ゲームとしてはマップ探索型のアドベンチャーゲーム部と、ターン制のシミュレーションRPG部が交互に訪れるスタイルをととっており、 アドベンチャーゲーム部の行動で主人公への好感度が上がった部下は、シミュレーションRPG部での戦闘能力が向上するというシステムになっている。 余談だが原作戦闘時は光武というロボットに乗って戦うためスパロボ参戦を望むファンも多いが、原案の広井王子氏は参戦に否定的なスタンスを取っているため絶望視されている。とはいえ今回生身とはいえスパロボメンバーと共演したのでもしかしたら・・・もあり得るかもしれない。 ちなみに光武の全高は大きいものでも4000mm、つまり4mしかないためスパロボに出演できたとしても他ロボットと比べたらとてつもなくサイズが違うことになる(まあその辺りは有耶無耶にされていることが多いが。また、近年の作品でもコードギアスなど4~6mクラスのロボットが問題なく参戦している)。 **登場キャラクター ***・大神 一郎 オオガミ・イチロウ。主人公でありプレイヤーの分身でもある男性。 海軍士官学校を首席卒業する程の有能な軍人。剣術、砲術、霊力等も高い適性を持つ。 明朗快活な快男子であり、仲間からの信頼は厚い。但し、裏を返すと無自覚な八方美人かつ女タラシとも取れる。 歌劇の役割としてはモギリ(お客さんの切符を切る係り)。中には彼目当てで来るお客さんもいるらしい。 帝国華撃団・花組隊長、巴里華撃団・花組隊長を歴任した後、米田一基から帝国華撃団総司令の地位を受け継ぐ。 (今作ではさくらと共に4からの出演) ちなみに、紐育華撃団の隊長・大河新次郎は大神の姉の子供。両者共に大神の姉からシゴキを受けて育ったらしい。 二天一流の使い手で二刀流を得意としている他、軍人としての経歴から拳銃の扱いにも慣れている。 cv:陶山章央 ***・真宮寺 さくら シングウジ・サクラ。「サクラ大戦」「サクラ大戦2」のメインヒロイン。 魔を祓う一族としての特殊な力を持っている。 戦闘能力に優れながら、 表の仕事としての歌劇にも精を出す真面目な女性。 ただし嫉妬深いところもあり、目の前で大神が他の女性にデレデレすると…。 北辰一刀流の使い手で、父の形見である霊剣荒鷹(れいけんあらたか)を振るう。 今作では大神とペアユニットを組み、2での合体技も披露する。 cv:横山智佐 ***・エリカ・フォンティーヌ 「サクラ大戦3」のメインヒロイン。 巴里(パリ)華撃団のメンバー。優しく明るい性格のシスター。強い霊力の持ち主で、特に他人への治癒能力が優れている。 性格はかなりの天然ボケかつドジ。彼女の行動の被害は他人にいろんな意味での危害を加える事もしばしば。根っからの悪人は居ない、という考えを持っており、それが原因で悪人キャラを振り回すが、一方で敬虔なクリスチャンであり、怪人たちには容赦ない。常に太ももに大小2つのサブマシンガンを隠し持っており、戦闘やイベントではマシンガンをぶっ放すトリガーハッピー気味なところも。 cv:日高のり子 ***・ジェミニ・サンライズ 「サクラ大戦V」のメインヒロイン。 紐育(ニューヨーク)華撃団のメンバー。テキサス出身のカウガールだが、拳銃の腕はからきしで、馬上剣術が得意なサムライ被れ。剣術の師匠・ミフネの遺言に従い紐育へ赴く。紐育に行こうとしてサンフランシスコに行ってしまう極度の方向音痴。 ひたすら前向きな元気少女。ポジティブシンキングが行き過ぎてか妄想癖がある。ミフネが彼女に傍から見るとセクハラ発言としか取れない事を言い続けていたため、それを引用してしまい誤解を生む事も。 なお彼女のみ『サクラ大戦V エピソード0』で生身で戦闘を操作することが可能。今作ではその際に使っていた必殺技も披露している。 (ちなみにクリア後の特典として大神・さくら・エリカも操作可能) cv:小林沙苗 ***・シゾー 「サクラ大戦3」に登場する敵役で、サングラスとシルクハットを着用し巨大な鋏を持つウサギの怪人。 鋏で人間を切り裂く事を趣味とする残忍な人物だが、どこか抜けた部分がある。 ウサギ型蒸気獣プレリュードを駆り巴里華撃団に挑む。「ウーサッサッサッサ」という笑い声や語尾に「ピョン」を付けて喋るのが特徴。 余談だが敵キャラとしてはかなりの人気キャラであり、声優達による歌劇にも出演、テーマソングまで作られている。 PXZでももちろん敵キャラとして参戦。しっかりプレリュードも持参している。 cv:高木渉 ***・殺女 アヤメ。 降魔と呼ばれる魑魅魍魎の一体。艶やかな衣装に身を包んだ妖艶な女性の姿をしている。 挑発的で威圧感に溢れた言葉使いをする。 「最強の降魔」を自称し、その戦闘力をもって帝国華撃団と敵対する。 #region(以下ネタバレ注意) その正体は帝国華撃団副司令を務めていた帝国陸軍中尉、藤枝あやめ(フジエダ・アヤメ)。 かつては華撃団の前身である陸軍対降魔部隊の一員だったが、その頃の戦いの際植えつけられていた「種」を発芽させられ降魔・殺女と化し、大神達と戦う事になる。 本人もやがて降魔となる自分を自覚しており、もしもの時には自分を殺してくれるようにと大神に話していた(もちろん大神自身はその事実を知らない)。 厳しさの中に優しさを持ち、華撃団メンバーの精神的支えとなっていた人物で、特に大神からは憧憬の念を抱かれていた。 その為彼女が降魔と化したときの華撃団メンバーの動揺は大きかった。 PXZ初登場時に「またあなたを・・・」みたいなことを言っているが、最後は大神達の手で倒されている。またサクラ大戦2では彼女そっくりの妹も登場する。 シナリオを進めるとあやめ→殺女へと変貌するので特にその正体が隠されているというわけではないのだが(PXZの公式情報にもその事実がすでに記載されてしまっている)、 未プレイ組には確定的ネタバレとなるためこの項では秘匿している。 #endregion PXZでも敵キャラとして参戦。多数の降魔を呼び出し攻撃をしてくる。 cv:折笠愛 **その他 -ゲームの舞台となるのは正確には「'''太正'''」という時代であり、大正時代に似た架空の時代(パラレルワールド)という位置づけ。なお、「サクラ大戦4」の時代設定が太正16年となっている(現実の大正時代は15年まで)。 -2002年に月刊連載が始まった政一九の漫画版は初代『サクラ大戦』のコミカライズだが、2012年現在でもいまだに初代のストーリーが消化しきれていない異例なまでの長期連載となっている。連載長期化にともないTVアニメやスピンオフ漫画をアレンジしたオリジナル設定も増えてきて、原作ゲームとは異なる独自の展開になりつつある。 -大神とジェミニはサクラシリーズの一つであるDSのドラマチックダンジョンで既に競演しているのだが、あのゲームがパラレル扱いなのか、その前の時間軸なのか、今回は初対面扱い。また、この際も光武なしで生身で戦っている。 **シリーズ一覧 -ゲーム --本編シリーズ --サクラ大戦 (1996 SS/DC/Win/PSP/PS2) ---サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~ (1998 SS/DC/Win/PSP) ---サクラ大戦3 ~巴里は燃えているか~ (2001 DC/Win/PS2) ---サクラ大戦4 ~恋せよ乙女~ (2002 /DC/Win) ---サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~ (2005 PS2) --外伝作品 ---サクラ大戦GB 檄・花組入隊! (2000 GBC) ---サクラ大戦GB2 サンダーボルト作戦 (2001 GBC) ---サクラ大戦物語 ~ミステリアス巴里~ (2004 PS2) ---サクラ大戦V EPISODE0 ~荒野のサムライ娘~ (2004 PS2) ---ドラマチックダンジョン サクラ大戦 ~君あるがため~ (2008 DS) --派生作品 ---花組対戦コラムス (1997 SS/AC) ---花組対戦コラムス2 (2000 DC) ---サクラ大戦 蒸気ラジヲショウ (1997 SS) ---サクラ大戦 花組通信 (1997 SS) ---サクラ大戦 帝撃グラフ (1998 SS) ---大神一郎奮闘記 ~サクラ大戦歌謡ショウ「紅蜥蜴」より~ (2000 DC) ---サクラ大戦・キネマトロン 花組メール (2000 DC) ---サクラ大戦オンライン 帝都の長い日々 (2001 DC) ---サクラ大戦オンライン 巴里の優雅な日々 (2001 DC) -アニメ --サクラ大戦 桜華絢爛 (1997-1998 OVAシリーズ) --サクラ大戦 轟華絢爛 (1999-2000 OVAシリーズ) --サクラ大戦TV (2000 TVシリーズ) --サクラ大戦 活動写真 (2001 劇場公開) --サクラ大戦 神崎すみれ 引退記念 す・み・れ (2002 OVA) --サクラ大戦 エコール・ド・巴里 (2003 OVAシリーズ) --サクラ大戦 ル・ヌーヴォー・巴里 (2004-2005 OVAシリーズ) --サクラ大戦 ニューヨーク・紐育 (2007 OVAシリーズ) -漫画 --サクラ大戦漫画版 (作画:政一九) --サクラ大戦ショウ劇場 (作画:奥谷かひろ・都波みなと・政一九) --サクラ大戦奏組 (作画:島田ちえ) -小説 --サクラ大戦 前夜 (著:あかほりさとる) --サクラ大戦 (著:あかほりさとる) --サクラ大戦 巴里前夜 (著:あかほりさとる) --サクラ大戦 轟華絢爛 (著:川崎ヒロユキ) --サクラ大戦 太正恋歌 (著:川崎ヒロユキ) --サクラ大戦 活動写真 (著:川崎ヒロユキ)
#contents **作品概要 文明開化より五十余年。主人公である大神一郎少尉は海軍からの命令を受け、帝都・東京にある少女歌劇団に配属される。 軍人である大神が何故この様な場所に呼ばれたのか、彼は混乱しつつも劇団の雑用をこなす。 そんな中、突如訪れた緊急事態に大神は歌劇団の真の姿を目撃する。 団員たちは皆、帝都を脅かす脅威と戦う特殊部隊のメンバーだったのである。 蒸気と霊力で動く人型ロボット「霊子甲冑」に搭乗し、魑魅魍魎を殲滅する少女たち。その名は───帝国華撃団! 1996年シリーズ開始の「ドラマチックアドベンチャーゲーム」。 大正時代の軍属という硬めのテーマを取り上げながら、そこにロボットや霊力といった下連味に富んだジュブナイル要素、美少女ヒロインとの恋愛ギャルゲー要素などを混ぜ込み、魅力有る世界観に仕上げた事で人気を呼んだ。 また、実際の声優達による歌劇や、劇場版アニメのような品質の高い映像も反響を呼んだ。 ゲームとしてはマップ探索型のアドベンチャーゲーム部と、ターン制のシミュレーションRPG部が交互に訪れるスタイルをととっており、 アドベンチャーゲーム部の行動で主人公への好感度が上がった部下は、シミュレーションRPG部での戦闘能力が向上するというシステムになっている。 余談だが原作戦闘時は光武というロボットに乗って戦うためスパロボ参戦を望むファンも多いが、原案の広井王子氏は参戦に否定的なスタンスを取っているため絶望視されている。