「361-380」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

361-380」(2012/03/11 (日) 17:55:37) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

**キーワード -糸電話 -食い倒れプランス -薬用リップ -「承知しました」 -臍 -赤の広場 -東京特許許可曲 -五七五七七 -クラムボン -保育士 -マッチョマン -プラハの春 -決闘 -ハンサモヒーロー現る! -豆電球 -キミの瞳に乾杯 -蝶ネクタイ -竹ぼうき -ヒゲダンス -サインはV **作品紹介 早朝、予定通りに起床して、私はベットから這い出た。 今日も朝の日課をこなそうと、竹ぼうきを手に取り掃除のために玄関へと向かう。 それが、そもそもの間違いだとは、気づかないままに。 「貴女をさらいにきました」 と、玄関先で彼は言った。空は紫色に曇り、道中に人影はない。 私は驚きで声が出せない。なぜなら目の前にたたずむ彼の頭が、豆電球だったから。 「プラハの春」 彼は私を奇妙な名で呼ぶ。 「いまこそ、貴女という革命が町に吹き荒れるときだ」 豆電球は私の手をひいて、紫色の世界へ飛び出し、歌った。 「不思議の町へようこそ! プラハ!」 町に隠れ住む奇妙な人々。主人公プラハ(名前変更可)は、町を抜け出すために日々を奔走する。 「あなたは一体、なんなの?」 「僕は糸電話であり、君の臍であり、赤の広場さ」 「貴女のために生きている。僕は貴女のための人形」 豆電球はうそつき。なにも信じてはいけない。 「俺のプラハ! 可愛いプラハ! 俺はきみの恋人さ!」 「さあ好きなだけ俺に甘えるといい! 俺は何でも出来るから!」 食い倒れプランスはいつも陽気。罠へだって意気揚々と進む。 「忘れたんですか? 前も説明しましたよね? 前も前もその前も!!」 「思い出せないんですか? あんなに好きだと言ってくれたじゃないですか!!」 蝶ネクタイは憤怒に燃えている。誰も彼の笑顔をみたことがない。 「ああ、ああ、ああ、ああああ、ああ」 「 み つ   け 、  た   、あ 君、ああ君君」 クラムボンは空ばかり見ている。『正体はよくわからない』。 「俺は保育士。哀れなお前に忠告だ。彼らの言葉を聴いてはいけない」 「ばか。だから言っただろう。俺はあまり役にたたんぞ…。それでも良いならついて来い」 保育士は主人公が嫌いだと言い募る。憎しみを抱いて生きている。 帰るために何をするべきか、ここでは誰も教えてくれない。 主人公が途方にくれる中、突如として町に流れだしたオルゴールの音色。 それは、『彼ら』の開演の合図だった。 「さあ! 始まるよ! 東京特許許可曲が始まるよ!」 そっくりの顔をした2人組を連れて、豆電球が主人公の前に現れる。 「やあやあ! ボクはヒゲダンス! ハンサモヒーロー現る! あらわるっ!」 「おやおや! ボクは五七五七七! キミの瞳に乾杯! かんぱいっ!」 豆電球は主人公に薬用リップを手渡すと言った。 「プラハ、革命の春よ。分かるね? サインはV、だ」 もしかしたら、これで帰れるのかもしれない。サインは、V。 淡い期待を抱き、主人公は教えられたままに言葉を唱えてしまう。 それが、更なる間違いだとは、気づかないままに。 「承知しました。プラハ」 豆電球が笑う。マッチョマンは貴女を認めるようですよ、と意味の分からない一言を添えて。 「貴女にはこれから、この町の住人達と決闘をしてもらいます」 主人公の頭に、いつか聞いた保育士の言葉が蘇る。 ―――彼らの言葉を聴いてはいけない もう、何もかもが遅い。主人公の手から、握りこんでいた薬用リップが滑り落ちた。 「詐欺師の町へようこそ! 革命の春! プラハ!」 ■ いったいぜんたいどういうことだってばよADV ■ 『 ヤマ○キ春の誘拐祭り ~ポイント溜めても何も無い~ 』 ■ 2012年3月10日 発売予定詐欺 **派生など [[361-380派生など]] この作品への感想等はこちらへ #comment

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: