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期末テスト……それは学生にとって悪夢のような日である。学校によっては一日で全て終わらせる所もあれば、二日かけて行う所もある。まどかたちの通う見滝原中学校は一日で行う事になっている。そう、明日一日で……。

「まどか、明日は何……?」
さやかが訊いた。
「明日?明日はタッくんの誕生日だけど?」
「知らないよ!あんたたまに天然な一面あるよ!」
「さやか……、まどかにそんなに怒鳴らないで。」
ほむらが言った。
「これ怒鳴ってるんじゃない!ツッコんでんの!」
「……同じよ。」
「いや全然違うから!……そんな事はどうでもいいよ。明日期末テストだよ!」
「「ーッ!!」」
「知らなかったのかよ!」
「まぁいいわ。私は今回のテスト範囲なら何度も授業を受けた。」
「……その魔法、便利だな……。」
「私は大丈夫だけど、心配なのはまどかよ。」
「あたしは!?」
「でもほむらちゃん、私、どうやって勉強したらいいかわかんないよ。」
「スルーかよ……。」
「それなら私に考えがあるわ。今日の放課後に巴マミの家に行きましょう。
私と巴さんの二人でまどかに教えればなんとかなるはずよ。」
「ほむらちゃん、ありがとう!」
「それで?あたしは誰に教えてもらえばいいのかな?」


帰り道。
「私が繰り返した時間軸の中にも、皆で勉強をした事があったわ。」
「そうなんだ。どんな事をしたの?」
まどかが訊いた。
「パスタの巻き方を教えていたわ。」
「勉強どこいった!?」


「おっじゃまっしまーす!」
マミのマンションについた。さやかが一番に入っていく。
「美樹さん、いらっしゃい。」
奥からマミの声が聞こえる。
「さやかじゃん。よく来たな!」
「杏子!?何であんたがここにいるのよ!?だいたいここあんたの家じゃないでしょ!?」
「あら、言ってなかったかしら?今は私と佐倉さんとゆまちゃんの三人で暮らしているのよ。」
マミが答える。
「そうだったんだ……。」
「ゆまは今、友達と遊んでるけどな。」
「さて、そろそろ始めましょうか。」
「え、でもまどk「ここにいるわ。」
「うおっ!いつの間に……。」
「魔法少女ということを忘れないで。」
「完全に忘れてたよ……。」
実は三話にして初めて魔法を使った瞬間である。

「少数を含む連立方程式は10や100をかけて整数にしてから解くのよ。」
「なるほどねほむらちゃん、分かりやすいよ!」
「やべぇ、全然わかんねぇ……!」
隣では杏子が頭を抱えている。
「杏子ちゃん、学校行ってないのにね……。」
まどかが呆れたように言った。
「そういえばマミさんって今年受験ですよね?」
さやかが訊いた。
「…………………。」
マミの笑顔が一瞬にして凍り付いた。

それから一週間ほどの間、マミは魔女狩りに参加しなかった……。