とはいえ今回生身とはいえスパロボメンバーと共演したのでもしかしたら・・・もあり得るかもしれない。 ちなみに光武の全高は大きいものでも4000mm、つまり4mしかないためスパロボに出演できたとしても他ロボットと比べたらとてつもなくサイズが違うことになる(まあその辺りは有耶無耶にされていることが多いが。また、近年の作品でもコードギアスなど4~6mクラスのロボットが問題なく参戦している)。 **登場キャラクター ***・大神 一郎 オオガミ・イチロウ。主人公でありプレイヤーの分身でもある男性。 海軍士官学校を首席卒業する程の有能な軍人。剣術、砲術、霊力等も高い適性を持つ。 明朗快活な快男子であり、仲間からの信頼は厚い。但し、裏を返すと無自覚な八方美人かつ女タラシとも取れる。 歌劇の役割としてはモギリ(お客さんの切符を切る係り)。中には彼目当てで来るお客さんもいるらしい。 帝国華撃団・花組隊長、巴里華撃団・花組隊長を歴任した後、米田一基から帝国華撃団総司令の地位を受け継ぐ。 (今作ではさくらと共に4からの出演) 花見が好きなのか、出撃命令で「花見の準備をせよ!」と言い放ったり、体が勝手に動くという理由で女性の入浴をのぞくことも。(クロスゾーン時点のボイス集にも収録) ちなみに、紐育華撃団の隊長・大河新次郎は大神の姉の子供。両者共に大神の姉からシゴキを受けて育ったらしい。 二天一流の使い手で二刀流を得意としている他、軍人としての経歴から拳銃の扱いにも慣れている。 cv:陶山章央 ***・真宮寺 さくら シングウジ・サクラ。「サクラ大戦」「サクラ大戦2」のメインヒロイン。 魔を祓う一族としての特殊な力を持っている。戦闘能力に優れながら、 表の仕事としての歌劇にも精を出す真面目な女性。 初対面した初日の様子から分かる通り、大神に想いを寄せている。 だがそれに関して嫉妬深いところもあり、目の前で大神が他の女性にデレデレすると恐ろしいことになる。 新しく帝劇に入ってくる女性と事前に会っていたという事実だけで嫉妬する。 それは一途さを表しているともいえ、大神の手を自分の胸に当てさせながら言葉で落ち着かせたり、旅に出るという置き手紙を見て追いかけてきた大神を見るなり汽車を非常停止させて大神のもとに飛び降りるなどの大胆な行動に出ることも。 北辰一刀流の使い手で、父の形見である霊剣荒鷹(れいけんあらたか)を振るう。 今作では大神とペアユニットを組み、2でのヒロイン合体技も披露する。 cv:横山智佐 ***・エリカ・フォンティーヌ 「サクラ大戦3」のメインヒロイン。 巴里(パリ)華撃団のメンバー。優しく明るい性格のシスター。強い霊力の持ち主で、特に他人への治癒能力が優れている。 性格はかなりの天然ボケかつドジ。彼女の行動の被害は他人にいろんな意味での危害を加える事もしばしば。根っからの悪人は居ない、という考えを持っており、それが原因で悪人キャラを振り回すが、一方で敬虔なクリスチャンであり、怪人たちには容赦ない。常に太ももに大小2つのサブマシンガンを隠し持っており、戦闘やイベントではマシンガンをぶっ放すトリガーハッピー気味なところも。それが原因で警察に捕まることもしばしば。 彼女を3でヒロインに選択すると、初対面時から大神のことが好きだったという。だがその性格も影響して、夢の中の出来事を現実の出来事と混同し、さくらと対立したり、知らないと言い張る大神に激怒したりと、トラブルを増やしてしまう。 cv:日高のり子 ***・ジェミニ・サンライズ 「サクラ大戦V」のメインヒロイン。 紐育(ニューヨーク)華撃団のメンバー。テキサス出身のカウガールだが、拳銃の腕はからきしで、馬上剣術が得意なサムライ被れ。剣術の師匠・ミフネの遺言に従い紐育へ赴く。紐育に行こうとしてサンフランシスコに行ってしまう極度の方向音痴。 そこで巻き込まれた戦いで、復活したかつて帝都も脅かした敵とその部下を全員倒す活躍を見せた。(エピソード0) ひたすら前向きな元気少女。ポジティブシンキングが行き過ぎてか妄想癖がある。ミフネが彼女に傍から見るとセクハラ発言としか取れない事を言い続けていたため、それを引用してしまい誤解を生む事も。 なお彼女のみ『サクラ大戦V エピソード0』で生身で戦闘を操作することが可能。今作ではその際に使っていた必殺技も披露している。 (ちなみにクリア後の特典として大神・さくら・エリカも操作可能) 心臓が2つあり、もう一つの人格としてジェミニンを宿しているが今作にはAutoスキル(ボイス無)のみの登場。 隊長の大河新次郎を想いを寄せており、今作では彼の不在が寂しいのか、彼のことを妄想することが多い。だが実際には恋人としての行動に移そうとしても恥ずかしいのか実行できていなかった。 cv:小林沙苗 ***・シゾー 「サクラ大戦3」に登場する敵役で、サングラスとシルクハットを着用し巨大な鋏を持つウサギの怪人。 鋏で人間を切り裂く事を趣味とする残忍な人物だが、どこか抜けた部分がある。 ウサギ型蒸気獣プレリュードを駆り巴里華撃団に挑む。「ウーサッサッサッサ」という笑い声や語尾に「ピョン」を付けて喋るのが特徴。 余談だが敵キャラとしてはかなりの人気キャラであり、3では死亡していたが生存していることとなり、声優達による歌劇にも出演、テーマソングまで作られている。 PXZでももちろん敵キャラとして参戦。しっかりプレリュードも持参している。 cv:高木渉 ***・殺女 アヤメ。 降魔と呼ばれる魑魅魍魎の一体。艶やかな衣装に身を包んだ妖艶な女性の姿をしている。 挑発的で威圧感に溢れた言葉使いをする。 「最強の降魔」を自称し、その戦闘力をもって帝国華撃団と敵対する。 #region(以下ネタバレ注意) その正体は帝国華撃団副司令を務めていた帝国陸軍中尉、藤枝あやめ(フジエダ・アヤメ)。 かつては華撃団の前身である陸軍対降魔部隊の一員だったが、その頃の戦いの際植えつけられていた「種」を発芽させられ降魔・殺女と化し、大神達と戦う事になる。 本人もやがて降魔となる自分を自覚しており、もしもの時には自分を殺してくれるようにと大神に話していた(もちろん大神自身はその事実を知らない)。 厳しさの中に優しさを持ち、華撃団メンバーの精神的支えとなっていた人物で、特に大神からは憧憬の念を抱かれていた。 その為彼女が降魔と化したときの華撃団メンバーの動揺は大きかった。 PXZ初登場時に「またあなたを・・・」みたいなことを言っているが、最後は大神もしくは叉丹の手で倒されている。 あやめの指示通りに殺女になるのを阻止するために銃をあやめに撃つか。殺女にトドメを差すか。それにより台詞が少し変わる。どうするかはプレイヤー次第。 またサクラ大戦2では彼女そっくりの妹も登場する。 シナリオを進めるとあやめ→殺女へと変貌するので特にその正体が隠されているというわけではないのだが(PXZの公式情報にもその事実がすでに記載されてしまっている)、 未プレイ組には確定的ネタバレとなるためこの項では秘匿している。 #endregion PXZでも敵キャラとして参戦。多数の降魔を呼び出し攻撃をしてくる。 cv:折笠愛 **その他 -ゲームの舞台となるのは正確には「'''太正'''」という時代であり、大正時代に似た架空の時代(パラレルワールド)という位置づけ。なお、「サクラ大戦4」の時代設定が太正16年となっている(現実の大正時代は15年まで)。 -2002年に月刊連載が始まった政一九の漫画版は初代『サクラ大戦』のコミカライズだが、2013年現在でもいまだに初代のストーリーが消化しきれていない異例なまでの長期連載となっている。連載長期化にともないTVアニメやスピンオフ漫画をアレンジしたオリジナル設定も増えてきて、原作ゲームとは異なる独自の展開になりつつある。 -大神とジェミニはサクラシリーズの一つであるDSのドラマチックダンジョンで既に競演しているのだが、あのゲームがパラレル扱いなのか、その前の時間軸なのか、今回は初対面扱い。また、この際も光武なしで生身で戦っている。 -原作では大神のヒロイン(恋人)は13人の中から選ぶか、誰も選ばないの14通りあるが、今作ではさくらがヒロインとして参戦し、ヒロイン時限定の合体攻撃をイベントや複数技で披露する。 **シリーズ一覧 -ゲーム --本編シリーズ --サクラ大戦 (1996 SS/DC/Win/PSP/PS2) ---サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~ (1998 SS/DC/Win/PSP) ---サクラ大戦3 ~巴里は燃えているか~ (2001 DC/Win/PS2) ---サクラ大戦4 ~恋せよ乙女~ (2002 /DC/Win) ---サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~ (2005 PS2) --外伝作品 ---サクラ大戦GB 檄・花組入隊! (2000 GBC) ---サクラ大戦GB2 サンダーボルト作戦 (2001 GBC) ---サクラ大戦物語 ~ミステリアス巴里~ (2004 PS2) ---サクラ大戦V EPISODE0 ~荒野のサムライ娘~ (2004 PS2) ---ドラマチックダンジョン サクラ大戦 ~君あるがため~ (2008 DS) --派生作品 ---花組対戦コラムス (1997 SS/AC) ---花組対戦コラムス2 (2000 DC) ---サクラ大戦 蒸気ラジヲショウ (1997 SS) ---サクラ大戦 花組通信 (1997 SS) ---サクラ大戦 帝撃グラフ (1998 SS) ---大神一郎奮闘記 ~サクラ大戦歌謡ショウ「紅蜥蜴」より~ (2000 DC) ---サクラ大戦・キネマトロン 花組メール (2000 DC) ---サクラ大戦オンライン 帝都の長い日々 (2001 DC) ---サクラ大戦オンライン 巴里の優雅な日々 (2001 DC) -アニメ --サクラ大戦 桜華絢爛 (1997-1998 OVAシリーズ) --サクラ大戦 轟華絢爛 (1999-2000 OVAシリーズ) --サクラ大戦TV (2000 TVシリーズ) --サクラ大戦 活動写真 (2001 劇場公開) --サクラ大戦 神崎すみれ 引退記念 す・み・れ (2002 OVA) --サクラ大戦 エコール・ド・巴里 (2003 OVAシリーズ) --サクラ大戦 ル・ヌーヴォー・巴里 (2004-2005 OVAシリーズ) --サクラ大戦 ニューヨーク・紐育 (2007 OVAシリーズ) -漫画 --サクラ大戦漫画版 (作画:政一九) --サクラ大戦ショウ劇場 (作画:奥谷かひろ・都波みなと・政一九) --サクラ大戦奏組 (作画:島田ちえ) -小説 --サクラ大戦 前夜 (著:あかほりさとる) --サクラ大戦 (著:あかほりさとる) --サクラ大戦 巴里前夜 (著:あかほりさとる) --サクラ大戦 轟華絢爛 (著:川崎ヒロユキ) --サクラ大戦 太正恋歌 (著:川崎ヒロユキ) --サクラ大戦 活動写真 (著:川崎ヒロユキ)

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